西の魔女が死んだ

映画「西の魔女が死んだ」を見ました。
もちろんamazonプライムビデオで。＾＾；

この映画を見るのはたぶん２回目。
もう何年も前、当時私が好きだった女性モデルさんが
この映画の原作の小説を読んでいると言っていので
興味を持ち、見たことがあったんです。
確か、旦那も一緒に見たのだけど、
旦那は途中で、というか結構序盤で寝てしまい・・
私は取り残されたような思いで
１人で見たというのを覚えています。
けど、その当時はこの映画をそれほど良くは
思えなくて、
というか見る前の期待が大きすぎたのか、
私の中では「もう一度見たい」と思える映画としては
残ってはいませんでした。
でも、今回、amazonプライムビデオのラインナップに
あったので
「雰囲気は良かったのは覚えてるんだけどなぁ」という
感じで何気なく見てみたら・・

マジで良かった。＾＾；

なんだろう。
まったく飽きずに最後まで見れてしまいました。
話にほとんど抑揚はないのですが、
なんだかずっと「おばあちゃん」の生活をこのまま
見ていたい、そして私にもこんなおばあちゃんがいたら
どんなに幸せだっただろうと思いながら見ていました。
「まい」の迷いや怒りに静かに静かに語りかけるおばあちゃん。
そのおばあちゃんの言葉を
私も一つ一つ食い入るように聞きました。
こんな森の中で、
こんな素敵な生活ができたらどんなにいいだろうとも思いました。
いや、違うな。
ここに「おばあちゃん」がいるから、
そのおばあちゃんとこんな生活がしたいと思うのかもしれません。

悩んだ時、迷った時、不安な時、
おばあちゃんに会いに行って、
おばあちゃんはいつでも優しく迎え入れてくれて、
温かいハーブティを入れてくれて、
おばあちゃんに話を聞いてもらう。
「ＳＡＲＡは充分頑張っていますよ。」と
おばあちゃんは優しく言ってくれそう。
そんなことを思いながら見ていたら自然に涙が出てきました。
クライマックスはもっともっと号泣しました。
けど、死ぬのがちょっとだけ怖くなくなりました。

ＤＶＤで持っていたい！とamazon見たら
結構したので躊躇しちゃいましたが。＾＾；

でもホントにいい映画でした。
もう一度見れて良かった。
そして私もおばあちゃんのような生活がしたいと思ったのでした。
あ、物質的な意味じゃなくて。
物質的には無理なので。＾＾；
精神的な意味でですが。