SARAのブログ

日々のことあれこれ

1人で楽しむ

2019-02-06 09:24:06 | つぶやき
お正月から1ヶ月が経った。
去年は暮れの暮れまで
「一体この忙しい生活はいつまで続くんだ」と
思っていたが、
新年明けて、最初の日曜日に一件予定があった以外は
これと言った用事も入らず、
義母からの呼び出しもなく、
(つい先週に一度だけあったが)
比較的のんびりと過ごせている。

最近は、
時間があるとドラマばかり見ている。
いろんなドラマをちょこちょこつまみ食いしながらも
ここでも言っていた「神様、もう一度だけ」という
深キョンの昔のドラマを昨日までに8話まで見た。

そして今日はまたつまみ食い。
先日逮捕された俳優さんが出ていたドラマを
また見たくなってさっきまで見ていた。
「書店員ミチルの身の上話」というドラマだ。
これはNHKでやっていたドラマなのだけど
面白くも、途中ちょっと猟奇的な展開になり
しかし最後の最後まで楽しめた、という印象の
ドラマだった。
昔、若い頃に好きだったドラマのDVDも
少しづつ買い集めたいという気持ちがあるが、
ここ10年以内のドラマでDVDを買うとしたら
このドラマも候補に上がる。
当時も夢中になって見ていたが
このドラマは何度見ても何故かとても夢中になれる。



義母は先日行った時にも
「毎日やることがない・・」と言っていた。
義母はことあるごとに亡くなった義父のことを
ちょっと馬鹿にするように
「あの人は友達がいなかったからね」と良く言っていた。
「私はあの人(義父)とは違って友達や知り合いがたくさんいる」
「友達同士で旅行にもたくさん行った」
「あの人(義父)ももっといろんな所へ行けば良かったのに。
趣味も何もなかった。」
と。
特に義父に「友達がいなかった」はとにかく連発していた。
そして自分はたくさんの人とつきあってきたし、つきあっている、
と。
しかしそれなら
じゃあ今なんでそんなに毎日やることがないやることがないと
言っているのかと思う。
義母は確かに腰も曲がり直立して長くは歩けないので
押し車を押してでないと外を歩くことはできない。
しかしそうして歩いて行ける範囲の、近くの団地にも
知り合いはいるようだし(去年は義実家の年賀状を私が出したので
知っている)
そんなにたくさん友達がいるのなら、
自力で歩けたり、移動手段があり義母の家まで来れる友達
だっているはずだ。
電話して遊びに来てもらうことだってできるだろう。
しかし誰かが遊びに来たなんて話も滅多に聞かない。
義母は「自分には友達がたくさんいる」と決して嘘をついて
いるわけではないだろうが
確かに知り合いはたくさんいても
お互い家を行き来するような親しい関係でもないのではと
思う。

義父の肩を持つわけではないが
義母が馬鹿にするほど義父は面白味のない生活を
していたと私は思っていない。
義父は夜遅くまでテレビを見ていた、と義母が良く言っていた。
スポーツを見るのも好きだったし
クイズ番組やお笑い番組を見たりするのも好きだったと。
芸人さんのことにも詳しくて
「この人はいい大学を出ているんだよとか
そういうことを良く知っていた」と義母は言っていた。
義父は人にちゃんと興味があったのだ。
健康のことにも興味があり、そういうテレビ番組も
良く見ていたらしい。
もともとは義母が1人でやっていた畑も
義父は仕事を辞めてからは一緒にやり始め、
義母が「もう畑を返そうか」(人に借りてる畑だったので)
と言っても義父は「100歳までやりたいから返さないで」
と言っていたらしい。
それくらい夢中になっていたのではないだろうか。
亡くなる直前まで新しい苗を植えていた。
確かに義父は義母の言うとおり、
人つきあいは得意ではなく、
誰かと一緒に出歩くことは少なかったかもしれない。
が、仕事を辞めて家にいるようになってからも、
今の義母よりは恐らく充実していたのではないかと思う。
思うのだけど、
本当に義母にたくさんの友達がいるのなら
例えば義母の友達が「息子の車で今度梅を見に行くんだけど
あなた一緒に行かない?」と言ってくれたので
一緒に行ってきた、だとか
そういう機会だってあっておかしくないのに
そんな話も一切聞いたこともない。
いくら知り合いがたくさんいると言ったって
結局は誰とも出かけてもいないし誰も家に遊びに来たりもしない。
いや、それが悪いということじゃない。
そうじゃなくて
義母の話は嘘ではないのだけど
いつもちょっとづつ誇張されているのかなと思った。

あまりにも私と会うごとに
義父のことをちょっと馬鹿にするような
言い方をしていたので
「(人づきあいの好きな)お義母さんはお義母さんで
それでいいんだと思うよ。
で、お義父さんはお義父さんで好きなことがあって
それは性格の違いなだけであって
お義父さんはお義父さんで楽しんでいたんじゃないかな。」
と言ったことがあった。
そう言えばそれを言ったからかな、
最近はあまり義父のことを悪く言うことも
少なくなったような気もしないでもない。


私は一人が大好きだ。
旦那の休みは週に一日だけで
あとの6日間はほとんど一人で過ごしている。
だけど、それを苦に思ったことがほとんどない。
しかしそれは旦那が必ず夜には帰ってくるということと
週に一日でも必ず一緒に過ごしてくれる人がいる上で
成り立っているだけで
旦那がいなくなり、完全に1人になったら
私だってどうなるかはわからない。
だけど、
何かの都合で旦那が2週間に一度の休みになったとしても
恐らく私は過ごすに困らないと思う。
大したことはしていないが
日々どこか綺麗にしたり、洗濯したり、ネットを見たり、
ドラマや映画を見たり、こうしてブログを書いたり、
ただただ自分の本音を吐き出したくて
PCで文章を打ったり、家にいるのがちょっと息苦しく
感じたら外に散歩に出て・・・
そんなんで何日でも過ごしていける。
それにもしお義母さんのようにお金をたくさん持っていたなら
さきほど言っていたようなもう一度見たいドラマや映画の
DVDも迷わず買うだろうし、
amazonプライムでレンタルして見たいドラマも数本あるし
amazonプライムで見れない局のオンデマンドだって
契約して次から次へと昔のドラマだって見てみたい。
ここでも以前言っていたが
子供の頃に見ていた漫画でどうしても手に入らない漫画が
あるのだけど
それだって正確に言えばめちゃくちゃ高いお金を出せば
買える。
私が今のお義母さんの立場だったら
そんなものを片っ端から手に入れて楽しむと思う。
いや、本当の完全な一人になったらそんなことをしていても
時には苦しくなる時も来るだろう。
そういう時もまったくなく、1人で楽しんで生きていけるとは
私だって思っていない。
だけど少なくとも今のお義母さんよりは
1人で楽しく過ごせる自信はある。


コメント
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