★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●新刊情報

2023-10-17 09:35:26 | 新刊情報



<新刊情報>




書名:古楽夜話~古楽を楽しむための60のエピソード~

著者:那須田務

発行:音楽之友社

 「著名古楽作品の誕生の背景にはこんなシーン(出来事)があった?!」「バッハ以前にもこんなに面白い作曲家がいた!」。中世・ルネサンス~バロックの主要作品を網羅した、楽しく読める「古楽・バロック音楽入門」。「レコード芸術」人気連載の書籍化。「古楽は面白そうだけれど、音楽史の勉強のようでどうも堅苦しい」、「どれを聴いても同じように聴こえてしまう」、「歴史小説やエッセイはよく読むし、古い絵画にも関心はあるけれど、音楽に結びつかない」。そうした音楽ファンに向けて、古楽をもっとリアルな生きたものとして紹介。実際のエピソードをもとに創作した「ある一夜の空想のシーン」から各話を開始し、著者ならではのわかりやすい言葉で優しく語りかける「古楽・バロック音楽入門」。古楽が苦手な音楽ファンにも手に取りやすく、中世・ルネサンス~バロック期の主要作曲家が網羅されているので、「古楽作曲家・作品事典」としても最適な一冊。


書名:音楽 地の塩となりて

著者:村上陽一郎

発行:平凡社

 自分に従う人は、世の光でもあり、塩でもある(旧約聖書)。音楽は常に人生の傍にあった──。科学史家にしてチェリストの著者がその音楽遍歴を綴る、珠玉のエッセイ集。


書名:指先から旅をする

著者:藤田真央

発行:平凡社(発売:2023年12月6日)

 24歳にして「世界のMAO」に―規格外の天才ピアニスト、待望の初著作。20か国・100都市。世界が彼のピアノに恋をした。クラシック・シーンを更新し続ける24歳が綴った、2年間の全記録。2019年、弱冠20歳で世界3大ピアノコンクールのひとつ、「チャイコフスキー国際コンクール」で第2位入賞。以降、世界のマエストロからラブコールを受け、数々の名門オーケストラとの共演を実現させてきた藤田真央。現在はベルリンに拠点を移し、ヴェルビエ音楽祭、ルツェルン音楽祭といった欧州最高峰の舞台で観客を熱狂させている。【目次】 第1部 世界を語る(語り下ろし)1.この音にすべてを捧げたい 2.わたしの人生の節目には、モーツァルトが現れる 3."ポリーニ以来"と評された一夜 4.都響は特別な存在 5.わたしの音楽は、あのレッスン室で培われた 6.ジャンパー・マオ 7.真夏の音楽祭 8.そのアクセントが、演奏を進化させる 9.プログラムづくりから広がる世界 10.亡き恩師・野島稔先生のレパートリーを 11.モーツァルトが楽譜に残した"手がかり" 第2部 世界を綴る(エッセイ) 1.Toi toi toi! 2.幻となったピアノ・デュオ 3.憧れの赤絨毯 4.ミラノのペペロンチーノが教えてくれたこと 5.シャイーとのヨーロッパツアー 6.後世に生きる者が奏でる音楽 7.ピアニストが振るうタクト 対談 恩田陸×藤田真央 インタビュー 言葉と音楽


書名:聴かずぎらいのための 吹奏楽入門

著者:漆畑奈月、小室敬幸

発行:アルテスパブリッシング

 吹奏楽の魅力を語り尽くす画期的なガイド誕生。楽器を演らない音楽好きにもアピールする吹奏楽の魅力を全力で語り尽す。全国で演奏され親しまれてきた50曲を厳選し、輸入(海外)編と国産(日本)編に分けて紹介。ホルスト、リード、兼田敏などの定番曲から、ティケリ、ジョン・マッキー、挾間美帆の最新作まで、作曲家の特徴やプロフィール、曲の聴きどころ/吹きどころ、コンクールでの位置づけなどを徹底的に掘り下げる。軍楽隊として日本に入ってきた吹奏楽が、部活動として定着するまでの歴史もたどり、CDガイドとコラム、索引、さらにプレイリストも充実。吹奏楽を心から愛してやまない漆畑奈月とジャンルをまたいで活躍する音楽ライター小室敬幸が、熱く、濃く、深く語り下ろす、画期的な吹奏楽ガイドの登場。
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