★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-05-29 10:03:07 | コンサート情報



<コンサート情報>



~久保田 巧 ヴァイオリンは歌う Vol.4 続・オペラの愉しみ~

ウェーバー:オペラ「魔弾の射手」Op.77より
         アガーテのアリア〈まどろみが近寄るように…静かに、清らかな〉
チャイコフスキー:オペラ「エフゲニー・オネーギン」Op.24より〈手紙のアリア〉
         「なつかしい土地の思い出」より〈瞑想曲〉Op.42-1
         ワルツ・スケルツォ ハ長調 Op.34
ほか

ヴァイオリン:久保田 巧

ピアノ:河原忠之

会場:トッパンホール

日時:2024年6月16日(日) 午後3時

 ヴァイオリンの久保田 巧(1959年生まれ)は、東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ディプロマ・コースに進む。大学在学中にウィーンに留学し、ウィーン国立音楽大学を卒業。ウィーンではヴォルフガング・シュナイダーハン(1915年―2002年)に師事。1984年日本でリサイタル・デビュー。1982年第1回「ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクール」第2位。1983年「フリッツ・クライスラー国際コンクール」第2位。第3回「ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクール」第1位。1984年「カール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクール」第3位。1984年「ミュンヘン国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門第1位(日本人としては初)。1987年からサイトウ・キネン・オーケストラ、1990年から水戸室内管弦楽団、2014年から弦楽四重奏団「前橋汀子カルテット」に参加。

 ピアノの河原忠之は、国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。1991年イタリア留学。アルド・プロッティ、マリア・カルボーネのもとでオペラの研鑽を積み、1993年帰国。2006年には指揮者デビューを果たす。2010年、自身が主宰するGruppo Kappa Opera第1回旗揚げ公演「ヘンゼルとグレーテル」を行い、各方面からの高い評価を獲得。2011年6月には、いずみホール(大阪)で行われたグルックの「オルフェオとエウリディーチェ」において、指揮およびピアノを担当。同年秋にはエマニュエル・パユとの共演で好評を博した。現在、国立音楽大学及び大学院教授、新国立劇場オペラ研修所シニアコレペティトゥア。藤原歌劇団団員。イタリア・ミラノ在住。
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