★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-05-27 10:07:07 | コンサート情報



<コンサート情報>



~石川 静 ヴァイオリン・リサイタル~

シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 D384
スメタナ:ヴァイオリンとピアノのための二重奏 「わが故郷より」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
ほか

ヴァイオリン:石川 静

ピアノ:ルカーシュ・クランスキー

会場:王子ホール

日時:2024年6月15日(土) 午後3時

 ヴァイオリンの石川 静(1954年生まれ)は、東京都出身。4歳からヴァイオリンを始める。鈴木鎮一に師事し、その後鷲見三郎に師事する。小学校6年生の1966年「全日本学生音楽コンクール」東京大会、全国大会で第1位。1970年チェコスロバキアに留学し、プラハ音楽芸術アカデミーで学ぶ。巨匠ダビッド・オイストラフが石川 静の将来の成功の折り紙を付けたという。14歳でプラハの「国際ラジオコンクール」で優勝。1972年「ヴィニアフスキー国際コンクール」で第2位を獲得し、世界的に注目される。翌1973年にチェコ・フィルと共演してデビューを果たし、高い評価を得る。1974年同アカデミーを卒業。1976年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」第5位入賞。チェコスロバキア音楽祭でチェコ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストを務め、日本デビューを飾る。1977年「芸術選奨新人賞」受賞。1979年第1回「フリッツ・クライスラー国際コンクール」第3位入賞。1997年からは、チェコの名門「クーベリック・トリオ」のメンバーとして室内楽でも活躍している。録音にも力を注ぎ、40タイトル以上も収録し、スプラフォンから発売されたミスリヴェチェクのヴァイオリン協奏曲全8曲集でゴールデンディスク賞を受賞。また、“プラハの春”国際コンクール、コチアン国際コンクールなどの国際コンクールの審査員も務める。現在、プラハに在住し、ヨーロッパ、日本で演奏活動を行っている。エリザベト音楽大学客員教授。

 ピアノのルカーシュ・クラーンスキーは、現在もっとも有望なチェコの若手の一人として幅広く活躍しているピアニスト。作曲家&音楽監督の祖父、ピアニストの父という恵まれた環境に生まれる。5歳よりプラハ市立音楽学校でピアノを習い始め、プラハ音楽院ならびにプラハ芸術アカデミーで研鑽を積み、博士課程を修了。「アグロポリ国際ピアノコンクール」「ダルムシュタットショパン国際コンクール」など数々の国際コンクールを制覇し、ロプコヴィッツピアノ三重奏団のメンバーとしても「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」で優勝。これまでにプラハの春音楽祭、ベルリン・コンツェルトハウスをはじめヨーロッパ各地のステージに出演。最近は指揮者としても活動を開始し、自ら弾き振りでオーケストラとピアノ協奏曲を共演するなど、幅広い分野で才能を発揮している。

【石川 静リサイタル with ルカーシュ・クランスキー公演】

広島公演 6月13日(木) エリザベト音大 ザビエルホール
延岡公演 6月17日(月) 野口遵記念館ホール
宮崎公演 6月19日(水) 市民文化ホール イベントホール
都城公演 6月20日(木) ウェルネス交流プラザ ムジカホール
飯田公演 6月22日(土) サロン・ド・タツ
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