竹の子入り炒り鶏 + 竹のはなし

2006年04月26日 | Weblog


竹の子が続々出てきています。いま出てきているのは孟宗竹です。夏になってから出るのは細い真竹です。どちらも食べられますが、春にさんざん孟宗竹のボリュームのある竹の子を食べた後だし、真竹の竹の子は硬いので、あまり食べません。

「たけのこ」のことを「筍」と書いたり「竹の子」と書いたりします。「たまご」も「卵」だったり「玉子」と書いたりしますが、この玉子の場合は料理に関していう場合だそうです。食べ物ですから、ほとんど「玉子」と表現できそうですが、主に店頭の卵の名札にくらいしか使われていませんね。

竹の子をみそ汁に入れたり、天ぷらにしたり、煮物にしたりしてもらって食べています。まだ出はじめなので、とても柔らかです。その料理のひとつ竹の子入り「炒り鶏」を作ってもらいました。

         

コンニャク、ニンジン、レンコン、油揚げなどが鶏と一緒に入っています。もりろん竹の子も入っています。これがちょっと油が入りおいしいんですよ。もちろん竹の子が入らなくても出来ますが、旬のものを入れていただくのもなかなかよろしいです。(なんか、料理番組の先生のような口調になりそう )

竹は、とても時間がありませんから、竹製品を作るとまでは行けませんが、それなりに利用しています。細い真竹は豆の手、あるいはちょっとした杭の代わりなどに、太い孟宗は利用はほとんどしませんが、細く板状に割ればトンネルの骨の代わりにも使えます。もっと細く割り、串にして目印やネットなどの端を土に固定させるというような道具として使うこともあります。

        

これは太い孟宗(もうそう)竹です。太いものになると直径20cmくらいになり、かなり肉厚になります。高さも20mくらいになりますので、伐採も楽ではありません。チェーンソーは使いません。刃が切れなくなってしまうからです。専用のチェーンは売っていますが、私は持っていません。

竹は放っておいても、どんどん育つし、植林の手間も要らないので、どんどん伐採し利用できますから、パルプの原料に良さそうに思っていますが、使わないところを見ると、何か決定的な不向きなことがあるのかなと思います。もし、これが可能なら木材の伐採がかなり防げるように思うのですが。ある製紙会社にメールを出してみましたが、回答は得られませんでした。

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