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ブルーベリー 3

2005年08月06日 | Weblog
毎日、一株の木からこの程度とれます。

このブルーベリーは、何の手入れもしなくても、たま~~に芯食い虫が付くくらいで、あまり害虫にやられることはほとんどないし、木の高さはせいぜい背丈ほどしか成長しないので、実が取りやすいこともあるせいか、近年は人気があるようです。あっちでもこっちでもブルーベリー園が出来ています。(こんなに出来ては飽きられて、そのうちに廃れるヨ。ブルーベリー園ではなくて、草ぼうぼう園となること確かですね。)

我が家では一本の木からひこばえがでて、今では10本くらいの株になっています。ひこばえは土中を伸びて元の木のすぐそばに出てきます。これを取って株分けをしようとしたら失敗しました。ただ伸びていただけで、土中にはそれ独自の根がまだ出来ていませんでした。それで、上の方はもったいないので、チョンチョンと数センチくらいに切って挿し木にしたところ、ちゃんと着きました。今では、十分見極めてから株分けをすることにしています。

昨年、大玉の実が出来るという苗を買いました。つぶが大きいのは魅力です。それだけでなく、近くに大玉の木があると、元からあった普通サイズの実も大きくなるとか。確かに大きな実が生るようになりました。新発見!!。狂喜!!(敢えて叫び声は省略)

このブルーベリーは鳥に食べられるという欠点があります。それで、周りに釣り糸を張ってみると、それからは被害にあわなくなりました。鳥は羽が命ですから。しかし、スズメはそうは思わないのか、鶏小屋の金網の目の間から出入りをしています。小さいけど考えようによっては恐ろしい鳥だ。でも、幸いスズメはブルーベリーには関心がないみたいです。

もう一つの欠点。それは収穫がたいへん面倒なことです。なにせ小さいですからね。私の性格にはちょっと合わない作業。でも、おいしい果物であることは確かです。これから1~2年もすると、小さな株も大きくなり、実をつけるようになったら、こりゃてーへんだ。


ブルーベリー 2

2005年08月06日 | Weblog
さてそのブルーベリー。本当にコケモモなのかどうか、ちょっと調べてみましたところ、コケモモは「苔桃」と書いて、別な植物がちゃんとあるではありませんか。ツツジ科コケモモ属と出ていました。ぶるーべりーもコケモモも、どちらも同じ科と属に属しているらしいのですが、ブルーベリーは違う植物です。となると、英和辞典は間違っているということに、、、、。

まあ、いいじゃないですか。もともと日本になかったものなら、和名がないわけで、適当に苔桃が何となくイメージが近いので、そういうことにしておいたのかも知れません。どうせ、辞書を引いたところでどんなものか、イメージがわかなかったのですから。辞書を作った時代も、よく分からない頃だったのでしょう。何せ私が高校生というと、半世紀未満も前のことですから。

なんでも、コケモモというのは高い山腹などに自生しているらしいのです。那須の山に上ったときに、山腹で取っている人がいたのを覚えています。あれは確かコケモモだとか言っていました。

とにかく、今ではプレーリー・ドッグ(prairie dog)なんていう動物なども、テレビなどでも紹介されたりしていますから、ある程度の人は知っていると思いますが、半世紀も前になると「大平原にいる犬」などと想像するのが関の山です。






ブルーベリー 1

2005年08月06日 | Weblog
何年前だったか、よく覚えていないのですが、おそらく20年くらい前になると思いますが、ブルーベリーの木を偶然どこかで買いました。その頃までは、この名前はファッツ・ドミノというアメリカ人歌手が歌った「ブルーベリー・ヒル」という曲の名前くらいでしか知りませんでした。

その曲は私が高校生の頃聞いた歌で、聞いたことのない単語だったので、辞書を引いてみました。すると「こけもも」と出ていました。こういう名前に関する単語は、辞書を引いてもあまり意味が無いのです。日本に、普通に目にするものでないものは、たとえ日本語の名前が付いていたって、どんなものだか分からない。「こけもも」って何だ? 桃のようなものだろうか。苔って何だ?

今の辞書には、「こけもも」という和訳はないものが多いと思います。試しに2冊ほど引いてみたところ、一つにはありました。「コケモモ《コケモモ属の総称》」とでていました。

しかし、今の人たちは何も日本語にしなくたって、ちゃんとどんなものか知っているひとが多い。だいたいブルーと来れば「青」で、「ベリー」という語を聞いたら「イチゴ」あるいは摘むと柔らかみのある酸味と甘味のあるおいしい小さな果物、というイメージが何となく浮かんでくると思います。

そのファッツ・ドミノ( Fats Domino )の「ブルーベリー・ヒル」の歌詞です。

       Blueberry Hill


       I found my thrill
       On Blueberry Hill
       On Blueberry Hill
       When I found you

       The moon stood still
       On Blueberry Hill
       And lingered until
       My dream came true

       The wind in the willow played
       Love's sweet melody
       But all of those vows you made
       Were never to be

ブルーベリーヒルであなたに会ったときに、(松田聖子ではありませんが)「ビビッ」と来たんです。丘の月はしずかにいつまでも心に残り、夢はほんものに。柳のそよ風は甘いメロディーをかなでてたのに、あなたの誓いはかなうことがありませんでした。

とまあ、そんな内容でしょうか。