たまには、テレビでクラシックを見てはいかがですか?
今日はドラマ「のだめカンタービレ」(第5話)です。
さて、今週はシュトレーゼマン(竹中直人)がどうやら、地元ドイツには黙って来日していたらしく、それに気付いたマネージャーが、彼を半ば拉致状態で連れ戻しに来てましたが、マネージャーが登場するときには、マーラーの交響曲第1番(第5楽章)が、そしてシュトレーゼマンが遭えなく車で連行されていくときには、ブラームスの交響曲第3番(第3楽章)が流れていましたね。
シュトレーゼマンが去ったSオケでは果たしてどうなる?とか思っていると、CM明けにすぐに戻ってきた彼でしたが、何を思ったか今度は千秋にラフマニノフのピアノ協奏曲を弾くように命じていました。千秋も渋々これを受けて練習する事になります。
千秋(玉木宏)も去ることになったSオケは学園祭に向けて、いよいよ困ってしまいますが、実力では到底Aオケにかなわないと見た峰(瑛太)くんは「仮想」をして「見せる演奏」を目指し、いろいろと衣装を試行錯誤していくのですが、本番直前に純和風の衣装を着て、男性は紋付袴、女性は着物の装いで舞台に登場してましたね。(まるで結婚式に参加した親族一同みたいな感じでしたけど。)
ステージ上で曲が始るとのだめ(上野樹里)がマングース?!の着ぐるみを着て、何故かピアニカを吹き始めてガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーを演奏し始めるのでした。曲が進むと前回同様にチェロがくるりと楽器を回し、ヴァイオリンは舞台前列で一列に並び、楽器を上に掲げて演奏をするという荒業をやってのけるのでした。(実際にはあり得ない演奏法ですが…、だって全員和服だし。)
これを見た千秋はSオケの「見せる演奏」を意識して、自分なりの演奏を心に誓い舞台に臨みます。Aオケとシュトレーゼマンのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は圧巻でしたね。もちろん千秋はSオケのようなパフォーマンスはしませんでしたが、カメラアングルとシュトレーゼマンの指揮にも力が入っていて、千秋の演奏も熱の込もった熱演を見せていました。実際にドラマでの演奏風景は曲は1楽章の冒頭からクライマックス、そして3楽章のラストでしたが、なかなかどうして、ドラマなのにかなり大掛かりな作りになっていたのには驚きでした。
こうして、学園祭の演奏はAオケ、Sオケ共に大成功の内に終わるのでした。
さて、今回は「見せる演奏」に視点を向けたドラマでしたが、もちろん実際の演奏でここまでやる事はありませんが、演奏家たちにも「見せる演奏」を意識した演奏をする方は結構いるんですね。さすがに楽器を振り回したりすると、演奏不可能になってしまいますから、オーケストラの団員がそこまでやる事は無いようですが、比較的自由の利く指揮者がこれを、やっている人は結構いるみたいねすね。
最近だとサイモン・ラトルとか、ちょっと前ならカルロス・クライバーなんかも、客席から見られている事を意識しながらカッコよく指揮を振っているような事が言われたりしてるようです。
また、前回にも少し書きましたが、ピアノやヴァイオリンのソロ奏者なんかも、かなり意識してダイナミックに腕や体を大きく揺らしながら演奏している演奏家も少なからずいるように思えます。
一説によるとショパンコンクールの審査基準にも演奏技術の他に奏者のアイドル性や、観客を弾きつける資質なんかが評価の対象になっているとかいないとか、なんていう話も聞いた事があります。(ホントかどうかは定かではありませんが。)
それはともかくとしても、せっかく演奏会を見に行くなら、素晴らしい演奏はもちろんですが趣向を凝らした「見せる演奏」が楽しめるコンサートなら、クラシックの魅力もより一層味わう事が出来るんでしょうね。
≪原作マンガ≫
のだめカンタービレ第5巻
さて、来週はのだめが涙ながらにピアノ練習を訴えていたり、千秋が「本日解散」なんて言ってましたけど、どうなる事やらますます今後の展開が楽しみですね。
≪gooからのお知らせ≫
11月14日(本日)付けで「スポンサー誘導枠」として最新トップ記事と前回の記事のあいだに、ブログに即した内容のスポンサーリンク枠ができるとの事らしいんですが・・・、
日付の変わった午前に更新した現在は特にこれまでと変わった様子ありません。
??どうなんだろう?一晩明けて明朝から?なのかなぁ?しばらく様子を見るつもりなんですが、一応読者のみなさんにもご報告ということで・・・。
≪今週のドラマに出てきた曲≫
ブラームスの交響曲第3番はまだ記事を書いてないのでそのうち書きます。
♪マーラーの交響曲第1番「巨人」の記事はこちら
♪ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の記事はこちら
♪ガーシュウインのラプソディインブルーの記事はこちら
ドラマ「のだめカンタービレ」第4話の記事はこちら
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今日はドラマ「のだめカンタービレ」(第5話)です。
さて、今週はシュトレーゼマン(竹中直人)がどうやら、地元ドイツには黙って来日していたらしく、それに気付いたマネージャーが、彼を半ば拉致状態で連れ戻しに来てましたが、マネージャーが登場するときには、マーラーの交響曲第1番(第5楽章)が、そしてシュトレーゼマンが遭えなく車で連行されていくときには、ブラームスの交響曲第3番(第3楽章)が流れていましたね。
シュトレーゼマンが去ったSオケでは果たしてどうなる?とか思っていると、CM明けにすぐに戻ってきた彼でしたが、何を思ったか今度は千秋にラフマニノフのピアノ協奏曲を弾くように命じていました。千秋も渋々これを受けて練習する事になります。
千秋(玉木宏)も去ることになったSオケは学園祭に向けて、いよいよ困ってしまいますが、実力では到底Aオケにかなわないと見た峰(瑛太)くんは「仮想」をして「見せる演奏」を目指し、いろいろと衣装を試行錯誤していくのですが、本番直前に純和風の衣装を着て、男性は紋付袴、女性は着物の装いで舞台に登場してましたね。(まるで結婚式に参加した親族一同みたいな感じでしたけど。)
ステージ上で曲が始るとのだめ(上野樹里)がマングース?!の着ぐるみを着て、何故かピアニカを吹き始めてガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーを演奏し始めるのでした。曲が進むと前回同様にチェロがくるりと楽器を回し、ヴァイオリンは舞台前列で一列に並び、楽器を上に掲げて演奏をするという荒業をやってのけるのでした。(実際にはあり得ない演奏法ですが…、だって全員和服だし。)
これを見た千秋はSオケの「見せる演奏」を意識して、自分なりの演奏を心に誓い舞台に臨みます。Aオケとシュトレーゼマンのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は圧巻でしたね。もちろん千秋はSオケのようなパフォーマンスはしませんでしたが、カメラアングルとシュトレーゼマンの指揮にも力が入っていて、千秋の演奏も熱の込もった熱演を見せていました。実際にドラマでの演奏風景は曲は1楽章の冒頭からクライマックス、そして3楽章のラストでしたが、なかなかどうして、ドラマなのにかなり大掛かりな作りになっていたのには驚きでした。
こうして、学園祭の演奏はAオケ、Sオケ共に大成功の内に終わるのでした。
さて、今回は「見せる演奏」に視点を向けたドラマでしたが、もちろん実際の演奏でここまでやる事はありませんが、演奏家たちにも「見せる演奏」を意識した演奏をする方は結構いるんですね。さすがに楽器を振り回したりすると、演奏不可能になってしまいますから、オーケストラの団員がそこまでやる事は無いようですが、比較的自由の利く指揮者がこれを、やっている人は結構いるみたいねすね。
最近だとサイモン・ラトルとか、ちょっと前ならカルロス・クライバーなんかも、客席から見られている事を意識しながらカッコよく指揮を振っているような事が言われたりしてるようです。
また、前回にも少し書きましたが、ピアノやヴァイオリンのソロ奏者なんかも、かなり意識してダイナミックに腕や体を大きく揺らしながら演奏している演奏家も少なからずいるように思えます。
一説によるとショパンコンクールの審査基準にも演奏技術の他に奏者のアイドル性や、観客を弾きつける資質なんかが評価の対象になっているとかいないとか、なんていう話も聞いた事があります。(ホントかどうかは定かではありませんが。)
それはともかくとしても、せっかく演奏会を見に行くなら、素晴らしい演奏はもちろんですが趣向を凝らした「見せる演奏」が楽しめるコンサートなら、クラシックの魅力もより一層味わう事が出来るんでしょうね。
≪原作マンガ≫
のだめカンタービレ第5巻
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さて、来週はのだめが涙ながらにピアノ練習を訴えていたり、千秋が「本日解散」なんて言ってましたけど、どうなる事やらますます今後の展開が楽しみですね。
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日付の変わった午前に更新した現在は特にこれまでと変わった様子ありません。
??どうなんだろう?一晩明けて明朝から?なのかなぁ?しばらく様子を見るつもりなんですが、一応読者のみなさんにもご報告ということで・・・。
≪今週のドラマに出てきた曲≫
ブラームスの交響曲第3番はまだ記事を書いてないのでそのうち書きます。
♪マーラーの交響曲第1番「巨人」の記事はこちら
♪ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の記事はこちら
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