たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はハイドン:交響曲第90番です。
数多く作曲されたハイドンの交響曲ですが、どの曲も明るくトントン拍子に曲が進むこの軽快な感じ。結構好きです。
木管楽器のソロ演奏もチラホラと入れながらオーケストラが自然にそれを演出して、展開していく曲調もハイドンならではと言えるかもしれません。
第1楽章:ジャ、ジャーン!とゆっくり始まるオーケストラ
しなやかな感じで静かに響く弦楽器の序奏(イントロ) が、終わると、
オーボエ、ファゴット、トランペットが響き、テンポも速くなり、
軽やかなメロディが始まっていきます。
フルートやオーボエのソロも軽やかに、弦楽器のめくるめく展開は
ハイドンの明るく弾む華やかなフレーズが存分に味わえます。
後半からはファゴットのリズムから少し暗い表情も見せますが、
フルートとオーボエのメロディが響くと、その度に笑顔を見せるように
明るく元気なフレーズを聴かせて、最後まで小気味よくテンポを刻み
スカッと曲を締めくくります。
第2楽章:なごやかで、ゆっくりとしたファゴットのフレーズを弦楽器が
支えるようにやさしく包み込んでいきます。
弦楽器が急に大きくなり、立ち止まって強く響くと、表情が変わり、
不安なフレーズを聴かせます。
弦楽器はひっそりと、繊細にその表情を聴かせますが、
やがて最初のファゴットのフレーズが聴こえると、
次にはかわいらしいフルートの音色がそのフレーズを受け継ぎます。
しかし、弦楽器は再び強くしっかりとした音で刻みます。
その後、チェロのソロを入れて、フルートのソロが始まると、
また雰囲気が少し変わっていきます。
それから、オーボエでフレーズをつなぎ、最後にファゴットがひとつ
現れると、ふっと軽くため息をつくようにして終わります。
第3楽章:明るいフレーズがさわやかに響くと、曲がスムーズに始まります。
チェロのフレーズが入ると、少し静かな感じになりますが、
その後、木管楽器の音色を挟むと、元の明るいフレーズに戻ります。
何度か同じような形をくりかえしていくと、
オーボエのソロが始まります。オーボエは何事も無かったかのように
あっけらかんとソロを奏でると、弦楽器もまたはじめのフレーズで
ラストをしめくくります。
第4楽章;軽快なリズムで弦楽器が小さく始まったかと思うと、
急に大きくなってトランペットやホルンが鳴り始め、賑やかに曲を
盛り上げていきます。
弦楽器の細やかなリズムに、トランペットが、ファゴットがはやし立てる
ように盛り上げると、たまらず盛り上がる弦楽器。
何度も小さくなりますが、それでもやっぱり盛り上がり、
後半に進むにつれて、低音弦楽器は抵抗するようにザクザクと刻みますが、
それでも、最後は明るくサクッと終わったかと思うと、
また小さく始まり、弦楽器はラストに向けて大きく盛り上がると、
堂々と最後を飾ります。
明るくてサクサク聴ける交響曲がとてもいいですよね。
せっかくだから、いつものように何か曲のエピソードとか何とかを紹介しようと思ったんですが、CDの解説を見ても、ウィキペディアを見ても、「二重販売」みたいな事は書いてあるんですが、イマイチ理解しきれなかったのでパスしてしまいました。
まあ、エピソードはともかくとして、歯切れよくサクサク聴けるし、管楽器のソロもほどよく組み込まれた、聴きやすい曲ということで。
≪オススメCD≫
ウィーン・フィル&カール・ベームです。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
元気の出る明るい交響曲です。
今日はハイドン:交響曲第90番です。
数多く作曲されたハイドンの交響曲ですが、どの曲も明るくトントン拍子に曲が進むこの軽快な感じ。結構好きです。
木管楽器のソロ演奏もチラホラと入れながらオーケストラが自然にそれを演出して、展開していく曲調もハイドンならではと言えるかもしれません。
第1楽章:ジャ、ジャーン!とゆっくり始まるオーケストラ
しなやかな感じで静かに響く弦楽器の序奏(イントロ) が、終わると、
オーボエ、ファゴット、トランペットが響き、テンポも速くなり、
軽やかなメロディが始まっていきます。
フルートやオーボエのソロも軽やかに、弦楽器のめくるめく展開は
ハイドンの明るく弾む華やかなフレーズが存分に味わえます。
後半からはファゴットのリズムから少し暗い表情も見せますが、
フルートとオーボエのメロディが響くと、その度に笑顔を見せるように
明るく元気なフレーズを聴かせて、最後まで小気味よくテンポを刻み
スカッと曲を締めくくります。
第2楽章:なごやかで、ゆっくりとしたファゴットのフレーズを弦楽器が
支えるようにやさしく包み込んでいきます。
弦楽器が急に大きくなり、立ち止まって強く響くと、表情が変わり、
不安なフレーズを聴かせます。
弦楽器はひっそりと、繊細にその表情を聴かせますが、
やがて最初のファゴットのフレーズが聴こえると、
次にはかわいらしいフルートの音色がそのフレーズを受け継ぎます。
しかし、弦楽器は再び強くしっかりとした音で刻みます。
その後、チェロのソロを入れて、フルートのソロが始まると、
また雰囲気が少し変わっていきます。
それから、オーボエでフレーズをつなぎ、最後にファゴットがひとつ
現れると、ふっと軽くため息をつくようにして終わります。
第3楽章:明るいフレーズがさわやかに響くと、曲がスムーズに始まります。
チェロのフレーズが入ると、少し静かな感じになりますが、
その後、木管楽器の音色を挟むと、元の明るいフレーズに戻ります。
何度か同じような形をくりかえしていくと、
オーボエのソロが始まります。オーボエは何事も無かったかのように
あっけらかんとソロを奏でると、弦楽器もまたはじめのフレーズで
ラストをしめくくります。
第4楽章;軽快なリズムで弦楽器が小さく始まったかと思うと、
急に大きくなってトランペットやホルンが鳴り始め、賑やかに曲を
盛り上げていきます。
弦楽器の細やかなリズムに、トランペットが、ファゴットがはやし立てる
ように盛り上げると、たまらず盛り上がる弦楽器。
何度も小さくなりますが、それでもやっぱり盛り上がり、
後半に進むにつれて、低音弦楽器は抵抗するようにザクザクと刻みますが、
それでも、最後は明るくサクッと終わったかと思うと、
また小さく始まり、弦楽器はラストに向けて大きく盛り上がると、
堂々と最後を飾ります。
明るくてサクサク聴ける交響曲がとてもいいですよね。
せっかくだから、いつものように何か曲のエピソードとか何とかを紹介しようと思ったんですが、CDの解説を見ても、ウィキペディアを見ても、「二重販売」みたいな事は書いてあるんですが、イマイチ理解しきれなかったのでパスしてしまいました。
まあ、エピソードはともかくとして、歯切れよくサクサク聴けるし、管楽器のソロもほどよく組み込まれた、聴きやすい曲ということで。
≪オススメCD≫
ウィーン・フィル&カール・ベームです。
ハイドン:交響曲第88番&第89番&第90番ベーム(カール)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆★★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
元気の出る明るい交響曲です。