【ワシントン=USA TODAY(リタ・ルービン)】コーヒー消費大国の米国で、お茶を飲む人が増えている。
米茶組合によると、昨年まで15年連続でお茶の消費量が増加、スーパーでの売上高は20億ドル(約2300億円)に迫っているという。
最近、米国でもお茶が体にいいことを知る人が増えたことが、消費量増加の原因のようだ。ウィスコンシン大マディソン校のハサン・ムフタール医師は「この5年で、急速にお茶の研究が進んだ。動物実験段階のものもあるが、お茶を飲むことが健康にいいことは間違いない」と話す。
お茶には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれており、心臓病、前立腺がんや皮膚がんに効果があると考えられるという。
アリゾナ大付属がんセンターのイマン・ハーキム教授は「緑茶はDNAの修復作用に好影響を与える。ただし、人によって効果は異なる」と指摘する。
また、ニューヨーク市立大のジョン・フォックス教授は、お茶に含まれるアミノ酸の一種、テアニンに注目。お茶10杯分のテアニンを摂取すると、集中力が高まり、仕事の効率が上がることが分かったという。
(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.
[msn 産経ニュース / 2007年11月08日]
http://sankei.jp.msn.com/life/body/071108/bdy0711082216004-n1.htm
米茶組合によると、昨年まで15年連続でお茶の消費量が増加、スーパーでの売上高は20億ドル(約2300億円)に迫っているという。
最近、米国でもお茶が体にいいことを知る人が増えたことが、消費量増加の原因のようだ。ウィスコンシン大マディソン校のハサン・ムフタール医師は「この5年で、急速にお茶の研究が進んだ。動物実験段階のものもあるが、お茶を飲むことが健康にいいことは間違いない」と話す。
お茶には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれており、心臓病、前立腺がんや皮膚がんに効果があると考えられるという。
アリゾナ大付属がんセンターのイマン・ハーキム教授は「緑茶はDNAの修復作用に好影響を与える。ただし、人によって効果は異なる」と指摘する。
また、ニューヨーク市立大のジョン・フォックス教授は、お茶に含まれるアミノ酸の一種、テアニンに注目。お茶10杯分のテアニンを摂取すると、集中力が高まり、仕事の効率が上がることが分かったという。
(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.
[msn 産経ニュース / 2007年11月08日]
http://sankei.jp.msn.com/life/body/071108/bdy0711082216004-n1.htm