３月25日（土）、キャンプ・シュワブゲート前で「辺野古新基地建設断念を求める県民集会」が開催された。
翁長知事が就任以来、初めて辺野古に姿を見せた。埋立承認撤回が遅れていることから、県民の間でも疑念の声が起こっていたが、今日、初めて「埋立承認撤回を力強く必ずやります」と明言した。今までは「検討している」「視野に入っている」というだけだったから、その意味では画期的なことだ。ただ、「何時、撤回するのか」についてはまだはっきりとはしない。防衛局は４月１日以降も岩礁破砕許可の更新手続を行わず工事を続行すると正式に伝えたのだから、今、ただちに撤回すべきなのだ。
今日の集会のサプライズは山城博治さんの登場だった。集会前、先日、保釈されたばかりの博治さんが挨拶に立ったのだ。「ヒロジー！ ヒロジー！」と大きな声援がわき上がる。５ヶ月ぶりの演説は、もうすっかり声に張りが戻っていつもの博治節の復活だ。
まだ、保釈条件等のため、ゲート前の抗議行動には参加できないようだが、彼が戻ってくれただけで皆は元気づけられる。
（「埋立承認の撤回を必ずやります」と明言した翁長知事）
集会後、第３ゲートから大浦湾を見下ろした。昨日、大型ボーリング船「ポセイドン」の近くに降ろされたボーリングのためのスパッド調査台が見える。すでに当初の23ヶ所の調査が終ったのに、ポセイドンによる13ヶ所の掘削だけではなく、さらに多くのボーリング調査が行われるのだ。今までの調査で、基礎地盤に何らかの問題点が見つかったとしか考えられない。
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