6月14日(木)、朝から強い雨が降り続いた。海も大荒れで、浜のテントも撤収したという。護岸工事も行なわれていないようだ。
荒天の中、ゲート前には100名近い人たちが座りこんだ。今日は、強制排除の状況を監視するため、弁護団も来てくれている。
午前9時前、工事車両が着き、機動隊の規制が始まった。両手足をかかえられ、歩道に作られた仮設の「檻」に次々と閉じ込められる。こんな拘束が何故、許されるのか?
仮設の「檻」は、前後を機動隊が固め、出ることはできない。工事車両が次々とゲートの中に入っていく。
拘束の法的根拠を問いただしても、機動隊は何も答えない。
1回目の搬入が終った後、17日に迫ったさくらさんを偲ぶ会の打合せのため、第2テントに向かった。会議が終り、昼食をとってゲート前に戻ると、ちょうど2回目の搬入が終ったところだった。激しい雨の中、皆、ずぶ濡れになりながらも頑張っている。
ところが、Aさんが逮捕されたという連絡が入った。機動隊に座りこみを強制排除され、歩道の「檻」の中に放り込まれた後、機動隊との揉み合いを理由に逮捕されたというのだ。問われるべきは、法的根拠のない不当拘束を行なっている機動隊の方なのだ。許されない。