(1月4日、知事公舎前抗議行動)
1月4日も午前9時から知事公舎前での抗議行動が行われた。毎日、参加者が増え、今日は40人を超えた。いつも大勢の人たちがマイクを握って知事への怒りをぶつけるのだが、そのうち何人かは、戦争で祖父母が亡くなったという話や、両親や親せき等の戦争体験の話をされる。今日も宜野湾のAさんが、ご両親から聞いたという戦争当時の話を涙ながらにされた。聞いていて思わず胸が詰まった。公舎前で立ちふさがる県職員や機動隊員ら、そして公舎内にこもり続けている仲井真知事にも、こうした話しが通じないはずはないと信じたい。
午後は辺野古へ。途中、仲里利信氏が街頭演説をされていた。県議会議長を務められた自民党沖縄県連の重鎮。自民党の国会議員や県連の公約撤回に強く抗議して県連顧問を辞任し、名護市長選は現職の稲嶺進さんを応援する。一人でもマイクを持って乗り込もうかと思っている。」(琉球新報 13.12.2)と言われていた方だ。その約束通り、一人街頭演説をされているのだから頭が下がる。
他にも、外間盛善さん(元県議会議長、自民党県連会長)も、知事の埋立承認に抗議し、「基地のある場所は集中攻撃されると(戦争当時の)経験から知っている。辺野子埋立は子々孫々まで大きな禍根を残し取り返しがつかない」と強く抗議されている(13.12.29沖縄タイムス)。こうした気骨ある自民党政治家もまだまだ多いのだ。
米軍基地からひっきりなしに爆破音が聞こえる中、8日の稲嶺市長の総決起集会のチラシを周辺地区に配布した。予定を超える40人ほどの参加があり、短時間で終わった。
12日の名護市長選の告示を前に、名護市で2つの大きな集会が予定されている。6日、8日は高江に行くのだが、この2つの集会にも是非、参加したい。
1月8日(水)午後7時~ 稲嶺ススム市長 必勝総決起大会 21世紀の森屋内運動場
1月10日(金)午後7時半~ 「普天間基地返還と辺野古移設を改めて考える」 名護市民会館大ホール
基調講演:柳沢協二 パネルディスカッション:稲嶺進、仲里利信、前泊博盛、柳沢協二