チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

辺野古の抗議行動再開。本部塩川港では、23隻に岸壁使用許可が出されていたが、12月に使用したのは4隻のみ。19隻は12月末で許可期間は終了した --- こんな杜撰な申請方法を許すな!

2020年01月06日 | 沖縄日記・辺野古

 1月6日(月)、長かったお正月休みも終わった。工事再開に備え、朝から本部塩川港へ。

 琉球セメント安和鉱山からは、会社の幹部らが並ぶ中、「初荷」のダンプトラックが出ていく。港では台船が岸壁に着き、警備員らも並んで積出の準備は整っているのだが、なかなかダンプはやってこない。10時頃になってやっと来たので、20人ほどのメンバーで抗議行動を行う。

 

 本部塩川港では、昨年12月、本部町が来年3月末までの岸壁使用許可を出してしまった。本部島ぐるみ会議がすぐに港管理事務所の責任者らと意見交換を行った。

 本部町は「業務手続きの簡素化および適正な港湾管理のため」として、最大6ケ月間の岸壁使用許可を出すとしたのだが、その際、条件を付している。それは、「許可を受けた期間中に連続して1ケ月以上入港実績が無い場合、許可期間は1ケ月もしくは最後に入港した日までのいずれかに変更する」というものだ。

 この条件のもとに昨年12月、17隻の運搬船と6隻の台船が、本年3月末までの岸壁使用許可を受けた。しかし12月中に岸壁を使用したのは、運搬船1隻と台船3隻にすぎない(この4隻が28回、岸壁を使用して土砂を搬送した)。19隻は一度も使用しなかったため、昨年12月末で許可期間は終了したこととなる。

 業者は、使用するあてがなくても、念のために全ての船の岸壁使用申請を行っているのだ。公共の港湾であるにもかかわらず、こんないいかげんな申請方法は許されない。このブログで何回も説明し、県とも交渉してきたが、港湾管理条例施行規則で定める様式のとおり、毎回の着岸のたびに申請をさせるべきである。

 

 本部塩川港の後、辺野古のゲート前に寄って帰宅。締め切りの迫った原稿書きや情報公開訴訟の証人調べの準備等に追われる(2月5日に、防衛局土木部長と私が法廷に立つ)。

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