1月8日(水)、荒れた海を見ながら、名護から本部へ向かう。本部町島ぐるみ会議の皆さんと、本部町の担当者らと本部塩川港の岸壁使用許可問題について意見交換をした。本部町は建設課長、港管理事務所長らが出席。
本部塩川港の杜撰な岸壁使用許可申請のやり方の問題点については、6日のブログでも詳しく説明した。12月分は、辺野古への土砂搬出のために23隻もの岸壁使用許可申請を出しておきながら、19隻は1度も使っていない。これでは、実際に使うかどうかは未定だが、ともかく申請だけは出して許可をもらっておこうということにすぎない。
この日の意見交換では、本部町が出していた岸壁使用許可に伴う留意事項の適用方法について追及が続いた。本部町は「事務の簡素化のため」として、今回のような許可方法にしたのだが、反って仕事が煩雑になってしまっている。
ともかく県港湾管理条例施行規則どおりに、毎回の着岸・離岸のたびに申請を出させなければならない。沖縄県も本部町も、それができない理由をいろいろ主張するが、役所として法令を遵守しなければならないのは言うまでもない。
*下の表が12月の岸壁使用許可を得た船の使用実態
本部町島ぐるみ会議作成