チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

辺野古側埋立工事の入札は、まさに官製談合ではないか? 汚濁防止膜・フロートの設置管理業務は、何故、いつも大成建設の業務となるのか? 

2022年05月17日 | 沖縄日記・辺野古

 防衛局は、知事が設計変更申請を不承認としたため、辺野古側の埋立工事にやっきになっている。それでも3月末時点で、全体の埋立土量の約10%の土砂が投入されたにすぎない。

 工事を急ぐ防衛局は、4月15日、「シュワブ(R4)追加埋立工事」(1~3工区)の工事契約を締結した。これは基準高+6.1m~+8.0mまでの辺野古側での最後の埋立工事である。

 下に、今までの「シュワブ(H29)埋立工事」、「シュワブ(R1)追加埋立工事」、「シュワブ(R3)追加埋立工事」、「シュワブ(R4)追加埋立工事」の契約内容を整理してみた。いくつか不可解な点があることを指摘したい。

1.何故、一般競争入札にもかかわらず、1~3工区とも1者だけの応札で、同じ業者が受注しているのか?

 当初の「シュワブ(H29)埋立工事」では、一般競争入札で、1工区は大成建設・五洋建設・国場組共同企業体、2工区は安藤建設・間組・大豊建設・大米建設共同企業体、3工区は大林組・東洋建設・屋部土建共同企業体が受注した。

 入札では、各工区共11者が応札し、落札率も90%~91%程度だった。

 その後、今回までに3回の追加埋立工事が発注された。しかし、一般競争入札だったにもかかわらず、どの工区も上述の共同企業体1者しか応札せず、その企業体がそのまま受注した。競争がなかったため、落札率は94~99%に跳ね上がっている。

 談合が行われた疑いが強いと言わざるを得ない。

 

2.汚濁防止膜・フロート設置管理業務は、何故、いつも大成建設が受注するのか? 

 シュワブ側埋立工事の1~3工区は、ほぼ同じ面積だが、毎回、1工区の工事金額が飛びぬけて大きい。これは、1工区の埋立工事に、大浦湾を含めた全域の汚濁防止膜やフロートの設置管理業務が含まれているからである。

 汚濁防止膜設置は、当初、「シュワブ(H26)汚濁防止膜等工事」として大成建設・東洋建設共同企業体が受注していた。また、フロート設置管理業務は、大成建設が受注した「シュワブ(H26)仮設工事」に含まれていた。

 その後、汚濁防止膜・フロート設置管理業務は、「シュワブ(H26)仮設工事」から、大成建設等の共同企業体が受注していた「シュワブ(H26)中仕切岸壁新設工事」に変更契約で追加された。それが、「シュワブ(H29)埋立工事」(1工区)に入れて発注され、それをやはり大成建設等の共同企業体が受注したのだ。

 汚濁防止膜・フロート設置管理業務は膨大な額の工事だが、常に大成建設が受注しているのは何故なのか? 防衛局が、「シュワブ(H29)埋立工事」(1工区)に汚濁防止膜・フロート設置管理業務を入れて発注したのも不可解だし、それをやはり大成建設が受注しているのも出来レースとしか思えない。防衛局、そして他の業者も、大成建設に特別の便宜を諮っているのだ。

 これは談合だけではなく、防衛局主導の官製談合そのものではないか?

  (この問題については、2021年7月12日のブログにも書いたので参照されたい。)

 

 

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