2月6日(火)、衆議院議員会館で遺骨収集ボランティアガマフヤー・具志堅隆松さん主催の防衛省交渉が行われた。大雪が予報されていたため、当初の予定を急遽変更し、5日の早朝のフライトで羽田に向かった。
午後から雪が深々と降り始め、辺り一面が白くなっていった。こんな光景の中を歩いたのは何年ぶりだろう。
5日の夕刻、事前に出していた詳細な質問書に対する文書回答が届いたのでその検討作業に . . . 本文を読む
2月6日(火)、遺骨収集ボランティア・ガマフヤーの主催で防衛省交渉が行われます。
2月6日(火) 正午~午後2時(開場:午前11時半
衆議院第1議員会館 国際会議室
既に防衛省に提出している質問書は下記のような内容です(原文は末尾に全文掲載)。沖縄南部地区からの遺骨混りの土砂調達の中止を求めることが中心ですが、本年1月から始まった大浦湾での工事の問題点他についても . . . 本文を読む
1月25日(木)、具志堅隆松さん、南部地区の島ぐるみ会議のメンバーらの沖縄県土木建築部長に参加した。
具志堅さんは1月10日から3日間、県庁前広場でハンストを行い、知事が、遺骨混りの南部地区の土砂を辺野古の埋立てに使用させないよう防衛局を指導するよう求めた。ハンスト期間中に県との意見交換を求めていたが、25日にやっと実現した。
防衛局は南部地区からの土砂調達について、遺骨問題や環境問題を . . . 本文を読む
遺骨混りの土砂採掘で問題となった糸満市・「魂魄の塔」横の熊野鉱山の開発事業が始まってしまった。しかし私たちは、農地法違反の疑いがあるということで、この間、糸満市農業委員会への申入れを続けている(11月8日の本ブログ参照)。
11月27日(月)にも、糸満市議の方にも同席してもらって農業委員会事務局長らと話し合った。
熊野鉱山の開発範囲内には、2筆の農地(地番1485、1481-2 . . . 本文を読む
昨日(11月7日・火)は、午前中、開発が始まった「魂魄の塔」横の熊野鉱山の問題について、糸満市議2名に同席してもらい、糸満市農業委員会への申入れを行った。糸満市農業委員会は事務局長ら2名が対応してくれた。
熊野鉱山の開発届出範囲内には、2筆の農地(地番1485、1481-2)が残っている。これはコーラルファームという法人の所有地で、地目は「畑」である。コーラルファームは農業を行うためとして農 . . . 本文を読む
昨日(10月21日・土)、沖縄平和市民連絡会のバスで、糸満市・平和祈念公園で開かれたオール沖縄会議主催の「遺骨の眠る土砂を埋立てに使わせない!県民集会」に参加した。
具志堅隆松さん、徳田博人教授、国会議員・県会議員らの訴えに続いて、デニー知事の、「戦没者の遺骨が残されている可能性がある場所から採取した土砂の使用は人道上あってはならない。県は引き続き遺骨収集に取り組んでいく」という . . . 本文を読む
糸満市・米須の「魂魄の塔」横の熊野鉱山の事業がとうとう始まった。今日(9月19日)の新聞の報道を見て、すぐに現地に駆けつけた。
鉱山からの土砂搬出道路が北側の農道に向けて造成される(下の地図参照)。県が9月11日、その道路部分の農地一時転用申請を許可したため、開発業者は昨日から北側農道付近での造成工事に着手した。今日は作業員はもういなかったが、内側の農地に大きな重機が置かれ、農道への取付部 . . . 本文を読む
糸満市「魂魄の塔」横で、遺骨混りの土砂が採掘されるということで問題となった熊野鉱山は、知事が土砂搬出道路の農地一時転用申請を許可すればいよいよ事業が始まるという段階に入っている。
所管の県農林水産部農政経済課から連絡があり、今日(8月21日・月)、具志堅隆松さん、ガマフヤー支援者の会、糸満市議、八重瀬町議ら7名で説明を受けた。
7月10日にも、県は我々を呼び、「許可の方針」だと伝えた。し . . . 本文を読む
7月15日(土)は当初、糸満市・平和創造の森公園でオール沖縄会議の「遺骨が眠る南部の土砂で辺野古を埋めるな! 政府は戦没者の尊厳を護れ --- 7.15県民集会」が予定されていた。しかし、沖縄でのコロナ禍が深刻な状況となってきたため、残念ながら9月以降に延期となった。
それでもいくつかのグループから、せっかく予定していたので現地に行きたいという連絡があり、ガマフヤー支援者の会とうるま市島ぐる . . . 本文を読む
7月10日、県が熊野鉱山の土砂搬出道路の農地一時転用許可問題について説明 --- 「関係法令上の問題点が残ることから再度、確認する」と言明 /// 夜はヘリ基地反対協の学習会で当面の工事の問題点を説明
南部の遺骨混りの土砂採取で大きな問題となった糸満市「魂魄の塔」横の熊野鉱山開発問題は重大な局面を迎えようとしている。
現在、熊野鉱山からの土砂搬出道路の農地一時転用申請が出されており、知事が許可すればいよいよ鉱山の開発が始まる。所管の県農林水産部から審査の現状を説明をしたいという連絡があったので、昨日(7月10日、具志堅隆松さんやガマフヤー支援者の会のメンバーら5名で県庁に行き、田代統括監、 . . . 本文を読む
6月23日は、沖縄戦から78年目の慰霊の日。今年も早朝から摩文仁の平和祈念公園に向かった。
昨年、一昨年と具志堅隆松さんらと式典会場横にテントを張り、南部地区の遺骨混りの土砂採取問題について訴えたが、今年は、警備が強化され、テントの許可が出ない。やむを得ず。平和の礎中央の平和の火の近くで、午前、午後と集会を行った。今年の集会のテーマは、琉球諸島への自衛隊強化等にも反対し、「守ろう戦没者の尊厳 . . . 本文を読む
糸満市・魂魄の塔横の熊野鉱山開発計画は、遺骨混りの土砂が採掘されるということで大きな問題となってきた。しかしもう一つの大きな問題は、鉱山に隣接した貴重な戦争遺跡であるシーガーアブが、鉱山開発により崩落するのではないかと危惧されることだ(シーガーアブの埋蔵文化財としての重要性については5月30日のブログ参照)。
私たちはこの間、シーガーアブの保存の必要性を訴えてきた。県教委はそれを . . . 本文を読む
魂魄の塔横の熊野鉱山開発計画は、遺骨混りの土砂が採掘されるということで大きな問題となってきた。しかしもう一つの大きな問題は、鉱山に隣接したシーガーアブが、鉱山開発により崩落するのではないかと危惧されている。
シーガーアブは、有川中将以下将兵自決の壕とも言われているが、戦争末期には避難していた地元の米須地区の住民ら7家族が米軍に油を投げ込まれ、焼き殺されたという証言も残 . . . 本文を読む
魂魄の塔横の熊野鉱山の開発がいよいよ始まろうとしている。
ただ、現在の計画では、開発区域に隣接したシーガーアブが崩落するおそれがあるので、私たちはこの間、県に対して、掘採前にシーガーアブの遺骨調査を含む総合調査を行うよう求めてきた。また、県教委、糸満市教委に、文化財保護法の手続きの必要性について話し合ってきた。
末尾の図にあるように、シーガーアブの2つのアブは地下で繋がっている。その上に . . . 本文を読む
防衛局の辺野古設計変更申請、魂魄の塔横の熊野鉱山の掘採計画をきっかけに、「遺骨混りの沖縄南部地区の土砂を辺野古埋立に使うな」という声が大きく沸き上がった。この2年半ほど様々な経過をたどってきたが、いよいよ熊野鉱山の開発が始まろうとしている。
私たちは、鉱山開発により、鉱山に隣接している貴重な戦争遺跡・シーガーアブが崩落するおそれがあるため、3月28日に県の自然保護援護課、保護援護 . . . 本文を読む