中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

いよいよ城下町

2023年02月19日 10時24分26秒 | ぶらり、城南
2023.1.14の回顧録

常盤軒(朝食)→クロネコヤマトミュージアム→SOKYO ATSUMI(シルヴィ=オーヴレ展)・TOKYO INTERNATIONAL GALLERY(ILLUSION-沼田侑香・バレンタイン=ドマンジュ・石山未来展)・当代東京(杉田万智展)・YUKIKO MIZUTANI(Visions-エフライン=ビバス=服部・奥山帆夏・西村昂祐展)・MAKI Gallery(ヨーガン=アクセルバル&井田幸昌展/ブライアン=ハート展)→親父の製麺所(昼食)

言ってみれば創業2代記。初代の方の展示は成功の記録としてまあ企業博物館ではありがちとして、二代目の方の記録は、今改めて振り返ると、配送業がワンオペブラックになった端緒を作った形で、結果として当時危惧して強く反対した人達の予言が成就した格好で、また別の意味で“危ない会社”になったというか。しかも、次のスペースがそれを体験させるゾーンとは、ほんの一端とは言え何のブラックジョークだかっていうね。まあ、社屋内にあれだけの展示スペース作る心意気は買いなので、あれを自己批判として、最後のスペースで描いていたような、より良い未来を創造する企業に成長して欲しい所。部外者の視点で見てばかりはいられない、これは。
オープン当初は、本当に大型倉庫を転用したって感じだったけど、外観綺麗に整えてカフェまで出来て、これはもう立派に観光拠点たるギャラリービルディングになったなと。贅沢な要求をするならば、このまま育っても“寺田城下町”なので、前述のクロネコヤマトのような、良い意味での競合相手が参入して欲しい所だね。今回に限らないけど、大なり小なりコロナ禍を意識した作品が目立つようになって、まあ時期的に今の状況を消化して、作品を発表できるようになったというタイミングを、アートで感じるようになったというか。個人的には、杉田さんについては、もっと腰を落ち着けて、しっかり鑑賞しておけばよかったかというのは反省点。
あれだけみっちり肉攻めされると、完全に饂飩の存在感が無くなるね。そして、カツが蕎麦・饂飩と相性が悪くないことを再確認。お出汁に浸ってもあれだけ美味しく食べられるんだから、全体のバランスを考えたら、“天抜き”ならぬ“肉肉肉饂飩の肉抜き”なんて注文も出来たら面白いかも。

クロネコヤマトミュージアムのページ
Terrada Art Complexのページ
親父の製麵所のページ

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