中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

大人のオープンキャンパス

2024年05月26日 13時50分00秒 | ぶらり、城北
2024.5.18の回顧録

文京区教育センター東京大学連携事業室(スクール・モバイルミュージアム「動物観」)→日本大学法学部図書館展示ギャラリー(学祖山田顕義展)→中華蕎麦仁香(昼食)→旧伊勢屋質店(菊坂跡見塾)→浜野顕微鏡

東大はあの現場を、ゼミ生の実習の場にスケールダウンしちゃったのかね。テーマ自体は相当深く掘れるもので、あの程度のスペース、情報量で収まるものではなく、本館やメディアテークでやってもいいようなもの。引率教授が付いてあれで良しとしちゃうのでは、やってることは、収蔵品の虫干しだね。この調子だと、世界大学ランキングにも載らなくなって、官僚への登用装置になるのも、時間の問題だね。祭で浮かれ切ってる場合じゃないよ、まあ他大学にとっては、付け入る絶好機だけどね。
学祖と言えば神も同然なので、まああれくらいは許容レベルでしょ、日本の近代学制が、“薩長テロ”とも言われる事変の元に成立している辺りも含めて考えるのは、見学者各個の問題なんでね。一番重要なのは、なんで“日本大学”なんていう大仰な名称なのかが、はっきり理解できること。
“樋口一葉所縁の地”ではなく、“伊勢屋質店”として纏め上げている点が、何よりの高評価ポイント。一般公開直後は確かそうじゃなかったはずで、よく方向転換&再整備したよなぁと。こういう辺りは、女性的な木目細かさが利いてるのかな、上記2大学と比べても、展示施設として数段上等。それだけに、乗っかってもらわなくてもいいのに、大和先生引っ張り出しちゃったのが、唯一のマイナス。

スクール・モバイルミュージアムのページ
日本大学法学部図書館のページ
旧伊勢屋質店のページ

コメントを投稿