中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

さるになるよ

2018年08月11日 19時41分55秒 | ぶらり、城南
2018.6.30の回顧録

世田谷区立平和資料館→聖心グローバルプラザ(中東の難民・避難民、シリア・イエメン)

難民の問題は、確かに難しい。一時的には、命を繋いであげればいいんだけど、長期的には、移り住んだ土地で、術と、覚悟と、生きていくための心の寄る辺が出来ないと、居着くことは無理だよね。こればっかりは強制出来ることではないし、そうかと言って、元の土地で元の生活に戻るのは、もっと難しい。ただ、だからと言って何もしないのが良いとはならないし、ましてや、税金の無駄遣いだとか、労働力が搾取されるというのは、少々保護主義が行き過ぎているとも思う。何故なら、難民が生まれる紛争には、悪魔の商人そのものも含めて、実質的に内政干渉が絡んでるから。当事国以外に関与している国と、一定以上の国交を結んでいる国なら、犍陀多宜しく足蹴にする訳にいかないでしょ。中でも、警察気取りの国と同盟ならね。本当は、人間が備えているという“強い返報性”の出番だと思うんだけど、どうも資本主義は、行き詰まると負の面を増幅させるようで、つまりは退化する、サルになるってコト。たまは慧眼だね。ノブレスオブリージュも存在しないしさ。
太平洋戦争に関しては、もう証言と、往時の遺物集めで繋ぐしかなくなってるのが現状なのかね。ならばそれを、目障りなくらい点在させるしかないのかも知れないね。それはともかくとして、開戦と、ポツダム宣言受諾の詔勅の書き下しがあるのが、ここの一番のポイントかな。あれを見たら、アメリカが宮家を不問にしたのは、日本を狂信的なカルトだと思っていたという俗説が、俄かに信憑性を帯びてきた。ともかく、日本人にとっての宮家というものを、考えざるを得ない展示だと思うよ。何も思わないのは、読解力に乏しいか、読解する判断力に乏しいか、だね。後者の人は、デウォッシュを受けた方がいいと思うよ。


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