中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

やりゃあできるってもの

2018年05月06日 00時32分41秒 | ぶらり、城南
2018.5.3の回顧録

旧朝倉家住宅→中目黒事故慰霊碑→郷さくら美術館→めぐろ歴史資料館

旧校舎を活用したものとしては、あの展示空間は上出来過ぎ。やっぱり、江戸近郊農村と鷹狩場としての目黒と、新富士塚の胎内洞穴に、グッとスポットを絞ったのが正解だね。それで、特別展が名産のタケノコ、もう完璧。23区それぞれが郷土館を備えるなら、これくらいニッチでいいんだよ。これだけのものが可能だっていう模範がここにあるんで、廃校舎の活用法や、郷土館の設立を考えている自治体は、是非参考にどうぞ。
既に再開発の計画下になってからの保存運動だったんで、まあ大概無理だと思ってたら、しっかり保存出来てんじゃん、あんな代官山の真っ直中にだよ。やれないことないじゃん、渋谷区。
直近の目黒川の名物に合わせた立地にして、“年中桜を愛でることが出来る”っていうコンセプトがイイね。日本画、それも現役で活動中の作家、しかも若手中心というのも素晴らしい。ただ、画角が似通ったものが多いのは気になるね。テーマは同じにしても、もっと日本画は自由なはず。でも、それ以上に気になったのは、福島の桜を画題に取ったものが、異様に多かったこと。いや、意図は分からんではない。でも、それとこれとは話が別。
慰霊碑は、入口に監視カメラの警告があり、警備員も常駐しているっていう厳めしさが、気に留める人の少なさに影響している気がする。まさか、何時までも過去の亡霊に憑りつかれてるな、とばかりに、罰当たりなことをする輩がいるってことなのか、信じ難い。これ以降、国内の列車事故は絶えてないよ、先の新幹線の台車破損なんて、同種でより大きな惨事になっていた恐れだってあるくらいでしょ。結局、悪い意味での他山の石にしか出来ないんだからさ、この国は。だからこその存在意義なんだよ。眼前を通過していく車両が押し並べて徐行するのは、駅が近いとか交換があるからっていうことだけじゃないと思うぜ。


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