乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

原発事故・雑感

2011年03月29日 | 社会
「計画停電」、関東・東北地方だけでなく、全国的に行うこともありえるそうですね。

私は寒さに弱いので、冬場は電気毛布をチンチンに温めて使用しないと眠れません。使えなくなるのは、かなり困っちゃいそうです。
仕事はPCで行っていますが、、、大切な「パソコン様」のために、夏場はクーラーをつけます。私自身は寒がりなので、クーラーはほとんど不用です。

そういえば、パソコンに仕事を移行する前は、夏場は汗をダラダラ流しながら仕事をしていましたっけ。35度超えする日中は、2時間たっぷり昼寝。←スペイン人か? 夕方涼しくなってから再開。夜は早く寝て、朝は5時半に起床。涼しくて仕事がはかどるのは午前10時まで。かなり集中して仕事に打ち込めた気がします。
などと、暑さ対策を考えて仕事をしていたことを思い出します。

子供の頃、パソコンどころかコンビニやファミレスもなかったし、終電、終バスは今よりずっと早かった。今よりずっと厳しい規制の枠の中で暮らしていたともいえます。
でも、その分、自宅で一人になり読書ができました。TVゲームがないので、ひたすら文字を読んで想像力を高めることができました。そして家族と一緒の時間をたくさん持っていました。

水は高いところから低いところへ流れます。今、その時代へ戻れというのは無理でしょう。しかしこの状況に陥り、便利と便利過ぎとの境目を考えざるをえない時のような気もします。
2つの点で考えてみたいと思います。

1 原発

資源のない日本にとって、国の発展には原発が必要でしょう。
石油などのエネルギー供給が不安定な一方、原子力は安定的に供給できる。CO2も排出しないから、今はやりの「エコ」ですし。

福島原発が稼働しないと、今現在の状況になる、、、お店のライトアップや電車の運行も大きく影響を受けています。
それじゃダメですか?

私もパソコンを使う時間を削られます。イコール、仕事量が減る、です。
それでいいです。お金持ちにならなくてもいいです。乳癌の手術ができ、治療ができるぐらい稼げればいいです。宝石や邸宅はほしいけど、なくてもがまんできます。

海外の生活をレポートしたTV番組を見たり、実際行ったりした経験から言うと、日本は「便利過ぎ」です。

GDP上位国を見ると、日本のような無資源国はほとんどありません。上位に食い込むためには、かなりの負荷がかかる。いや、かかったのが露呈したといってもいい。本来なら我々は、もう少し、つつしまやかに暮らすべき環境にいるのかもしれないと思った次第です。


2 物不足

子供の頃、お茶碗にごはん粒を残すと叱られました。母が農家の出身なので、食べられるだけ・残さず食べることを徹底されました。なので、お腹いっぱいでも、出されたものは苦しくてもいただきます(苦笑)。

今、スーパーで米などを買いだめしている人は、普段、米飯食なのでしょうか? 外食した際、残さず全部食べ切っているのでしょうか? そして買い占めたお米は、残さず食べているのでしょうか??

災害時、今までと同様の生活をしたいからと、過度の買いだめをするのは、普段質素に暮らしている人にとっては悲しい現実です。

ペットボトルの水は、乳児をかかえた家族にとって、地域によってはどうしてもほしい物の一つです。私のように、「マンモグラフィをもっと撮って下さい」と主治医にお願いするような人は、現状では買いだめる必要はないと思います。

被災地でも、お年寄りが配給のおにぎりを「私はそんなに動かないから」と、若者にゆずる光景が観られました。「みんなで頑張ろう」というのは、こういうことではないですか?


以上、昔の生活には戻りたくないけど考え直した方がいいこともあるなと思ったことを挙げてみました。
「質素倹約」ばかりでは、経済が回りません。しかし、今は非常時です。日本中でこの事態を乗り切るには、それなりのエネルギーがかかると思います。


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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)