乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

他人の不幸は蜜の味

2009年03月18日 | 生活
たとえば「ご近所モノ」とか「嫁と姑モノ」とか、、、主婦向けの漫画なんかだと、「他人の不幸は蜜の味」がコンセプトになっていることがあります。

社宅の妻たちを描いた漫画だと、だいたいの収入がわかっていて、夫のヒエラルキーもしっかりわかっているし、子供がどこの学校へ通っているかも知っている。だから妬みとかいじめが起きても、自然なストーリーとして読みやすいです。実際、その手のストーリーの需要は高い。

というわけで、現実では人を妬むといっても、表立って妬んで意地悪したり、暴言吐いたりってできませんから、せめてそーゆー漫画を読んでスカッとしてくださいね。
いくら実生活がうまくいかないからって、ネットへ出て「荒らし」になっちゃダメだよ。

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「他人の不幸喜ぶ」「ねたむ」脳の場所特定 放射線医研  Asahi.com 2009年2月13日8時1分

 人をねたむ感情と人の不幸を喜ぶ感情をつかさどる脳の場所がそれぞれ特定され、二つの感情は密接に関係していた――。物語を読ませて被験者の感情を引き起こし、機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)で調べた。放射線医学総合研究所などのグループが、13日付の米科学誌サイエンスに発表する。

 高橋英彦主任研究員らは、大学4年の男女19人に感情を引き起こす物語を読んでもらった。物語には、被験者に加え、ABCという3人の学生が登場する。被験者と同性のAは、進路や人生の目標がほぼ一緒のライバルだが、成績優秀で裕福、異性にもてる。Bは異性で優秀だが、進路や目標は重なっていない。Cは異性で普通の成績で進路は関係ないという設定だ。

 物語を読んだ後に、学生ABCに対するねたみの感情を6段階で答えてもらい、脳の血流の変化をみた。ねたみの感情はA、B、Cの順に高く、身体的な痛みや葛藤(かっとう)などを処理する脳の前部帯状回が働いていることがわかった。

 次に、最もねたましいAとねたましくないCに、不幸が起こる続編を提示。Cには起きなかったうれしい気持ちがAには中程度示された。このとき、脳の線条体が活発に動いた。この領域は、社会的、金銭的な報酬を得たときに活動することがわかっている。

 また、ねたみにかかわる脳の領域の活動が高い人ほど、他人の不幸を喜ぶ領域で反応が強く出た。

 柿木隆介・生理学研究所教授は「ねたみと他人の不幸に対する自己満足は、深い関係があることを示した興味深い結果だ」と話している。
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同性で、進路や人生の目標がほぼ一緒のライバル関係って、一番気になる関係でもありますね。

社宅に住む妻だと、夫の昇進、給料アップ、子供は高等教育を受けさせ、首都圏近郊に持ち家購入、、、なぁんて漫画は多いかなあ。まあ、実際はこんなステレオタイプな状況ばっかじゃないのでしょうが、社宅に住まない人でもなんだか想像してしまいそうなディテールです。

さて、この「人をねたむ感情と人の不幸を喜ぶ感情をつかさどる脳の場所」を、ブチ壊したらどうなるんでしょうか?

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なかのひと

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