Go Go Kawasaki's

~のんびり聖とやんちゃごー君の成長記録、我が家のレース奮闘記・ママの独り言など~

おおがら船

2009-08-16 23:54:41 | 居組
8月16日(日)天気
 あいにくの曇り空。
今日の夜はもう京都にもどるので、今日が海で遊ぶラストチャンス!
「寒いよ~・・・・」
って半分震えてるのに
「入ったら温かいから早く入りなさいーーっ!!」
て子ども達を海へ放り込む鬼母でありました・・・。

「やんちゃ坊主」とはいえ、ごー君はまだ2歳。
浮き輪をつけていても足のつかない場所はかなり怖がっていました。
今回、一度だけ何も浮き具をつけていないごー君を抱っこしたまま、
向かいの島まで泳ごうとしたら、あまりにがっつりとしがみつかれて、自分がおぼれそうになった場面がありました。
「子どもを助けようとしてお父さんも一緒におぼれてしまって・・・」という事件をよく耳にしますが、ほんとこの意味が良く分かりました。
いくら自分が泳ぎに自信があっても誰かにつかまれるとこんなに泳げなくなってしまうものかと身をもって体験。
気をつけないといけません。

さて、今日のメインイベントはおおがら船。
村中の初盆の家の人が朝から集まっておおがら船を作ります。
我が家からはパパがおおがらぶね製作メンバーとして参加。
山から竹を切ってくるところから始まって大変だったとか。
船の上には男の人と女の人の人形をつくり、その周りに初盆の家の提灯を飾ります。

よく川で「灯篭流し」など「物を流れに沿って流す」という行事は他の地方でもありますが、
ここの「おおがら船」はこの船を人が一緒に泳いでいって海に流すわけだから、まさに家の人が自分の手でもって自分の家の霊を海へ送り返すというとっても意味深い行事です。
提灯にあかりをともし、初盆の家の人が線香を上げ終わると、お寺さんのお経とともにいよいよおおがら舟が送りだされます。
我が家からはスースーが代表で参加。
自分が泳ぐだけでなく船を引っ張っていかないといけないのでなかなか大変そう。
夕日の沈む海へおおがら船も一緒に消えていきました。
亡くなった方々が海に送られて本当に天に上っていかれたんだなぁ・・・・って。

楽しかった居組も今日でさようならです。
お母さん、スースーをはじめ、今回もまたたくさんの方々にお世話になりました。
本当にありがとうございました。
また次回の居組を楽しみにしています。




コメント (4)
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