西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

浮世絵 花見

2013-06-07 | よもやま話 (c)yuri saionji

これは3代目豊国画の「弥生之花見」(弘化4・1847年)。

「桜時の今日ばかりは、花を見て暮らす」というようなことを書いている。
これは楽しい花見の帰り道、子供の手を引いて帰るところのようだ。
撥を帯に差し、三味線を担いでいるという大胆さ。


この時代は三味線を外で弾くことも多いし、皮も今より厚いのを緩く張っていたのでしょう。
おおらかに楽器をいじっていたようですね。
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