ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

さやかに星はきらめき・讃美歌第2編219番

2014年12月15日 | 聖書

      



O Holy Night : Kings College, Cambridge





       ケンブリッジ大学のキングスカレッジの大聖堂で歌う男声合唱。
       ボーイソプラノがとりわけ美しいですね。
       O Holy Night で知られるこのクリスマス曲も、
       とても有名ですね。いろんな歌手が歌っています。


                  


       大聖堂に聖歌隊、まさに、最高の舞台装置です。
       イギリスの聖公会は、一応プロテスタントなのになぜ?、などと愚問はさておき・・・。
       それにしても、このような大聖堂は、とても厳粛な気持ちにさせられます。
       聖い、侵しがたいふしぎな静謐さに、身が引き締まるのです。

       もちろん、いまでは、これはいかに立派でも、建造物に過ぎないとわかっています。
       
       古代イスラエル王国の王ソロモンは、念願の壮麗な神殿を建てたとき、
       神の前で、祈りをささげて告白しています。

           それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。
            実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、
            私の建てたこの宮など、なおさらのことです。(Ⅰ列王記8章27節)
       

       そうなのです。天地万物を創造された聖書の神、やがて救い主として、
       御子を地上に降される神は、
       宇宙の果てから果てまでを統べておられ、
       次元を超えて、世界のすべての場所に遍在しておられるのです。


       キリストが来られて以降、「新約聖書の時代」、かつて神殿にあった「聖所」は、
       私たち一人一人が
       それぞれの心の中にもつことができるようになりました。
       それまで、祭司(職)である特別な方を通してしか神にお会いできなかったのが、
       だれでも、直接、神にお会いし、祈り、語りかけることができるようになったのです。
       キリストがいつでも、神と人との間で、とりなしをして下さるからです。
       

       パウロもコリント人への手紙の中で、言っています。

           あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを
            知らないのですか。(Ⅰコリント人への手紙3章16節)



       自分たちが一人一人、神の神殿であるのだから、心身を聖く保たなければということを、つい、
       忘れてしまいがちの私ですが、
       この季節、あらためて救われた感謝と神の愛に思いを馳せるのです。


       
                      


          それにしても、大聖堂の清らかな歌声は、
          なぜ、こうも、心に響くのでしょう。




            ※イエスは固有名詞、キリストは称号(ギリシャ語由来)
             日本語では「救い主」の意味、メシア(ヘブル語由来)、christ(クライスト)英語、






       


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2 コメント

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クリスマス (すみれれもん)
2014-12-16 12:41:02
 この頃の話題は クリスマスに向かって気分を高揚させてくれますね。 まさこさん自身も盛り上がっているのでしょうね。 
つくしんぼでの忘年会でカラオケに行った時 確かクリスマスソングを 高らかにしんみりと唄いあげておられましたよね! 美声でした。 もう2度と聞けないのかしら・・・いえいえ また行けばいいのですよね!^^
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クリスマス (さとうまさこ)
2014-12-16 14:29:28
確かにクリスマスモードのさとうです。
今年はクリスマスの準備を担当させていただいているので、なんだかクリスマスで頭がいっぱいなのです。
例年24日のイブ礼拝を、お客様に来ていただきやすいように23日に変更し、時間も繰り上げて6時開始です。よろしければ去年同様お出かけ下さい。今年は、「きよしこの夜」など、おなじみの賛美歌を皆さんとたくさん歌いたいと思っています。お土産もCoffee もあります。よろしく!!
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