ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

付箋を付けない読書

2010年11月06日 | 本など


私にとって、読書するときに付箋は欠かせないものでした。本をバックに入れて持ち歩く以上、付箋も必携品で、必ずバックの中には付箋の入った小袋も。
しかし、よく考えてみると、私の読書は、純粋に本を楽しむことに尽きるわけで……。それに気づいた時、例外を除き、付箋を貼らない読書法に立ち戻ろうと決めました。
付箋を貼り、理で詰めて行くと確かにあとでまとめるためには便利だけれど、肝心のその本が訴えかけて来る本来のピュアなモノを見逃していく危険性に思い到った次第です。
全体を通して、その本が私に何を訴えかけ、何が心に残ったのか、それこそが大切なことではないかと。

楽しむために読む、もちろん学ぶためでもいいけれど、それは他者を介さない私自身の楽しみのためにという一点に絞り、書かれていることをまっすぐに受け留める、それで十分だと思うようになったのです。