ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

マザーテレサのような人は候補者にいるかしら…?

2005年08月31日 | Weblog
9月号「ちあ」が30日午後に印刷会社から届いた。
昨夕からポスティング開始。きょうは午前中、本間さんに車を出してもらってポスティングを手伝ってもらった。
そして、束の間の時間を割いて、映画「マザーテレサ」を観た。きょうは、「レディースデー」だとばかり思っていたけれど、京成ローザでは金曜日がレディースデーだとわかってちょっとがっかり。その分、夜もまたポスティングをした。

オリビアハッセー演じるマザーテレサは、特殊メイクでマザーテレサそっくりと評されているが、わたしは「マザーテレサとその世界」のドキュメンタリー映画を数年前観ていたせいか、ホンモノのマザーテレサの深く慈愛に満ちた表情と目力が忘れられなくてついつい比べてしまい、酷な言い方をすれば、ちょっとつまらないなと思う節もいっぱいあったが、総じてこの時期に「マザーテレサ」が上映されることはとてもいいことだと思う。

選挙が始まったけれど、マザーテレサのような候補者はいるかしら?と思ってしまう。
マザーテレサは死んだとき、3枚のサリーと1個のバケツを私物として残し、それ以外の私物は一切持たなかったと報じられたように思う。
「もっとも貧しき人々と共に」これがマザーテレサの貫いた信念だった。
彼女の偉業を思うとき、万分の一でもいいからマザーの志しに感動し、共感し、国のため人民のために尽くしたいと思ってくれる候補者がいたらどんなにいいだろうと思ってしまう。私欲を棄て、自由に闊達に、そして慎ましく、貧しき人々に深い眼差しを向け、動く……こんな候補者がいたらどんなにいいだろう。

駅からバスに乗ったら、マニフェストのカタログを真剣にバスの中で読んでいるサラリーマン氏が二人居た。こんな光景に出会ったのは初めて。
「今回は何としても選挙に行かなければ……」「でも、誰に投票すればいいのかしら」そんな会話も友人たちとの間で飛び交う。
でも、今回はとにかく選挙に行かなければ……有権者の有権者たる由縁を示さなければならない。今までは諦めもあってなかなか政治の世界に関心を本気で向けることが出来なかったけれど、今回はちょっと違うと感じているのは、わたしだけではないように思う。

マザーテレサの言葉から……「私たちの行いは 大海の一滴にすぎません。何もしなければ その一滴も永遠に失われます」


ローソク温泉から星ヶ見公園へ……②

2005年08月30日 | Weblog

星ヶ見公園が一望できる展望台のある場所でランチ。
ランチは、メンバーの一人が作ってくれたひじきごはんのお弁当。車なのでどこでも食事が出来るのに、「倹約旅行」なので、会費は2500円。足代もお弁当代もこの中に含まれているので、本当に有り難い旅である。無駄遣いをしないで行きたいところに贅沢に行く、このスタンスが気に入り、わたしは病み付きになりそうである。

星ヶ見公園は、大きな巨石が公園の中と言うか、山の中にあちこち置かれていて、石の発するパワーを体感するということが今回の大きな目的である。
公園の名前の由来は、「大きな岩の隙間から覗くと、昼間でも星が見える」というところから来ているらしい。巨岩が重なり合った「星ヶ見岩」の中からわずかに覗いた空を仰ぐと、宇宙への道が敷かれているように感じた。人は、眉と眉の間あたりに「第3の目」を持っていると言われ、開眼すると、ここから色をはじめ映像などが見えてくるらしい。そこに大きな期待を持っているわたしだけれど、凡人にはこの目を開くことは難しいのかなあ……。凡人は凡人のままの方が良いのかも知れないし……。
(写真は、「星ヶ見岩」の中をくぐりぬける手前で撮った一枚。いかに岩が大きいかがわかる)

公園の中は、樹木に覆われているせいか、思いのほか涼しく、涼風が吹き抜けて行く。
スポットを決めて、それぞれが思い思いに休息。
落ち葉の敷き詰められた土の道はほんわりと柔かく、何とも心地いい。
広大なこの公園の中で、人に会ったのは、犬の散歩中の一人にだけ。もったいないなあと思う。一日中でもここでまどろんでいたいという強い思いにかられた。

旅にはハプニングがつき物で、ちょっとしたハプニングもあったけれど、かなりのハードスケジュールをこなし、三河安城の駅に着いたのは夜6時半くらい……。
きっと疲れたおばさんの顔をしているだろうなあと駅の鏡を覗いたら、何とつやつやぴかぴかのわたしの顔が映し出されていてびっくり!!!これこそが、パワーアップかと内心ニヤリのご満悦!!!
いい旅が出来てうれしい!!バンザイ!!!

星ヶ見公園のことがよくわかるホームページはhttp://dead.gonna.jp/megalith/hosigami.html
ローソク温泉のホームページは
http://www.fukuokacho.com/main/store/info/yunosima/yunosima.html
(アドレスをコピーして貼り付けて下さい。)

ローソク温泉から星ヶ見公園へ……①

2005年08月29日 | Weblog

愛知県在住の横山さんが企画した「パワースポットを体感する旅」に28日参加。
岐阜県中津川市に「ローソク温泉」というラジウム鉱泉がある。そしてそこから車で20~30分行くと「星ヶ見公園」にたどり着く。
普段のわたしの生活スタイルから行くと、まずこんな場所に行くことはないと思う。
事前にホームページなどで調べていたにも関わらず、見ると行くとは大違い……。
名古屋近辺に住む横山さんをはじめ、彼を中心としたいい仲間に恵まれて奇遇な旅の体験をすることが出来た。

三河安城駅から高速を使って2時間くらい走ると、どうやらその近辺に行くらしい。
ここまで来ると地理音痴のわたしは、はなからどうやって行くかなどは門外視。8人乗りのワゴン車に6人が乗り込んで出発。わたしもその中のひとりとして迎え入れられたことにただただ感謝。ローソク温泉で新たに岐阜県に住む3人が合流、計9人のワクワク旅。

レクレーションとリラックスを兼ねて今回の旅に選ばれたのがこの場所。
ローソク温泉は、俗化を防ぐため、昭和58年まで、ローソクの灯りを灯していたという言われによるらしい。どんな秘境かと思いきや、道も駐車場も整備されていて、真夏の刺し込むような太陽を浴びていると、ここが秘境とはあまり思えないが、もしかしたら秘境なのかも知れない。お天気や季節によって受ける旅の印象には大きな違いがあるから……。
湯治場というのはあまり行ったことがないけれど、ここは湯治場の印象を受けた。
様々な病気を抱えた人も大勢来るらしいし、それだけ、ここのお湯がもたらす効果は絶大なのかも知れない。

実際、入浴してみると……。
まず、せっけんやシャンプーは使えない。シャワーで汗を簡単に流した後、湯船へ。
湯船は二つあって、まず「湯船2」の方に5分浸かる。多くても10人は入れない湯船に人がひしめき合っている。誰かが上がるまで順番待ちのハダカの行列が出来ている。湯船のお湯をこぼさないのがこの温泉の暗黙のルールと2回目だと言う仲間の女性が教えてくれた。従って、人が入ることによってあふれ出るお湯はなし、満杯の状態だとお風呂の際で次の人が足だけをつけている光景もあった。
「湯船1」に移動、ここも最大5分まで。それ以上浸かっても害はあっても効果は出ないと、温泉主の人が説明してくれた。(「湯船2」「湯船1」は1号泉から7号泉まである源泉の名前だと思う。)
薬効高い大切な源泉を無駄にしないようにという配慮が湯治客にも伝承され、初めてのわたしは、ただただびっくり先輩客の指示に従う。入浴中の人様のカラダをジロジロ観たりはしないけれど、それでも目に飛び込んで来るのが大きな手術跡を持った人たち。みんな様々な事情を抱えながら、同じ湯船に浸かっておしゃべりしたり、目を閉じたり……。
入浴前、源泉を飲もうとするわたしに、「あなたは敏感だからコップに3分の1位がいいよ」と、リーダーの横山さんが教えてくれた。3分の1は7歳児位にオススメとあったが無理は禁物とアドバイスに従った。

お風呂から出ると、休憩所で横になったりする方法もあるようだけれど、わたしは戸外に出て庭を散策。天然ラドンが空気中に放散しているとかで、森林浴とラドン浴で心身をリフレッシュ。1回の入浴でどれだけの効果があるかはわからないけれど、何となく得をしたような気分になった。
一昨年、山形県の湯殿山に行ったときのことを思い出した。「湯殿山」は語るべからずの秘境霊山で、ここのパワーも凄かったけれど、「温泉」のイメージを覆す温泉がまだまだいっぱいあるのだなとワクワクしながら、ローソク温泉を後にした。

車窓から眺める空の青さに目を見張った。ほんとうに澄んでいる。その分、照りつける陽射しはキリキリとハダにくい込むほど。こんな空気感は空気が清んでいる証しなのだろう。白いうろこ雲が空高く広がっていた。

続きはまた……

富士山が見えた!!

2005年08月26日 | Weblog

台風の余波が残り、朝のうちははっきりしないお天気だったが、9時半ごろ、もしかしてと思い、ベランダに出てみるとやはり富士山が……
空高く厚い雲に覆われていたが、その下に光の帯が広がり、笠雲をいただいた富士の姿がくっきりと見えた。
部屋に戻り、カメラを持ち出して写したけれど、やはりわたしのカメラでは無理がある。よくよく眺めてみると、うっすらと写っているようにも見えるが、これでは説得力がないなあ……。夕方のニュースを見ていたら、わたしが見た富士山が映し出されていた。
笠雲を被った富士山など、アマチュアカメラマンで富士を狙っている人にとっては垂涎ものの構図である。
でも、基本的には、自分のマナコで眺め、自分の心に記憶させるのが一番大切。いいものを見せていただいたと、神さまに感謝しよう。

きょうは、午後からトライワープの虎岩さんにパソコンのサポートをお願いしてあったので、出かけることなく家で一日を過ごした。
虎岩さんが帰った後、メールをチェックすると、知り合いの内田さんから「パソコンが不機嫌になってしまって困っています。虎岩さんに連絡するのは如何したら良いでしょうかね。SOS。」とメールが入っていた。連絡先を書いてすぐに返信すると、どうやら虎岩さんと連絡がついたらしく、「すぐに来ていただきパソコンの機嫌は良くなり、私も落ち着きました。」と、再度報告のメールをいただいた。
こんなことは、わたしのうれしいことのひとつ。人と人が繋がり、双方の役に立てるのはほんとにうれしい!!!
内田さん、よかったですね!!!



ベランダの花をアレンジ

2005年08月25日 | Weblog

台風の接近のせいか、部屋の窓越しに見える雨脚が少し激しい。
我が家の場合、雨が降ってもベランダにまで降り込むことはあまりなく、少し水遣りを怠ると、鉢の土は乾いた色を見せる。ベランダ園芸の難しさと、ゆえに過酷な条件を花たちに強いることになる。

そんな厳しさの中でも雨をいただくと、雨の霧滴が降り注ぎ、湿気を帯びた花たちは清やかな生気を取り戻し、鮮やかさを増してくる。
ローズマリーはやわらかい葉を次々に育み、小さな鉢に植えられた四季咲きの薄紫色のミニバラが咲く。どれもたっぷりとはいえないけれど、狭い我が家にはこれくらいがぴったり。ベランダに出て自分の育てた花を摘むうれしさには格別のものがある。
手の平に乗るような小ぶりの花瓶に、摘んだ花を挿す。部屋に飾ると、部屋はたちまちいい空間へと変わる。たったこれだけで、どれだけ豊かな気分にさせられるかと思う。わたしにとってはうれしい時間の過ごし方で、家で過ごすこの「ひとり時間」も大好きな過ごし方のひとつである。

(昨日は、朝書いたブログをアップして出かけたのに、夜帰ってから再度確認したら、その文はどこにも見当たらない。いったいどこへ飛んだのやら……。ちょっと残念。)







可愛そうな名前を付けられた花……

2005年08月22日 | Weblog

「ちあ」9月号の入稿を明日に控えて、いつも最後になる「さんぽみち花花」を書く。

探せばいっぱいあるのかも知れないけれど、この時期は、ほんとに花が少ない。
花がな~い!!と、あせりながら、散歩に出る。

気になる可愛い花を見つけたけれど、何ともこの花の名前がいただけないなあ……。
可憐で、初々しくて、今の季節にぴったりなのに、どうしよう……。
その花の名前は「ヘクソカズラ」、正式な学名にもなっていると、何かで以前読んだことがある。何とも無粋な名前を付けられたもので、思わず同情してしまうが、臭いが強いらしい……。眺めるだけではさほど感じないけれど、こすったりすると悪臭がするらしい。

小さい頃からこの花はいつも身近にあったが、摘んで遊んだ記憶は不思議とない。足場の悪い草むらなどに咲いていることが多かったからかしら。名前を知ったのは最近のことである。

咲いてる!咲いてる!と、ほほえましく眺めながらも、一度も「ちあ」にご登場願ったことがない。この名前ではなあ……。

きょうも見かけた。念のため、インターネットで検索してみると、何と、別名「サオトメバナ」「早乙女花」と呼ばれていることがわかった。
「よかったねえ!!」と、今日西千葉教会から西千葉駅に向かうフェンスに絡むように咲いるのを見てきたこの可憐な花を思い出しながら、語りかけ、書いた。
汚名を返上して、早くみんなにサオトメバナと呼ばれるようになるといいネ!!!

動いている人 ⑤ 鞄 「Jiro」 の二郎さん

2005年08月20日 | Weblog

鞄職人・二郎さんのお店「Jiro」は、ゆりのき商店街の中にあります。

「ちあ」創刊時から、何度も「ちあ」に「jiro」さんの広告はご出稿いただき、もうおつきあいは5年くらいになりますが、お会いするたびに二郎さんの「顔」がどんどんよくなっているのをひそかに感じ入っています。
人が育っていくのを観るのは、年配者としてはとてもうれしいことですが、5年の間に二郎さんは30代に入り、ふたりのお子さんのパパにもなり、仕事にもますます脂が乗って、その充実ぶりが表情にも滲み出て、お会いする度、いいオーラを発しているなといつも思っています。

「jiro」さんの作る鞄は、多くのファンを惹きつけています。
オーダーの手縫いにこだわり、そのセンスの良さと確かな手仕事は、ブランドバックにも劣らない味を醸し出しています。
お店の雰囲気も、都会的なセンスにあふれた二郎さん流のこだわりが随所に見られ、その奥に設えられた工房も、近場ではなかなかお目にかかれないいいムードが漂っていて、そこで仕事をしている二郎さんは、ほんとにかっこいい!!(写真)

まだ若い二郎さんの手仕事は、可能性もいっぱい秘めていて、繰り返し模索も続いているようですが、大きく大きくはばたいて行って欲しいと願っています。
「jiro」は、西千葉駅を背にゆりのき商店街の中にあります。

今日20日は、同じゆりのき通りにあるパスタ専門店「壁の穴」で「ゆりの木コンサート」があります。午後4時から5時まで・・・千葉大学ジャズ研が出演します。(600円でケーキ、ドリンクつき)
どうぞ、いらして下さい。

「投票に行こうキャンペーン案」のこと

2005年08月19日 | Weblog
政治のことは難しいし触れないでおこう、と、このブログを立ち上げたときに決めていたけれど、毎日、毎日、新聞やニュースを見ていたら、そんなわけにも行かない雲行き。
何だか、こわいことが起きそうな、そんな予感を感じているのはわたしだけだろうか…。

「郵政民営化」って、本当のところ何なのだろうか……。
議会制民主主義の国、日本で行われた郵政民営化法案の採決で、賛成、反対が意見として起きるのは当然なことなのに、採決をベースに議案を練り直すことなく、民意を問うと解散総選挙に追い込んだまでは、まあ、まったく納得できないわけではなかったけれど、そのあとがいけない。
「対立候補」やマスコミが煽り立てたとは言え「刺客」と言う言葉まで飛び出して、違った意見を封じ込め、排除して行こうとするやり方は、本当に恐いし、いただけない。
小泉さんが選んで行く対立候補は、「ユウメイジン」のオンパレード、ユウメイジンだったらなりふり構わず誰でもいいの?と、素朴なクエッションがわいて来る。

有権者そっちのけの私利私欲むき出しの、あほらしいドタバタ劇を見ていると、選挙と言っても一体誰を選んだらいいのだろう……そんな迷いから、投票を棄権する人もますます増えるかもしれないけれど、今回は何としても「投票に行こうよ」と、キャンペーンを繰り広げていくと言うのが、「地域通貨ピーナッツ」の海保さんのブログに書かれていた。

有能でとてもチャーミングな「アルテミス」の中野よう子さんの「アルテミスジャーナル」に17日に書かれていることも、ほんとほんとと頷ける。

アルテミスジャーナルは、 http://artemisjo.exblog.jp/
海保さんのブログは、http://blog.goo.ne.jp/amigo-kaiho/

いずれも、とても参考になりますので、ぜひご一読を!
(上記アドレスをコピーして、アドレス欄に貼り付ければ、簡単にたどり着けますよ。)

地震とからすうり……

2005年08月16日 | Weblog

今日、また大きな地震があった。

家に帰ってみたら、立てかけてあった額が倒れて、額のガラスがグチャグチャに割れ散っていた。廊下の窓辺に吊るしてあったランプのガラスも落ちて割れていた。
スリッパを履いて、ケガをしないように割れたガラスを拾い、掃除機で吸い取った。
11階の我が家は、前回も物がいくつか落ちていたが、今回のほうが被害は大きいし、被害の危険度も大きい。耐震構造になっているので、気付いたことは、不安定な状態で置いてあるものにどうやら被害が出るらしい。

夕方、出かけた先から家に帰る途中に仰ぎ見た空は、龍が泳いでいるように輝いている夕焼け雲があった。空の一隅に金色に輝いている箇所があって、それはとても不思議な世界への誘いのようにも見えた。地震の後だからそう感じるのか……。
朝夕は、少し凌ぎやすくなって、そこはかとなく秋を感じた一日でもあった。
季節は、少しずつ移っている。目にはさやかに見えねども……である。

そんな中、ふとカラスウリの花のことを思い出した。
わりと近場に、カラスウリの花の咲く場所がある。今年も咲いているだろうか……。
写真は数年前に、夕暮れを待って撮影に出かけたときのもの。
日中は、この花を見ることが出来ない。
田舎で暮らしていた頃、夕暮れ時、お盆にお墓参りに行く道筋にいつもこの花が咲いていたのを懐かしく思い出す。

オーロラを観た日のこと……

2005年08月15日 | Weblog
オーロラを観に、カナダのフォトマクマレーに行ったのは、2000年3月3日から8日まで。
その年は、太陽が11年周期の活動の最も盛んな極大期を迎えたために、オーロラの当たり年ということで、彗星探索家、木内鶴彦氏の率いる「オーロラツアー」に参加した。参加者は大阪から現地へ、東京から現地へと合わせて24名くらいだった。

オーロラのことなどすっかり忘れていたところに、「地球で生きることを創造する会」の浅川さんより、ホームページにオーロラのことを載せたいので、「木戸さんが『連』の中で書いた文章をお借りしていいですか?」と、大阪よりお電話をいただいたのは数ヶ月前のことであった。

『連』は、わたしが「ちあ」を始めるまでの2年間、全国に散らばる友人、知人約80名に郵送していたプライベートな通信の名前である。
その『連』のことも忘れそうな昨今、オーロラツアーに同行した浅川さんは、どうやら、わたしの送った『連』を手許にとっておいて下さったようである。
なぜか、「ちあ」創刊号(2000年6月)には、広告が埋まらなくて、オーロラの写真などを埋め草に使ったことまで思い出してしまった。

浅川さんから届いた「ホームページ更新案内」には、下記のように書かれている。

【2000年のオーロラ観測ツアーに参加したときの写真を載せています。
オーロラの出具合は、「レベル1~10」で表わされるそうです。レベル7以上は年に数回程度、私達が遭遇したオーロラは、レベル9.5でした。非常に珍しいということになります。是非御覧下さい。】
そして、「連」の拙文が載っている。

しかし、わたしたちが観たオーロラは、とても写真に収められるようなレベルのものではなく、プロのカメラマン氏も同行していたが、レベル9,5のオーロラが出たときには、魚眼レンズも役に立たず、カメラを置いてオーロラに見とれたと話していた。
日本に帰ってくると、朝日新聞の一面に、オーロラの写真が載っていて、どれだけすごいオーロラが出現したか記事になっていた。
こんなにすごいオーロラの洗礼を受けたせいか、2000年には、わたしの人生の転機となるような出来事が山のように起き、パワーアップが出来たように思う。

次のアドレスを開くと、オーロラとオーロラに寄せる「連」の文章が載っています。http://www.i-earth.jp/ayumi_kobore01.htm
お暇なときにご覧下さい。