ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

春の野で摘み草

2007年03月31日 | 自然 花や風景など

ソメイヨシノが満開を迎えた今日、「春の野」に出て、摘み草をしました。
セリ、三つ葉、つくし、あざみなど野生の中に自生している“春のめぐみ”を摘みました。

曇り空でしたので、サクラと空が同化したような景色の中を車で移動しながら、今を盛りと咲き誇る菜の花の出迎えを道筋のあちこちに受けながら、春の一日を楽しみました。
摘み草も、後の人たちに残すように片手の平に収まるくらいのものを自然からいただきました。

過疎の村を走りながら、こんな美しい里山の中で一年の三分の一でも暮らしてみたいと思いました。
山は、ヤマザクラも咲き、木々のヒタヒタと萌えるような新芽の芽吹きに染められていましたし、里にはラッパズイセンやいちりんそう、野スミレ、ホトケノザなども咲いていました。

里と山の境界とも言える里山の春の景色は、言い知れぬほどの豊かさをひそけき静けさの中にも醸し出していました。
川べりではツバメが水遊びをしていましたし、山にはウグイスの鳴き声が響き続けていました。
休耕田や空き地での摘み草でしたが、水田にはたっぷりの水が張られて田植えの準備が整っていました。

サクラの満開と共に、一度に春が押し寄せてきたような景色の中で、自然の恵みの豊かさに感謝した一日でした。

映画「無名(むみょう)の人~石井筆子の生涯~」

2007年03月30日 | 映画・芝居・芸術など
千葉市生涯学習センター2階ホールで「無名の人~石井筆子の生涯~」を観ました。
この映画は「男女共同参画セミナー」として行われ、主催者は「千葉・市原・葛南地域男女共同参画地域推進会議 ちば県民共生センター」で、自主上映映画でした。

石井筆子についてはほとんど知られていなくて、津田梅子、山川捨松とほぼ同時代を生き、男女同権運動などは平塚らいちょうよりも10年も早くから取り組んだ人であることもわかりました。

先日放映されたNHKのテレビ番組「そのとき歴史が動いた」で石井筆子が特集され、たまたまそれを観ていたわたしは、自分の信念を曲げず障害者福祉に心血を注ぎ、こんな壮絶な人生を生きた女性がいたのだと深い感銘を受けたことを覚えています。
そして「石井筆子の生涯」をぜひ観て見たいと思ったのがきっかけです。

宮崎信恵監督の舞台挨拶に続き、上映が行われ、上映後宮崎監督の講演が行われました。
監督は「石井筆子は知的障害児を授かることによって障害児教育とその福祉に生涯を捧げた人として知られていますが、この映画を通して筆子の明治の時代における女性の自立と女子教育の振興、男女同権論を展開した人、女性の人権のために闘った人という筆子の根底に流れる思想や福祉以外のもうひとつの側面のすばらしさに触れて欲しい」と話しました。

映画は、筆子が使ったという日本最古のアップライトピアノが遺され、その映像が映し出されたのを皮切りに吉永小百合さんがナレーションをつとめる等、もの静かな語り口ながら、史実や資料を忠実に再現し、その足跡と生涯を辿っています。

監督は、「にぎやかで派手でパフォーマンス豊かなものが受け入れられる時代に、資料が多くて、堅くて、真面目な映画です。ドキュメンタリー映画は上映も採算ベースで考えると映画館での上映はやってくれるところも少なく、しかし、ひとりでもたくさんの方にこの映画を観て欲しいと願っています。」と挨拶されました。

「筆子の生誕から150年が経ち、今の時代を考えるとき、いじめや虐待、世界を見れば戦争や紛争が続いています。わたしたちは胸を張って生きているだろうか……誇りを持って生きているだろうかと思うことがあります。わたしも60歳を過ぎて、一人ひとりが社会を成り立たせている、流されることなく生きるということを真剣に考えなければなりません。
石井筆子も今までほとんど知られることなく、筆子の他にもコツコツと実践してきた多くの女性たちが男性の陰に隠れ闇に葬られています。多くの無名の人によって作られた歴史を一つ一つ掘り起こして行くことがこれからは大切です。石井筆子だけを伝えることなく、今、わたしたち女性が本当に解放されているのだろうか、制度は整って来ているのかなどまだまだ問題が残されています。
筆子は地位や名誉や虚飾の世界から身を引き、富、名声、地位のためより、社会的に障害を持った弱者のために一生懸命生きました。鹿鳴館時代を経て、筆子は高い階段から一段ずつ降りて行き、生涯を信念を持って弱者のために捧げました。」と話しました。

非常に静かで華奢で淡々とした語り口の宮崎監督のどこに映画作りのエネルギーがあるのかと思うほどでしたが、数々の福祉関係の映画を制作してきた実績と人としての眼差しのやさしさと視点の確かさのようなものを講演の中にも感じ、静かな感動と深い共鳴を覚えました。

映画は、数少ない筆子を知る人や筆子の姪・甥に当たる方などの証言もあり、晩年の「滝乃川学園」における石井亮一・筆子夫妻の映像なども織り込まれ、また筆子にゆかりのあった場所などの美しい映像にも引き寄せられます。
落ち着きと品格のある素敵なドキュメンタリー映画でした。



「女性の品格」

2007年03月29日 | 本など

2~3日前、新聞広告面で見た「女性の品格」(PHP新書・756円 坂東眞理子著)の本の紹介欄。
「強く、優しく、美しい女性になるための66の法則」と紹介文が載り、「装いから生き方まで」とサブタイトルが付けられているのも広告欄から知ることができます。

わたしは、まだこの本を手にとってもいませんし、ましてや読んだわけでもありませんが、「上品な女性とは……」と羅列された広告欄の言葉を読んで、ほんとうにその通りと深く頷いた次第です。

ここにそれを挙げてみたいと思います。
「礼状が書ける」「約束をきちんと守る」「型どおりの挨拶ができる」「長い人間関係を大切にする」「流行に飛びつかない」「姿勢を正しく保つ」「贅肉をつけない」「花の名前を知っている」「思い出の品を大切にする」「無料のものをもらわない」「得意料理をもつ」「人に擦り寄らない」「愛されるより愛する女性になる」「プライバシーを詮索しない」「よいことは隠れてする」「恋はすぐに打ち明けない」「品格ある男性を育てる」

本当にその通りだと思いつつ、いくつかの言葉にドキリとし、我が身を振り返ります。なるほど、なるほどと、この列挙された言葉を読むだけで深く確信するいくつかの思いがあります。

「無料のものをもらわない」で、思わず思い出した数年前の出来事が甦りました。
京都に旅行したとき、大阪に住む友人とその友人の知り合いの数人の女性と京都の花背に行きました。集まったのは10人位でわたしが京都に行きたいと友人に伝えたとき友人が自分の仲間を集って10人のグループを作り、花背の小さな宿を貸し切ることが出来ました。。
それまで、わたしはわたしの思いを汲み、その旅の企画の中心人物となってくれた友人を仕事上でもプライベートでもとても尊敬していましたが、ある出来事があって、一気にその思いが沈んでしまったことを鮮明に覚えています。

忘れもしない京都のある地下鉄の駅を降りて地上に出たときのことです。
階段の出入り口にポケットティッシュがたくさん入ったかごが無造作に置かれていました。朝早かったこともあり、配る人がおそらくかごだけを置いて何かの用足しをしているといった感じの置き方でした。
それを目敏く見つけた友人は、「あらぁ!!こんなところにティッシュが置かれているワ!!みんな、もらいましょうよ!!」と声をかけ、数人の女性がわしづかみするようにそのティッシュを自分のバックに仕舞いこみました。
わたしは、驚いてそれを見詰め、以来旅の道中だんだん不機嫌になって行ったことを思い出します。
友人はいつもエネルギッシュに仕事をこなし、以前わたしも関わり、友人も関わっていたある化粧品の代理店業務の中で、友人は全国に数いる代理店を尻目にいつもナンバーワンの売り上げをキープし、日本一に輝く成績を競う表彰台に山のように上った人でした。
千葉と大阪と離れていたせいか、わたしは友人を遠くから憧れも含めて眺めていましたので本当にその「ティッシュ事件」は衝撃でした。まさに「おばさん行動」そのものの友人を間近に見て、観察すればするほどそれが顕著に目に付き、以来だんだんと疎遠になっていきました。

「無料のものをもらわない」……まさに名言です。例えもらうにしても、今必要な最少の単位にする、今必要ないならもらわない、わたしもそれは自分に言い聞かせ実行しているつもりです。
たとえ無料で配られるティッシュにしても同じです。

他にも本当にその通りと思ういくつかの言葉を見つめています。
「よいことは隠れてする」……、これを倦まずたゆまずさりげなく実行しているわたしの親しい友人夫婦は、わたしの自慢の人たちです。

さて、この見出しを読んで「女性の品格」を読んだ気分になってしまったわたし。この本を買うべきか買わざるべきか迷っています。

鎌倉へ~~

2007年03月28日 | Weblog

今日は鎌倉へ行きました。
北鎌倉で降りて、駅のそばの「口悦」でランチをと思い立ち寄りましたが、「今日は予約のお客様でいっぱいですのでスミマセン」と断られました。
わたしは、「口悦」には一度しか行ったことがありません。もう2~3年位前、東慶寺に行く途中に見つけて飛び込んだお店でしたが、表向きのシンプルな店構えはややもすると見過ごしがちなほどで、道沿いにのれんが一枚下がっているだけの普通の佇まいのお店でしたが、出されたものの美味しさとその「出し方」がすっかり気に入って機会があったらもう一度と思い続けたお店でしたが今日は残念でした。

北鎌倉から鶴岡八幡宮沿いの道を歩きながら、今日の目当ての「古道具屋」さんを目指しました。
雪ノ下から二階堂へと地図を頼りに訪ね、迷うことなく辿り着き、お店の中を堪能しました。若いご夫婦でやっているお店でまだオープンして1年が経っていないそうですが、まさに“古道具”が洒落たセンスでディスプレイされていてワクワクしながら眺めました。

古道具屋さんを出ると、あとはもう自由気まま、報国寺や浄明寺の中をぶらりぶらりと散策しました。
桜は3分咲きと言った感じで、あと数日で景色はがらりと一変するであろうことを想像しながらも、ムラサキダイコンやシャガなどが瑞々しく美しく咲いていました。椿もまだまだ健在で、その種類の多さにもうれしさを隠し切れないほどでした。(写真)

最近は、ひとりで思い立ったように出かけることの多い日々ですが、たいていは女性は2人から4人連れが多いように思います。グループで動いているオバサマたちが断然多い訳ですが、わたしも以前はよく友人と出かけたりもしました。そのときは、ひとりで公園や名所旧跡に佇んでいる女性たちを見かけて、「何が面白くてひとりでこんなところに来ているのだろう?」と、思ったものでしたが、今はまったく逆で、「こんな美しい風景の中をどうしてひとりでゆっくり歩かないんだろう?」と思ってしまいます。ひとりで動くとゆっくり好きなだけ好きな場所に立ち止ることが出来てそのうれしさは格別です。
もちろん、時間が合えば友人たちとも出かけますが、思いついたときにさっと動くとなるとやはりひとりが断然フットワークよく動けます。

鎌倉駅に戻り、江ノ電口もブラブラとあてもなく歩きましたが、やはり面白いところがあって、あっという間に夜になってしまいました。
本当はもう一つチェックしたいことがあって来たのですが、歩き疲れて、また数日中に再度鎌倉に行きたいと思っています。


散り敷く花も美しいけれど……

2007年03月27日 | 生活・暮らし・家事など

桜に先がけて、コブシの花があちこちで満開を迎えています。
桜に比べると特別人々に愛でられることもなく話題にものぼることのすくない花ですが、しかし、凛として大らかに咲き誇っています。

花屋さんで母子らしい女性の二人連れが会話していました。
「きれいねぇ!!でもこの花、散るでしょう?ちょっと……やめようか……」
部屋の中に飾る切り花として売られていた花を指しての会話のようでしたが、はらはらと散る花は掃除や片づけが大変なことは確かです。避けたくなるのもよく理解できます。
室内だけではなく、マンション住まいの場合ベランダにも土がなく、従って散った花は土に同化して自然に還るような訳には行かず、ベランダに置く花や植木も出来れば散らない花をとわたしも知らず知らずのうちにそんな人間様にとって都合のいい花選びをしていますが、同じような人が居るんだなと思いました。
本当は散り敷かれた花を眺めながら花の風情を感じることも味わい深いことですが、散った花や葉が用心していないと排水溝を詰まらせたり、風が吹くと隣りのベランダを汚したりと現実問題にも直面しますので花選びも慎重にならざるを得ません。ちょっとつまらないことですね。

バスや電車に乗って車窓を眺めると、今日もレンギョウの黄色い花の群落を見つけました。
きのう訪ねた画廊にはサンシュユの花が見事に活け込まれていて目を見張りました。どの花も本当に美しく咲いて目を楽しませ心を豊かにしてくれています。




輪島市で震度6強の地震

2007年03月25日 | 自然 花や風景など

朝は風混じりの強い雨が降っていました。
雷こそ鳴りませんでしたが春雷を思わせるほどの嵐のような雨模様でした。

朝9時43分頃、マンション11階にある自宅のソファーに座ってテレビを観ていた所に緩やかな揺れを感じました。
石川県能登沖を震源とする地震速報が流れました。ほどなくニュース番組に切り替わり、地震の大きさが一番ひどいところで震度6強と伝えられました。
千葉県のわたしの家でも揺れを感じるほどでしたのできっと大きな地震ではと心配した通りになりました。
被害を受けた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

気圧の影響を受けやすいわたしの体は、昨日は片付けなければいけないパソコン上での仕事がまったく進まず、「電磁波が来ている!!」と、ひとりで勝手に騒ぎながらなぜか“パソコンの前から離れたい症候群”に陥りましたが、今日はなぜかすっきりとして溜まっていた原稿を片付けることが出来ました。

午後からは雨も上がり、風も収まって青空こそ見えませんでしたが、穏やかな暖かさが戻ってきました。
近くで観察しているソメイヨシノも花びらを2~3輪咲かせ、本格的な桜のシーズンがやってきました。
今日の写真はソメイヨシノよりも一足早く満開を迎えたカンザクラです。駅に向かう大通り添いにあるマンションの門口に3本植えられていて、濃い桜色の可憐な花姿を毎年楽しみに眺めています。

たっぷりの雨をいただいた木々や草花も瑞々しさを増し、路地脇に逞しく咲くか弱い風情をたたえたヒヨコ草も美しく輝いていました。





ひとりで楽しむアフタヌーンティー

2007年03月24日 | 生活・暮らし・家事など

「われわれの個人的日常生活の内実が、経済の進歩に見合わず、すこぶるちぐはぐであることは、もはやこれ以上述べるまでもない。また意味もない消費が家庭生活における真のゆとりの生活の実現とはなんの関係もない。われわれが生活者として豊かな社会を享受するには、まずこれまで置き去りにされてきた、身近な生活空間を美しく合理化することが前提であり、次にわれわれは自分自身の間尺に従って、つつましくはあるが、野の花一本を大切に心がけ、一杯のお茶を感謝して飲むような時に、真の豊かさが実現するのではないかと思う。」(世界文化社 出口保夫著「イギリスの優雅な生活」より)

図書館で借りた数冊の本の中に「イギリスの優雅な生活」があり、その美しい文を堪能しています。

今日は、午後から雨が降り出しました。
部屋の中にいるとしんしんと冷え込むような春の一日でした。
寒い日は温かいスープやお茶がなによりのご馳走ですね。
わたしは、最近保温式電気ポットの使用を止めました。少し不便を感じましたがすぐに慣れました。
昔買った小さな急須のようなステンレスのやかんがあり500ml入ります。火にかけるとすぐにお湯が沸き、これを同じ500ml入りのティーポットに注ぎお茶を淹れます。そしてやはり500ml入りのステンレスの保温ポットに注ぎこんで終わりです。
我が家の「アフタヌーンティー」は、無農薬の三年番茶です。
こうして置くと飲みたいときに熱いお茶が飲め、ゆっくりとしたリラックスタイムが過ごせます。このお茶の中に時には梅干を入れたりもします。
家族が居る時は、また別バージョンとなりますが、ほとんどひとりのことが多い今の生活には、この500mlサイズというのはとても具合のいい大きさで気に入っています。
これからは、出かけるときにも出来るだけ、お茶を持って出かけたいなと思います。友人の一人は長年出掛ける時にはお茶を持参する習慣があり、講演会や公園などで一杯の熱いお茶のお相伴がどれだけ気持ちをほぐしてくれたか数知れません。
わたしもそんな習慣を少しずつ見習いたいと思っています。

桜が咲きました!!

2007年03月23日 | 自然 花や風景など

船橋でキネシオロジーのセミナーを一日受けた後、飯田橋から有楽町線に乗り、都内に出ました。

キネシオロジーとタッチフォーヘルスは結果がすぐに出てとても面白い健康療法です。

まだ少し腰痛が残っていたわたしが実験台になり、会場の細長いテーブルにうつぶせに横になりました。会場にはプロの整体師も参加していて、わたしの足の長さが左が5㎜長いことがわかりました。講師がわたしの体に触れることなくオーリングで処方を探り出し、持っているアクチベーターを空に向かって空打ちするときに、私も同時に「う」と発音するように促され、「はい!」とスタートのサインが出た後わたしは「う!」と叫び、講師はアクチベーターをカチッと空打ちしました。するとそれだけでわたしの両足の長さが揃い、腰痛が瞬時に消えました。
これは参加者が見ている前で行われますので、みんなも「ええっつ!!」と驚きの声を上げました。一種の遠隔治療なのでしょうか?
「あ」とか「う」は言霊の世界の言葉だそうです。
不思議なことが他にもたくさんありとても楽しいセミナーでした。
わたしも筋反射は正確にとれるようになりましたが、洞察となると様々なイメージ力からその人のストレスの原因を引き出して行かなければならず、まだまだ難しいですが、これからは真面目に勉強して行きたいなと思っています。

セミナーが終わり、6時にアポが入っていたので都内にでましたが、飯田橋の駅のそばで、桜の花びらがちらほらと咲き始めていました。
やはり桜はいいなあと思いました。これからおよそ1週間が勝負です。今年はどんな桜に出逢えるのかわくわくと気持ちが弾みます。



ユーカリを植える

2007年03月22日 | 生活・暮らし・家事など

ベランダに置いてある直径50cmはある大きな植木鉢にユーカリの苗木を植えました。
ローズマリーを植えたままで、ずっとずっと何を植えようかと2年位考えていましたが、ユーカリのポット苗を花屋さんで見かけ買い求めました。

ベランダには出来るだけ常緑のものを植えたいと思い続けていました。
2年位前にオリーブの小さな苗を買って来たものが、わたしの背丈ほどに伸びました。手に提げて持ち帰ったものですからかなり生育が早いオリーブです。
そして、今回は久しぶりにユーカリの苗木を買い植えました。

ベランダはコンクリートの上に鉢を置くことになり、落ち葉の積もるものは水はけその他でいくつかの問題が発生します。
残念ですが、好きなものだけを揃えても生育環境などで失敗したものもあり、ここ数年は数年越しに越冬したものだけが残り、新しく買い足すことはしないでベランダの花たちを見つめ続けて来ました。

白いモッコウバラ・バラ3種類・アブチロン2鉢・アロエ2種類・ミヤコワスレ3鉢・ハーブはローズマリー2種類・ラベンダー・バジルなどが育っています。じゅずさんごもあります。
白いモッコウバラは蕾を大きく膨らませていますが、アブチロンは思ったように育ってくれず、なぜかアブラムシが寄って来ます。しかし辛うじて枯れることなく育っています。庭に植えられたアブチロンのようには行かず、我が家に連れて来たアブチロンには可哀想なことをしたなと思っています。

これから春の陽射しを浴び、気温も上がって、ベランダの植物たちにもうれしい季節の到来です。青々とした柔らかい緑葉を増やしてくれることでしょう。
ユーカリは切花にも向き、優しいペパーミントグリーンの可愛い葉が繁って行くのが楽しみです。

首から下げるメガネケース

2007年03月21日 | モノ・雑貨・道具

今日は、毎月1回行われている「鞄JIRO」での“革あそび教室”の日でした。

最初に作った作品はパスカード、次がベルト、そして今回は「首から下げるメガネケース」です。
映画を観るときやモノを正確に見たいとき以外はいまだにほとんどメガネをかけるということはありません。疲れた時などかなり老眼が進んで来たかしら?と思うこともありますが、新聞や読書には特に裸眼のままで不都合はありません。
しかし、近場を見たり遠くを見たりでメガネをかけたり外したりを頻繁に行うこともあり、何となく使い勝手の悪い思いをしていました。

今日完成した作品は、首からペンダントを下げるようにぶら下げ、メガネが出し入れ自由のメガネケースです。
横に一本赤いステッチを利かせた以外はシンプルなデザインのメガネケースを作りました。ステッチはミシンではなくすべて手縫いで、100%満足できるものが出来上がりました。JIRO先生のおかげです。
これから外出の折には、わたしの首にはペンダントやネックレスではなくこのメガネケースがぶら下がっていることでしょう。実用とお洒落が同時に出来て楽しみです。