ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

探し物で吉。

2010年11月12日 | 生活・暮らし・家事など

めったに探し物をすることなどないのに、今回は探し始めて3日もかかってしまいました。結果は出て来て吉。よかった!!!
何を探していたかと言うと、旅に使う雨具です。
スポーツ用品専門店で買ったそれなりの合羽上下。数年前に熊野を歩くときに買いました。
以来、出番がなく、しかし、私にとっては無くてはならないものでした。

ずっと断捨離をしていた私。
うっかり捨てる荷物にしのばせてしまったのかしらと考えたけれど、ありそうな個所を探すこと3日。
雨具をしまうにふさわしい玄関の下駄箱の上の収納棚、廊下のクローゼット、これ以外のところにはあるはずも無く、しかし寝室の中のクローゼットやガラ空きの吊り収納棚も探したけれどそれらのどこにもありませんでした。
半ばあきらめかけたけれどあきらめきれず、もう一度再検索。それぞれの場所は断捨離効果バッチリで中にあるものが一目瞭然状態。まったくモノが入ってない戸棚もあります。

何と見つかった場所は……2泊用のリュックサックの中でした。ああ!!それにしても仕舞い込んだと思っている場所の何と不確かなことか。めったに使うことの無い雨具とめったに背負うことの無い2泊用のリュックサック。思えば確か、歩く旅の支度の共通項を二つのモノは備えていて使う時はほぼ同じと、私なりの整理の手法で収納したのでしょう。

これからこんなことが増えて行くのだとしたら、ちょっとユウウツですね。


枯れる

2010年11月12日 | 心・健康・癒し
    

「かれ」という言葉を探していたら、「枯れ」というのは「植物が枯れる」のほかに「人間が枯れる・深味が出る」という意味合いもありました。
「かれ」の中には「涸れ」というふだんあまり使うことのない字句もあり、「涸れ」には「水が尽きる→枯れる→涙が枯れる(涸れる)→愛情が枯れる(涸れる)→才能が枯れる(涸れる)→資金が枯れる(涸れる)」などの引用例が記されていて、なるほどと思いました。

これからの季節はだんだん植物たちにも枯れ色が増してきます。
人間が枯れるという言葉は久々に新鮮でした。枯れるためには涸れた経験をたくさん積み重ねての結果でしょう。

私も枯れていい深味が出せる人になりたいと願うようになりました。