ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

自力整体そしてバーバラ・アン・ブレナン

2007年06月30日 | Weblog

今日は月に1回の「自力整体」の日でした。
ラターサのオオガキさんのご好意でオオガキさんのスペースをお借りして行われる自力整体も私にとってはとても楽しみな会です。

私の趣味でもある「パワースポットめぐり」の話しから講師のT先生が読んでみたらと一冊の本をお貸し下さいました。
「癒しの光」バーバラ・アン・ブレナン著(河出書房新社)です。(写真)
バーバラ・アン・ブレナンはNASAの科学者から著名なヒーラーとなった女性です。
そして何とこのバーバラのヒーリングを学ぶためバーバラのスクールのあるカナダへ2ヵ月に1回T先生の「息子嫁」に当たる方が通っているということを伺って本当に驚きました。何だかわからないけれど何かが近づいて来ているなとそんな実感を持ちました。
さっそく秋ごろに白樺の黄葉が美しい頃、T先生の息子さんの住むヒーリングスポットへ伺う話がとんとん拍子に決まりました。瞑想するにもぴったりのその場所へまるで誘われるようにご縁をいただいたことはほんとに不思議です。
私は今たくさんの宿題を抱えていて読まなければいけない本もたくさんあり、机周りにどんどんどんどん積み重ねられていきます。
一日があっという間に終わり、本を読みどころではない現実がありますが、そんな中でも時間を作りながら読書の時間も作らなければなりません。しかし、ほんとに不思議な世界がどんどんどんどん広がって行きます。

肝心の「自力整体」も様々な健康法の先にようやく辿り着いた整体法で経絡の流れを中心に自分の身体を自分でほぐして行く心地いい健康法です。
身体が堅くて体操の苦手な私にも向いていて、イメージをし内観しながらの自力整体は自分の身体の声を聴きながら自分のペースで出来るので負担になりません。いい仲間に恵まれてほんとに納得の行く心地いい時間が過ぎて行きます。
日々ご縁をいただく一つ一つが珠玉のように大切なものとなり、私を支えてくれます。感謝~~。

花火の余韻

2007年06月29日 | Weblog

秋田県余目で観た花火の余韻を楽しんでいます。
私たち訪問客10人のために目の前でこんな贅沢な花火を揚げていただいたことに何だか申し訳ないように気持ちでいっぱいでした。
普通ほとんどの花火は川の向こう岸や湾で打ち上げられますが、余目の花火は田んぼの先から打ち上げられました。そのことにまずびっくり!!!
しかも、「NPO大曲花火倶楽部」代表の賢木さんのマイクによる解説付きです。
余目の人たちや大仙市長さんもとなりで一緒に観ました。田んぼのそばに敷かれた道で立ち見をしましたが、そこは田舎のこと、車もときどき通ります。そのたびに賢木さんが「車が通りますよ~。道を空けて下さい!~」と叫びます。交通規制をすることもなく車の人も時ならぬ花火に私たちが道を空けたにも関わらず、こちらに進んで来る気配がなくて、車を停めて車の中から花火鑑賞というようなおよそ都会では考えられないのんびりとした花火大会でした。しかし立派な花火の打ち上げの連続でそのコントラストにいっそうしみじみと余目の方たちの思いとその場に居合わせることの出来たありがたさに心が感動で震え続けました。

とても肉眼で観たものを再現出来ないのが残念ですが、花火の一瞬を捉えた今日の写真の花火を私は勝手に「シュルシュル花火」と名付けました。
今までに観たどれよりも私にとっては刺激的な花火でした。
放射状に広がる幾筋もの花火の線がクネクネシュルシュルクルクルと回転しながら落下します。花火のラインが遊ぶとでも言えばいいのでしょうか、そんな感動的な花火の出現に嬌声に近い歓声を上げてしまいました。

余目では桜祭りと一緒に花火が打ち上げられるようです。(余目桜花火鑑賞大会)
私は、大曲の大きな花火大会よりも、どちらかというと土着的なムードを残した余目の花火大会に行ってみたいと思いました。

NPO花火倶楽部http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/4943/
(株)小松煙火工業http://www.skymagic.co.jp/で花火のことを詳しく紹介しています。

今では花火の打ち上げももコンピュータで管理される時代ですが、「環境に優しい花火」も要求される時代です。
花火のことを少し関心を持って見つめてみる機会もいただいて本当に感謝です!

パワー全開

2007年06月28日 | Weblog

6月15日、16日と熊本にあるパワースポットに行ってから私のパワーは全開の兆しを見せてきました。
そして22日の秋田県の高寺山神社(写真)では思わず鳥居の前でこんなポーズをとってしまいました。
熊本から帰ってくると次から次に予期せぬ色々のつながりが出来てきました。仕事のこと、プライベートのこと、仕事なのかプライベートなのか区分けがつかないことなど様々なカテゴリーに括られる出来事が過激に押し寄せて来ています。
私の信念は「出来ることはやる!!」です。そして「好きなことで心地いいことしかやらない!!」です。ですからこれからチョイスして行くことは「好きなことで心地いい事で出来ることをやる!!」です。
あまりに好きなことが多すぎて目が回りそうですが、私の師は先日私に向かってお風呂の原理をあらためて教えてくれました。
「お風呂のお湯がぬるいとき、お湯をかき寄せるのではなく自分のところから押し出すだろ。それを忘れないように」と。これも言い古されたことですが、私は最近しみじみそのことを実感しています。
これ以上忙しくなるのはいや!とそんな思いもよぎりますが、そのたびごとに「そうだ、お風呂の中のお湯を手前から向こうに押し出すように、それが利他の心」と言い聞かせています。
周りの人々と調和し共感しながら、感謝をし、出来ることを精一杯やることの大切さをかみしめています。

日常に戻って~

2007年06月27日 | Weblog

6月はあっという間に終わってしまいそうです。
ここ数日色々の方からお電話をいてだいて約束をするのに「ではいつ?」と私が訊くと皆さん「7月の頭に」とおっしゃいます。
えっ!!そんな先に?と思いながらよく考えてみると、もう来週は7月ですね。
梅雨というのに雨が少なくて6月とは思えない暑い暑い毎日が続いています。

のんびり過ごすはずの私の毎日はここにきてまるで猛スピードをあげているかのように忙しくなってきました。なぜ?なぜ?とそのあまりの忙しさに自問自答しています。そんな中でいくつかの課題を抱えながら前に進んでいます。
ゆっくりゆっくりかみしめるように日々を大切に紡ぎたいのに、その思いとは裏腹に事が進んで行きます。

忙しさにかまけてモタモタともたついている私の周辺では、皆さんの動き方の速さに目を見張っています。
「仕事は暇な人に頼んではいけない、仕事を頼むときは忙しい人に」と、これは言い古された名言ですがその通りと毎日毎日周りの人たちの処理するスピードの速さに驚いています。
わたしもがんばろう!!!!!

漬物にも郷土色 秋田余目地方で

2007年06月26日 | Weblog

お漬物にも郷土料理というのがあるのですね。
写真のなすときゅうりのお漬物も初めていただきました。味付けが独特で甘みを含んだ麹味がアレンジされているようでした。
なすの方は漬物のお寿司だそうで名前はその名の通り「花ずし」。菊の花に唐辛子を彩りに添えた美しい漬物でお味も抜群でした。
他に大根の燻製のような漬物「いぶりがっこ」もあり、こちらも美味しかったです。

笑顔の柔らかな方たち

2007年06月25日 | 社会

秋田での2日間はあっという間に過ぎました。
あわただしくしかし濃密に盛りだくさんのご接待をいただきました。そのあまりのすごさにただただ甘えさせていただくだけで何も出来なかった私です。
これから一体私にどんなお返しができるのかしらとずっとずっと考えていますが答えが浮かんできません。ただただご厚意を感謝することしか出来ませんが、余目の方たちの姿を通してたくさんたくさん教えていただいたように思います。

その一つは皆様お1人お1人の笑顔がとても柔和で優しかったことです。まるで家族のように私たちを迎え入れて下さいました。
2日目の宿泊のために空いているご自宅の別宅をまるごと1軒提供して下さった家主の方のご恩はまるで懐に抱かれたように感動と感謝の思いで私たちを満たし包み込んで下さいました。手料理の美味しい朝食の味はずっとずっと忘れないと思います。冬の雪対策も含め夏は厳しい暑さの中での農作業や草刈など都会人には測り知れない肉体労働があってこその自然と向き合った暮らしの中で、柔らかな人々の眼差しの優しい本物の笑顔を見つめながら私も願わくば懐の深い人になれるよう齢を重ねたいと思いました。

何か役に立ちたいと思いながら家に帰ればまた日常の雑事に流されながら暮らすことになりますが今回のこの交流が何らかの形でずっとずっと続けばいいなと思いました。

写真は、帰る日の朝、お世話になった方々と家の前で一緒に写した写真です。
まるで旅館のように大きなお家で「うさぎ小屋」に住む私はそれにも心底驚きました。過疎が進みつつも田舎の人たちの自然と共にある本当の豊かさにも触れることが出来たようでうれしかったです。



ほたる狩り

2007年06月25日 | Weblog

小学生になるかならないかの頃、近所のお兄さんやお姉さんに連れ添われてちょうちんを灯しながら山際のたんぼのそばの小川や水路などにほたる狩りに行ったことがあります。
「ほ、ほ、ほたるこい~ こっちの水はあまいよ~ そっちの水はにがいよ~ ほ、ほ、ほたるこい~」とみんなで歌いながら夜道をおそるおそる歩いた記憶が甦ります。昼間のガキ大将も夜になると神妙にみんなの列に連なっていたのを鮮明におかしく思い出します。

そんなほたるの記憶を呼び戻しながら、秋田余目地区の方々がほたるの育つ環境を丹精こめて整えて下さった場所へ今度は大人が連れ立ってほたる狩りに行き、ほたるの乱舞を楽しみました。
山際の水路沿いにほたるの静かな明かりがぽっ、ぽっと点滅し静かに飛び交っている様子は心を落ち着かせ、人工では出しえないほたるの妙なる明かりが深く深く心に沁みこんで行きました。

写真は手の平に乗せたほたるです。懐かしさと絶滅に近かった小さな生きものほたるの生息を愛しく優しい目で見つめることが出来、心が洗われて行くのが実感できました。

秋田余目の旅 ほたる・昼花火・花火そして交流会

2007年06月24日 | 

6月23日(土)夜8時30頃、秋田新幹線で大曲駅に着きました。
迎えに来て下さっていた地元の方の車で「日本秘湯の会」の岩倉温泉に向かい、先発で到着していた西千葉の仲間9人と合流しました。

今回の旅のキーワードは「地域交流・花火・ほたる」に絞られるように思います。
そのどれもが地元の方々の温かいおもてなしをいただき、幽玄のロマンに満ちていました。

24日(日)朝、地元の方の案内をいただき「高寺山神社」へ行きました。杉木立の中をさくさくと土の道を踏みしめながら登りました。小さな社殿は立派な木彫刻が施され、神社までの土の道は、私たちのために下草が刈られ歩きやすい道へ整えられていました。どれ位歩いたでしょうか、心地よい汗をかきながら小さな鳥居をくぐると本殿と本殿脇のうば杉(樹齢800年位)が迎えてくれました。
私は、ほたると花火鑑賞のあとの交流会で、「どうか高寺山神社の参道の土の道をいつまでも残して欲しい」と同席して下さっていた市長さんや地元の方ににお願いしました。

この日は行事も盛りだくさんで、昼間には「農村コミュニティ再生・活性化支援事業『余目ほたる祭り交流会・1戸1輝食味会』」があり、ここでは農家の方々が持ち寄られた手打ちソバをはじめ、お味噌やお醤油、上新粉もちなども販売されました。
セレモニーのあと、私たち一行を歓迎してくださるために「昼花火」が打ち上げられました。
昼花火については私は生まれて初めて知りました。「昼花火」が目の前で打ち上げられ感激のあまり涙が出てきました。

夜は、地元の主婦の方達が作って下さった手料理による懇親会が行われ、そのあと会場を出て、今度はこれも私たち10人の訪問客のために高技術の花火が爆音をとどろかせて10発位花火のレクチャー付きで打ち上げられました。私たちが歓声を上げると、地元の方や市長さんが「大曲の花火大会の花火に比べると今日のはほんのさわりです」と言われ、私は本物の「大曲花火大会」をぜひ観てみたいと強く思ったほどです。
花火のあとは、ほたるの里で蛍狩りをしました。暗闇に光る蛍の明かりは深く心の奥底に眠っていた懐かしい感情を呼び起こし、幽玄の世界へ誘われて行きました。

秋田余目(あまりめ)地区の皆さまの温かい心のこもったおもてなしに感動のしっぱなしで一日が終わりました。
皆様、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

パソコンのご機嫌とキャンドルナイト

2007年06月22日 | Weblog

パソコンのご機嫌が悪くて、原稿を書いていると突然「パチ!!」と音を立てて画面が消えてしまいます。こうなると今まで書いた原稿はどこにも保存をされていないため、また書き直しということになります。ワードを使っている場合は少し前までのものは保存されていますが、そうでない場合は、ほんとに泣きたくなります。

このブログも書き終わるまで、どうか「パチッ」と無情に切れることのないようにパソコンのご機嫌を伺いながらということです。

雨の中で紫陽花がきれいです。
太宰治は「富士には月見草」がよく似合うといいましたが、この季節「雨には紫陽花がよく似合う」ですね。

今日は全国的に「キャンドルナイト」が有志によって行われる日です。
私も、パソコン上での用事を早く済ませて、我が家でキャンドルナイトに参加しようと思います。

熊谷守一の画

2007年06月21日 | Weblog

先日の旅の途中、一人暮らしをしている大分に住むおばの家に泊まった折、おばが「あなたに見て欲しいものがあるの」と言って2階のおじの書斎だった部屋に案内してくれました。
おばが熊谷守一の画をおじの遺品のひとつとして持っていることは知っていましたが、私がイメージしている熊谷の画とはちょっと違っていたので、熊谷守一と他の画家の方の画を私が勘違いしているのかと思いました。

おじが美術館の学芸員をしていたこともあったそうで、大好きな熊谷守一の画を一枚手に入れたとおばが話していました。熊谷の画と対面して私は非常に驚きました。
熊谷守一は文化勲章受賞が内定したにもかかわらず、「これ以上人が来るようになっては困る」とその受賞を辞退した話は有名ですが、おばの家でこの画に遭遇しその画の力強さに感動しました。
おばの勘違いも考えられるため、この画はもしかしたら他の画家の画ということも考えられますが、いずれにしても私が大好きになってしまった画に違いはありません。

画のタイトルはおばの話によると「たこを揚げる少年」だそうです。
手離すときが来たらあなたに相談するとおばが言っていましたのでちょっと楽しみですが……。