ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

2009年の終わりに~☆~

2009年12月31日 | 雑文



今年もたくさんの出会いがありました。
そして、語りつくせないほどの教えや学びをいただきました。
齢を経るごとに、人生が凝縮された人たちと出会い、私にとって本当に大切なことは何なのかをあるときは突きつけられ、あるときはその中から救いのカミサマがピョンと立ち顕れて軽やかな気分に導かれました。

 

今、思うことは、できるだけ自然のリズムに寄り添って生きたいということです。

熱田家の野菜との出会いと、野菜とともに届けられる熱田さんの「農民通信」は、私の暮らしをいっそう見直すよい手引きとなってくれました。

11月に旅をした「沖縄久高島」。何もない久高島にこそ、こんなに豊饒なものがあるという驚きと感動。
海の煌めきと海水の塩っぱさにダイレクトに私の身体が反応し、ゆるぎない芯(心、真、信、深、森、神、清、親、新、津などなど)への源となりました。

長野のイエルカ家での晩秋の3泊4日は、生活の場での、言い尽くせないほどの「豊かに生きる」とはどういうことかを、大自然に融け込みモノづくりに勤しむご夫妻の後ろ姿から教わりました。
来年雪解けのころ、またおじゃまします。



さして変化のない普段の暮らしの中にこそ、大切な宝物がいっぱい詰まっていると知り得た時、まるで波にたゆたうようにすべておまかせの境地の入口に立てた1年でした。

これからは、静かに静かに、私自身にときめきながら生きて行きたいという願い。
私の周辺には、何と多くの素敵な方々が私を支えて下さっていることかという感謝。
皆さま、今年も一年間このブログにお付き合い下さいましてありがとうございました。

~☆~平和で穏やかな2010年が訪れますように~☆~


月を仰ぐ

2009年12月30日 | 自然 花や風景など


空が澄んで来ています……宙を眺めて一呼吸。

本日30日付毎日新聞「余禄」には、「元日の月食」のことが書かれています。
「太陰暦では新月の毎月1日を『朔日(サクジツ)』と呼んだ。一方毎月15日夜の満月は『望月(もちづき)』である。」とあり、太陽暦に触れ、「今度の元旦は『晦日の満月』が年をまたぎ未明の月食が見られる。元日月食は新暦導入以来初めて、それ以前の太陰暦では原理上ありえなかった『日本史上初』だ」と書かれています。

夜空に輝くまんまるお月さま。
満月のときは、ポジティブな想念を持つといいようですね。プラスの感情でよいことを引き寄せる。
月の満ち欠けを気持ちの中に描き続け、「欠ければ満ちる」「満ちれば欠ける」という自然のリズムに添った生き方に思いを寄せることができれば、その中にたくさんの気づきが示されます。

今日は少し曇り空です。
お月さまはお出ましになるでしょうか……。

塩を抜く日

2009年12月29日 | おいしいもの
 

今年の総括をした文があちこちから届き始めています。
私は、何も総括することがないほど、のんびりいい加減にこの一年を過ごしたようです。しかし「いい加減」は「よい加減」でもあります。

ここにきて何かが「抜けた」という感想を持っています。

田舎から届いた「タケノコの塩漬け」と「山のフキの塩漬け」。
一日半かけて塩抜きをしたあと、味付けをします。
“美味しそう~いますぐ~”というわけには行かず、塩を抜くのもひと仕事です。

あわてて中途半端に塩抜きすると、塩っぱさを引きずり、抜き過ぎて放置すると傷みが来てしまいます。

私のこの一年も、うまく「塩抜き」が出来た一年だといいのですが。

合言葉

2009年12月28日 | 心・健康・癒し



今年親しい友人たちと合言葉にしたことは、
「どんどん流そうね~」
「どんどん回そうね~」ということでした。

思い(感情)もモノも自分のところにとどめないで、どんどん回していく、どんどん流していく。
そこから気付かされたり見えてきたりしたものの多い一年でした。

減らしかった体重も、なぜか今は「20代の頃の理想体重」に戻りました。
(7月に20年ぶりくらいに風邪をひき、高熱が出てそのときに3キロやせました。そしてさらに8月に気づいたら2キロやせていて、合計5キロやせました。
風邪は身体の大掃除。ひたすら水を補給し、身体を休める、それだけに集中しました。)
どんなに食べても何を食べてももう太らない、食べることの逡巡を手放したら、ぴたりと落ち着くところに落ち着いてくれたという感じ。私の意思ではなく私の体が勝手に何かを調整し始めたとそんな感想を持っています。
食べるということも自然に任せて、食べたいものを食べたい時に、食べたいだけ。
これで大丈夫~♪~☆~♪~

体重変化と同時に、8月に化粧品アレルギーによる湿疹と痒みが出て、化粧水など基礎化粧品を含むすべての化粧品が使えなくなりました。アレルギー症状は初めてのことです。顔はみるみるガサガサ、シワシワに。
仕方がないので、ここで“化粧をする・肌を繕う”ということをやめました。
今はほぼ症状も治まり、今度は逆に何もしなくてもツルツルに。治癒して行くプロセスの中で多くの学びがありました。

何だかすべてのことがシンプル化され、身体を通してたくさんの学びのサインが来た一年でした。

よい一年でした~ありがとう~~☆



パンツをモンペへ

2009年12月27日 | お洒落



窓から射し込むあたたかい光。
穏やかなよいお天気が続くと、気持ちもやわらかくなりますね。

先日、ある会に出た時のことです。
私が今まで出たことのない、ちょっとお堅い学習会でした。

私の隣りに座った同世代とおぼしき女性。
ウールのやや流行遅れっぽいベージュのパンツスーツをお召しでした。
インナーの黒のタートルネックセーターには、穴がポツポツ。
しかし、その人のナチュラルで自然体な雰囲気に惹かれ、「これでいいのだ!」とすっと納得した私。
会が終わって外に出ると、今度は変わった絵柄の生地で作ったモンペをはいている女性がいました。
その人に向かって、「ユニークなお召しもので素敵ですね!」と、声をかけると、その人は、「これ、ワイドパンツの裾にゴムを入れただけなんですよ。モンペが好きなので」との答えが返ってきました。

 

私もさっそく真似をして、いままで着なかったワイドパンツの裾にゴムを入れ、「モンペ」にしました。
ゴムを入れるだけで、普段着感覚が増し、よい感じになりました。
気が変わらないうちに、その「モンペ」をはいて外出してみると、外出先でとてもほめてくれる人がいて意を強くしました。

何だかとても得をした気分です。
数少なくなった「タンスの肥やし」を少しずつ実用に換えて行けるうれしさにはまっています。


雑…談…も含めて、雑の中にこそ。

2009年12月26日 | 雑文


知人と打ち合わせをするために日暮里へ。
相手の語る言葉を拾いながら、前奏を楽しむようにゆるやかに会話が盛り上がって行きました。
本題ともいえる部分を差し挟みながら、雑談もたっぷり。

雑談ってやっぱりおもしろ~い。

山のように無駄なことをしながら……それには無駄な時間を使ったり、無駄なお金を使ったり、無駄な神経を使ったりとほとんど無駄と言えるようなことを今日まで毎日毎日繰り返し行いながら、(それは私の場合ですが)、それぞれが生きてきてたどり着いた境地の確認のような、今までの“無駄”がすべて無駄でないものと表裏で差し迫ってくることの真実を知ってしまった私たちは、無駄の中にこそ宝物が落ちていると、そんなとりとめのない、しかしとても満ち足りた会話を交わすことができて、5時間があっという間に過ぎました。

私が知人に向かいポロリと親しい人の名前を出したら、何と二人は長く同業者としてつながっていたという信じられないような事実もあって、「えっ~、どうして知っているんですか?その人のこと」と双方がびっくりということもあり、やっぱり世の中狭いことも実感。

これからは、ほんとうに必要な人たちだけが求めあいつながって行くようですね。
そしてますます自然体になって行く私。


メリークリスマス~☆♪

2009年12月25日 | おいしいもの




メリークリスマス~♪~♪~

街なかの雑踏の中に小さな水路があり、そこにカモメが飛び交っていました。
真っ白なカモメは、聖なる使者のようでした。



ドイツのパン「シュトーレン」を神楽坂の「麦丸」で買いました。
去年に続いてで、「麦丸のシュトーレン」は、店主さなえさんのお母さんのお手製だと聞いています。とっても美味しいのです。しっとり感とサクサク感とほどよい風味や甘みが気に入っています。

   ◎      ◎     ◎

クリスマスが終わると街の中は新年を迎える準備で一変します。
今朝の朝刊には、「『食料買えない』15%が経験』との見出しで「過去1年間に経済的理由で必要な食料を買えなかった経験のある世帯が15、6%(07年時点)」という記事が載り、昨日の夕刊には「東大生にも不況の波・親の年収急減」とありました。

何かに蝕まれ続けているように世の中がどんどん変化しています。
そんな中で、私に何ができるのか……、子供のころの生活を思い起こしながら、頑張っていた大人たちに思いを馳せますが、右肩下がりのいま、「夢」をどこに持つのかが問われ続けているような気もしています。

「シュトーレン」を1個自分用に買い、もうひとつをその後に会うことになっていた友人へのプレゼント用に買い、「余分」を買わずに帰りました。
「小欲知足で足るを知る」をいつも頭の片隅に置きながら、美味しいものを少しずつ分け合って感謝しながらいただけることの喜びって大きいなと思います。

2010年はどんな年?

2009年12月23日 | 心・健康・癒し
 

神楽坂のセラピースペースで行われた「Diviner・ふじたさん」の「2010年を展望するセミナー」に参加。今回で3年連続の参加です。
初回参加の時はあまりよくわからなかった「暦」についても、天体から受ける人の影響など、回を重ねるごとに少しずつ理解できるようになりました。

昨年、1昨年と年が明けてこのセミナーが行われていましたが、ふじたさんによると2010年の1月1日が部分月食となることから、2010年を読み解くには「いま」と、2009年12月23日を選んだそうです。
22日は冬至で、冬至から1年が始まるという考え方もあり、冬至の翌日の祝日にこのセミナーが持たれたことも納得が行きました。

ふじたさんのセミナーに私が魅力を感じるのは、科学的天文的データ「天体スケジュール」を資料として示しながらそれらをわかりやすく暦に添って解説し、地球、月、星、太陽、宇宙と人の関わり方を詳しく、説明して下さるところです。
それと一貫していることは「不安」に焦点を当てないということも気に入っています。
不安を引き寄せるのはその人自身だからです。
語り口も静かで淡々として説得力があります。
3時間の、私にとっては「ムツカシイお話」もあっという間に時間が過ぎて行きました。

2010年が天体の動きから観た時にどんな一年になるのか、そしてひとりひとりはどういう意識で向き合えばいいのか、世界の政治や経済の動きなども織り交ぜながらのお話はとても納得が行き、自分自身を深く見つめるきっかけにもなり、参加出来てよかったと思います。
よいご縁を感謝しています。



リンゴジャムづくり

2009年12月22日 | おいしいもの


長野に住む友人がりんごを送ってくれました。
「最後まで木になっていたリンゴよ」と。雪が来る前に収穫されたリンゴ。
“私は真っ赤なリンゴです~♪~♪”と、りんごの声が聞こえて来そうな完熟リンゴ。
中には蜜がいっぱいです。

夕方ストーブに火を入れ、ジャムづくりをしました。
最初圧力なべでリンゴを煮た後、ストーブの上で煮詰めて行く作業は、穏やかに満ち足りた幸せな時間です。

 

美味しいジャムができました~☆~

リンゴの皮はお日様に当てて乾かした後、うまくいけばフルーツティに。
乾燥がうまく行かなかったら、お風呂にいれて「リンゴ風呂」に。