ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

念願のチゲ鍋は遠く。

2010年11月20日 | おいしいもの

 
 
私はずっと前から詩人城戸朱里氏の「城戸朱里のブログ」をお気に入りに入れて読んでいます。
ブログから想像できるのは城戸氏はハイソでかなりの美食家ということ。その城戸氏のブログに「韓国の豆腐チゲ」という文が載りました。(11月11日)。

ブログには、「もともとは、エッセイストの平松洋子さんと電話で話しているときに、『韓国の湯豆腐がすごく美味しいから、やってみて』と教えてもらったものである」とあり、私は平松さんのエッセィのファンでもあることから平松さんオススメの「豆腐チゲ」を作ってみたいと思いました。

そこから材料探しが始まりました。絹ごし豆腐、豚バラ肉、アサリ、アミの塩辛、ニンニク、長ネギがすべてなので材料の調達はそんなに大変ではないと思っていたのにまず、「アミの塩辛」が見つかりません。城戸氏は「アミの塩辛は韓国食材を扱う店で手に入る」と書かれていますがこれがなかなか折りを見ては出掛けた先の食材売り場で探しているのに見つからないのです。麻布十番の「明治屋」にもなかったし、もちろん我が家の近くのマーケットでも探すことが出来ず、デパートの韓国食材売り場にはあるかしらと思っています。
私はアミの塩辛の口の中のジャリジャリ感が好きで子供の頃にはよく食べたのに……。

さて、アミの塩辛の代わりにイカの塩辛などの代用も出来るのでしょうが、見つからないほどに探してみたいという欲求は深まります。イカの塩辛はいつも自分で作ります。(上の写真)。
そしてアサリ。月曜日と木曜日に車で売りに来る魚屋さんのお魚はどれも美味しいので、ここでアサリを買おうと思い出掛けてみるとアサリがショーケースの中に見当たりません。
「おじさん、アサリは?」と訊くと、おじさんは「今の時期のアサリは実が小さくてダシもよく出ないので春先までは扱わない」と言いました。ああ……念願のチゲ鍋はさらに遠くなりにけり。

いつかきっと「豆腐チゲ」を作りたいと思います。
当面は、スーパーの魚屋さんで調達のアサリと自作のイカの塩辛から始めてみるとしましょうか。