猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

なな、ほぼ治りました

2017-08-13 22:29:52 | 日記
ななの頬の傷、ほとんど治りました。まだハゲていますが、これは仕方ないですね
(^-^; 元通りに生え揃うのか心配ですが。






それにしても暑いですね~!💦今日も34℃でした。37℃の日も何度かありましたが、
ほんっとにやめて欲しい(-_-#)クーラーをつけていても暑い。

長女ちゃぴ



次女なな



4女ベル



みんな具合悪そうに見えますが、ダレてるだけです(笑)そして私もこんな感じです
(笑)皆様も熱中症等お気をつけください。




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白いカラス

2017-08-12 23:26:37 | 日記
2003年のアメリカ映画「白いカラス」。
マサチューセッツ州の名門大学で学部長を務めていたコールマン・シルク教授(アン
ソニー・ホプキンス)は、ある日の講義で何気なく発した「スプーク」という言葉が、
黒人学生への差別発言だと波紋を呼んでしまい、大学を辞職に追い込まれてしまう。
しかも、この出来事にショックを受けた妻は急死してしまい、コールマンは絶望する。
半年後、未だ怒りの収まらないコールマンは、作家のネイサン・ザッカーマン(ゲイ
リー・シニーズ)を訪ね、自分の屈辱の経緯を本にしてくれと依頼する。尻込みした
ネイサンだが、孤独な2人の間には友情が芽生えていった。やがてコールマンはネイ
サンに、フォーニア・ファーリー(ニコール・キッドマン)という若い恋人がいると打
ち明ける。義父からの虐待や夫の暴力、子供の死といった悲惨な過去を背負った女性
だった。一方コールマンは、長年連れ添った亡き妻にさえも隠していた、出自にまつ
わる秘密があった。

重たい人間ドラマである。老教授のコールマン・シルクは、ある日全く授業に出てこ
ない、顔も知らない2人の学生のことを「スプーク」と言った。スプークとは幽霊の
ことで、教授は幽霊学生という意味で言ったのだが、スプークには黒人に対する蔑称
の意味合いもあったことで、人種差別発言だと糾弾され、大学を辞職に追い込まれて
しまう。コールマンには差別意識は全くなく、大学を訴えると息巻くが、ショックを
受けた妻はコールマンの腕の中で死んでしまう。
物語の中で、コールマンの出自の秘密が明らかにされていく。コールマンに人種差別
意識があるわけがないのだ。それについて、邦題の「白いカラス」はよくできている
なあと思った。変な邦題が多い中でこれは良かった。原題は「The Human Stain」で、
これももちろんいい。
とてもいい映画だと思うのだが、今ひとつ好きになれなかったのはニコール・キッド
マンが演じるフォーニアという女性のせいだと思う。彼女は悲惨な過去を背負い、今
でも元夫に嫌がらせを受けている。警察に通報する騒ぎになったこともある。でも、
あまり気の毒に思えないのだ。ニコール・キッドマンは相変わらずとても美しいが、
フォーニアはガサツでアバズレで怒りっぽい女性である。私は個人的にこういう人は
嫌いなのだ。つまりフォーニアに魅力を感じず、「容姿だけの女」に見えてしまうの
だ。ネイサンや友人が「あの女とは別れた方がいい。君のためにならない」と忠告す
るにもかかわらず、コールマンは彼女と別れない。人生最後の恋だと思っているから
というのもあるが、コールマンがフォーニアを愛する理由が私にはよくわからなかっ
た。
コールマンがフォーニアと別れなかったために、悲惨な結末を迎えてしまう。人種差
別問題や老人の恋をテーマにしており、最初から最後まで暗く重たいが、見応えのあ
る映画だった。アンソニー・ホプキンスの演技はやはり素晴らしい。



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偉大な生涯の物語

2017-08-09 00:49:45 | 日記
1965年のアメリカ映画「偉大な生涯の物語」。
東方の3博士が星に導かれ、ベツレヘムの馬小屋に現れる。処女マリア(ドロシー・
マクガイア)が神の子イエスを生んだのであった。黄金、乳香、没薬を捧げ、救世主
の降誕を祝う。残忍なヘロデ王(ホセ・フェラー)は予言されていたメシア(救世主)
の誕生を知り、2歳以下の幼児を皆殺しにするよう命じるが、危険を感じたマリア
の夫ヨセフは皆でエジプトに逃れ、故郷のナザレに帰る。イエス(マックス・フォン
・シドー)30歳の頃、「悔い改めよ」と叫んでいたヨハネ(チャールトン・ヘストン)
はローマの圧政に苦しむ民衆にイエスこそメシアだとして、天国の到来を告げる。
伝道を始めてガリラヤに向かうイエスには12人の使徒が生まれる。

イエス・キリストの生涯を描いた壮大な物語である。イエスの誕生を知ったヘロデ
王が2歳以下の幼児を皆殺しにさせたのは有名な話である。しかしイエスの一家は
エジプトに脱出し、難を逃れた。ヘロデ王役のホセ・フェラーという俳優、何の映
画で見たかは思い出せないが、よく見た気がする、特徴的な顔である。
イエスが30歳になった頃には、イエスの説く倫理観、道徳観、人生観などに賛同す
る人はどんどん増えていった。姦淫の罪で石打ちをされようとしていたマグダラの
マリアを救った話もまた有名である。民衆の心をとらえていくイエスの存在は、ヘ
ロデ王にとっては脅威でしかなかった。イエスの12人の使徒のうちの1人であるユ
ダの裏切り、そしてその後の経緯は多くの人が知っているだろう。
それにしてもマックス・フォン・シドーほどイエスの役が似合う俳優はいないので
はないだろうか。中世の絵画などから抜け出てきたみたいにイエスそのものである。
チャールトン・ヘストンでも悪くはないが、ちょっとたくましすぎる感じ。もしこ
の映画をリメイクするとしても、今時の俳優でイエス役にふさわしい人っていない
んじゃないの?と思う。
キリスト教に興味がない人でも、歴史大作として楽しめる映画ではないかと思った。
この映画、オリジナルは260分らしいのだが、日本のDVDでは199分版しか出てい
ない。何故そんなにカットされたのか…オリジナルを観たかったなあ。ラストのイ
エスの復活のシーンと音楽が感動的だった。



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ななの顔がー!!Σ( ̄ロ ̄lll)

2017-08-05 23:59:07 | 日記
3日ほど前から次女猫なな(18歳)の右のほっぺたが腫れてました。病院に連れて
いくと、歯周病(歯肉炎)が悪化して、化膿して腫れているとのこと。高齢猫には
割とあることなのだそうです。抗生剤の注射を打ってもらって、様子見というこ
とに。



そしたら、…そしたら…キャーッ!閲覧注意ですっ!



か、顔が破れてしまいました!(;゚Д゚)急いで病院へ!
でも、そんなに大変なことではないと言われました。頬が破れて膿が出たのはか
えっていいことだと。腫れたままの状態の方が本人は辛かっただろうと先生に言
われました。そ、そうなの!?消毒してもらい、塗り薬をもらいました。ジェル
状のお薬です。
家で時々血(そんなに出てないけど)を拭い、1日2回のお薬を塗ることに。びっく
りした…。なな、かわいそうに…年を取ると色々あるね…(´;ω;`)



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ブローン・アウェイ/復讐の序曲

2017-08-01 22:25:48 | 日記
1994年のアメリカ映画「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」。
ボストン警察の爆弾処理隊員ジェームズ・ダヴ(ジェフ・ブリッジス)は、大学の
コンピュータ爆破事件を解決したことで一躍マスコミの注目を浴び、ヒーローに
なる。しかし、その後ダヴを狙ったと思われる爆破事件が頻発し、数人の同僚が
命を落とす。同僚たちから不信の目を向けられる中、ダヴの妻子がターゲットに
される。犯人は、北アイルランドの刑務所から脱獄し、アメリカに渡っていた爆
弾製作の天才ライアン・ギャリティ(トミー・リー・ジョーンズ)だった。

ジェフ・ブリッジスとトミー・リー・ジョーンズという大物同士の共演のサスペ
ンス映画。冒頭からびっくり。いくら爆弾作りの天才とはいえ、刑務所の中で爆
弾なんて作れるものだろうか。ギャリティは協力者を殺害し、爆破を起こし、ま
んまと脱獄してしまう。ギャリティの仕掛けた爆弾によって罪もない警察官たち
が犠牲になるシーンは痛ましい。警察内ではダヴが狙われているのでは?という
噂になり、ダヴは窮地に陥る。ダヴはそれを知っていたからだ。ダヴの携帯電話
にギャリティから電話がかかってきていたのだ。実はダヴとギャリティは昔の因
縁があった。ギャリティはダヴに復讐しようとしていた。
そのスイッチを押すと爆発するのではないか、そこに触ると爆発するのではない
か、と、かなりハラハラさせられる。遊んでいるダヴの娘に近づき、殺すんじゃ
ないか?それとも…と思わせるシーンは本当に心臓に悪い。ギャリティの狂気に
満ちた様子を演じるトミー・リー・ジョーンズが怖い。ラストもダヴが妻子の乗
った車を追いかけるシーンがすごく迫力があって、「助かって!」と思ってしま
った。こういうハラハラドキドキさせるのはアメリカ映画ならでは。ダヴの親し
い同僚アントニー(フォレスト・ウィティカー)の友情というか男気もかっこよか
った。なかなかおもしろかった。

フランスの大女優ジャンヌ・モローが亡くなった。もう89歳だったんだなあ。
好きな女優の1人だった。あまり映画はたくさんは観ていないけれど、「黒衣の
花嫁」が好きだったなあ。最後に観たのは2014年に公開された「家族の灯り」
という暗いけどおもしろい映画だった。
ゆっくりお休みください。




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