猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

閉ざされた森

2016-09-24 12:55:46 | 日記
2003年のアメリカ映画「閉ざされた森」。
ある夜、パナマの米軍基地から訓練に向かったレンジャー部隊7人が、嵐の密林地帯で
消息を絶つ。17時間後、3人の生存者が発見されるものの、彼らは味方同士で撃ち合っ
ていた。そして、1人が捜索隊の目の前で殺される。結局、重傷者を含む2人が救助され、
今なお隊長のウエスト軍曹(サミュエル・L・ジャクソン)を含む4人が行方不明のまま。間
もなく、ジュリー・オズボーン大尉(コニー・ニールセン)が調査を開始するが、救助された
兵士は彼女の尋問に黙秘を続けた。そこで、オズボーンの上官スタイルズ大佐は、かつ
てウエスト軍曹に訓練を受けていた元レンジャー部隊で、尋問術に長けた麻薬捜査官
トム・ハーディ(ジョン・トラボルタ)を呼び寄せる。

米軍を舞台にしたミステリー。序盤は映像が暗くて、あまりおもしろそうじゃないなあ、と
思いながら観ていたが、だんだんおもしろくなってくる。7人のレンジャー部隊のうち、4人
はどこへ行ったのか?何故3人は仲間同士で撃ち合っていたのか?尋問に答えない兵
士。行方不明のウエスト軍曹はとても厳しくて冷酷で、兵士たちに嫌われていた。ウエス
ト軍曹は殺されたのではないか?色々な謎が浮かび上がってくる。口を割らない兵士を、
元レンジャー部隊のハーディが尋問することになる。彼は尋問のプロである。余裕のある
態度で兵士に接するハーディ。顔は好みではないのに、ジョン・トラボルタがかっこよく
見えてきてしまう。この人、かっこいいのかそうでもないのかがよくわからない俳優だ。
サミュエル・L・ジャクソンの憎々しい軍曹の演技はさすが。そして本当に意外な、ラストの
どんでん返しが秀逸。こういう顛末だったのか、と驚かされる。オズボーン大尉が違和感
を持つシーンで、観ている方もああっ!と気づく。おもしろかった!




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コメント (2)
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