猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ローン・レンジャー

2013-08-17 03:55:41 | 日記
アメリカ映画「ローン・レンジャー」を観にいった。
1869年のアメリカ開拓時代。少年時代のある忌まわしい事件のために復讐に燃える戦士
トント(ジョニー・デップ)は悪霊ハンターとなっていた。
若い検事ジョン・リード(アーミー・ハマー)は8年ぶりに帰郷していた。ジョンには、町を
守り無法者たちと戦うテキサス・レンジャーの兄ダン・リード(ジェームズ・バッジ・デール)
がいた。ダンは妻レベッカ(ルース・ウィルソン)、息子ダニー(ブライアント・プリンス)と
暮らしていたが、ジョンはずっとレベッカに恋心を抱いており、レベッカも彼を意識していた。
ある日列車から脱走した死刑囚ブッチ・キャヴェンディッシュ(ウィリアム・フィクナー)を
追っていたダンたちレンジャー部隊は、仲間の裏切りによってブッチらに全滅させられる。
そこへトントがやってきた。トントは不思議な白馬の導きによって、「偉大な戦士が自分の
復讐に手を貸す」というお告げを信じており、そこへやってきたのだった。
トントは自らの聖なる力で瀕死のジョンを甦らせた。
兄の仇を探そうとするジョンとトントは手を組むことにした。

なかなかおもしろかった。「ローン・レンジャー」は昔人気のテレビドラマだったらしいが、
私は見たことないので、予備知識なしで見にいった。ジョニー・デップが製作総指揮にも
参加している。
正直前半はあまりおもしろくなかった。テンポが良くなく、ダラダラとした感じだった。
しかし後半からはおもしろくなってきて、ラスト近くの最大の見せ場である列車アクション
はすごかった。痛快、爽快。
誰でも聞いたことがあるであろうウィリアム・テル序曲に乗せて繰り広げるアクションは、
どうやって撮影したのだろう、と思うくらい迫力があった。
白馬に乗って列車の上を走っていくローン・レンジャーはそれはそれはかっこよかった。
ただ、時間が長過ぎた感はある。2時間30分の映画だが、もう少し削ってまとめても良かった
んじゃないかなあ、と思った。
あとヒロインのレベッカ役、もう少し美人の女優を使えなかったのかなあ、と思った。
でもあの列車アクションシーンはもう1度見たいものだ。

余談だが列車に乗った撮影の時、ジョニー・デップとアーミー・ハマーは実際に危険だった
ことがあったらしく、アーミーが「僕たち今死にかけた?」と聞くと、ジョニーは「そうだよ」
と平然と答えたそうだ。
コメント
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