1975年と言えば・・・ジュリー的にいろんなことがあった年です。
まさにジェットコースター的にアグレッシブルな年でした。
初の舞台演劇(状況劇場「唐版 滝の白糸」)、
初のテレビドラマ主演(TBS「悪魔のようなあいつ」)、
最初の結婚(元ザ・ピーナツの故伊藤エミさん)、
・・・ある失敗(今更語らず)。
もちろんリアルタイムファンもジェットコースター的一喜一憂の年でした。
年の初めに「今年は今までにないことをします。」と言ってましたが
それがどれを指して言ったのか・・・正確なところはわかりませんが
結婚とドラマのことだったのかな、と当時は思いました。
真相は置いといて、1975年に出たアルバムです。
アルバムタイトルは「いくつかの場面」なんですが、
帯には「時の過ぎゆくままに/いくつかの場面」と書かれていました。
まあ、大ヒットした歌のタイトルは冠さないとね。
このアルバムの歌詞カードはなかなか豪勢で、ジャケット大×6の大きさの一枚ものを
6つに切り離し、綴じると全12ページの歌詞ブックになるという凄さ。
一枚ごとに、モノクロですがジュリーの写真、そしてジュリー直筆の歌詞。
正直上手というかきれいな字ではない方だけど汚くもない字・・・(失礼?)
本人曰く「へたくそな字で・・・まあ、小学生程度の字です。」
あー・・・えーと・・・うーん・・・・。
さて、曲紹介行こっか。
「時過ぎ」のネタはかなり前に書いたのでここでは略します。
「燃えつきた二人」・・・曰く「まあ~、加瀬節ですなあ。」
作詞なんと松本隆さん、作曲は我らが加瀬邦彦センセー。
うん、加瀬節です。いい曲です。好きです。
「外は吹雪」
知る人ぞ知る及川亘平さん作詞・・・あ、知らないですか・・・?
作編曲は大野克夫さん。
「これはの大野さんが、久々の自信作だとおっしゃってました。
『よし、やった!』という感じだ、と。」
「遥かなるラグ・タイム」作詞は西岡恭蔵さん。
「ラグ・タイムというのはなんか19世紀の終わりごろ?
アメリカで流行ったジャンルで、その頃をこう・・・懐かしむというか
西岡さんが好きらしいんですが、僕もよく知らないんですが・・・。」
「いくつかの場面」あの!故河島英五さん作詞作曲!!
「最後の方、ちょっと音が・・・あー、ゆがんだ様になっておりますが
これは実は、むせび泣いておるんでありまして・・・。」
ジュリーにしては珍しいんですが、レコーディング中感極まって泣けたというのは。
「で、ちゃんと録り直して泣いてないのもあったんですが
プロデュースしてくれた大野さんが『やっぱり泣いている方がいい』と言ってくださって
それでそっちの方をレコードにしたわけで。」
まあねえ・・・この歌の歌詞見るとねえ・・・しみじみ来ますよ、これ。
さすが河島さんと言う感じ・・・早逝されたのが惜しいです。
この頃出演した「セブンスターショー」と言うワンマンショー形式のテレビ特番で
この歌を歌った時も泣いてます。もっとガチで。
曰く「(その前に歌った歌の演出での)雨の名残かどうかはわからない。」
・・・イヤ、ガチでしたでしょ!!
ちなみに前につべに上がってたらしいです。
見てみたい人は根気よく探してみてください。
余談ですが、タイガース時代のジュリーはホンマ泣き虫で
「かつみ(トッポこと加橋かつみさん)が脱退したと言っては泣き
シロー(岸部シローさん)が加入して音合わせできたと言っては泣き」
「でも、解散コンサートで泣いてしまって以降、もう泣くまいと決心した」
「それ以来泣くことなんかなかったんですが、
けれども『勝手にしやがれ』でレコード大賞をいただいたときは
いろんなことが頭をよぎって、つい我慢できなかったんです。」
『いくつかの場面』の件はオミットされておりますな。
このアルバムは全体に豪勢でした。ゲストがとにかく豪華。
加藤登紀子さんやミッキー吉野さん、大瀧詠一さんの作詞や作曲、
演奏者も井上堯之バンドだけじゃないですよ、
細野晴臣さん、林立夫さん、鈴木茂さん・・・て、おいおいおい
「はっぴいえんど」のフルメンバーだよ。大瀧さんに山下達郎さんもコーラス参加だよ!
ミッキー吉野さんに浅野孝巳さん、スティーブ・フォックスさんに原田裕臣(ゆうじん)さんとくりゃ
これはゴダイゴの初期メンバーではないですか。タケカワさんは参加してないけど。
まあ、何しろこの年のコンサートツアーは井上バンドとこの四人で演奏していましたからね。
(と言ってもこの直前まで原田さんは井上バンドのメンバーでしたが)
なんか凄いよね・・・・・・・。
私、見に行きました、旧大阪フェスティバルホールに!!
感動しすぎてリアル社会復帰に一か月はかかったな(笑)
コンサート行って、金曜日はテレビ前に直行して「悪魔のようなあいつ」を見ながら
ラジオで「沢田研二愛をもとめて」を同時進行で聞いてたわ。
ゴージャスジュリー三昧な一年でした・・・
あ、アルバム一枚しか紹介できんかった・・・。
なのでまた、続きます。
まさにジェットコースター的にアグレッシブルな年でした。
初の舞台演劇(状況劇場「唐版 滝の白糸」)、
初のテレビドラマ主演(TBS「悪魔のようなあいつ」)、
最初の結婚(元ザ・ピーナツの故伊藤エミさん)、
・・・ある失敗(今更語らず)。
もちろんリアルタイムファンもジェットコースター的一喜一憂の年でした。
年の初めに「今年は今までにないことをします。」と言ってましたが
それがどれを指して言ったのか・・・正確なところはわかりませんが
結婚とドラマのことだったのかな、と当時は思いました。
真相は置いといて、1975年に出たアルバムです。
アルバムタイトルは「いくつかの場面」なんですが、
帯には「時の過ぎゆくままに/いくつかの場面」と書かれていました。
まあ、大ヒットした歌のタイトルは冠さないとね。
このアルバムの歌詞カードはなかなか豪勢で、ジャケット大×6の大きさの一枚ものを
6つに切り離し、綴じると全12ページの歌詞ブックになるという凄さ。
一枚ごとに、モノクロですがジュリーの写真、そしてジュリー直筆の歌詞。
正直上手というかきれいな字ではない方だけど汚くもない字・・・(失礼?)
本人曰く「へたくそな字で・・・まあ、小学生程度の字です。」
あー・・・えーと・・・うーん・・・・。
さて、曲紹介行こっか。
「時過ぎ」のネタはかなり前に書いたのでここでは略します。
「燃えつきた二人」・・・曰く「まあ~、加瀬節ですなあ。」
作詞なんと松本隆さん、作曲は我らが加瀬邦彦センセー。
うん、加瀬節です。いい曲です。好きです。
「外は吹雪」
知る人ぞ知る及川亘平さん作詞・・・あ、知らないですか・・・?
作編曲は大野克夫さん。
「これはの大野さんが、久々の自信作だとおっしゃってました。
『よし、やった!』という感じだ、と。」
「遥かなるラグ・タイム」作詞は西岡恭蔵さん。
「ラグ・タイムというのはなんか19世紀の終わりごろ?
アメリカで流行ったジャンルで、その頃をこう・・・懐かしむというか
西岡さんが好きらしいんですが、僕もよく知らないんですが・・・。」
「いくつかの場面」あの!故河島英五さん作詞作曲!!
「最後の方、ちょっと音が・・・あー、ゆがんだ様になっておりますが
これは実は、むせび泣いておるんでありまして・・・。」
ジュリーにしては珍しいんですが、レコーディング中感極まって泣けたというのは。
「で、ちゃんと録り直して泣いてないのもあったんですが
プロデュースしてくれた大野さんが『やっぱり泣いている方がいい』と言ってくださって
それでそっちの方をレコードにしたわけで。」
まあねえ・・・この歌の歌詞見るとねえ・・・しみじみ来ますよ、これ。
さすが河島さんと言う感じ・・・早逝されたのが惜しいです。
この頃出演した「セブンスターショー」と言うワンマンショー形式のテレビ特番で
この歌を歌った時も泣いてます。もっとガチで。
曰く「(その前に歌った歌の演出での)雨の名残かどうかはわからない。」
・・・イヤ、ガチでしたでしょ!!
ちなみに前につべに上がってたらしいです。
見てみたい人は根気よく探してみてください。
余談ですが、タイガース時代のジュリーはホンマ泣き虫で
「かつみ(トッポこと加橋かつみさん)が脱退したと言っては泣き
シロー(岸部シローさん)が加入して音合わせできたと言っては泣き」
「でも、解散コンサートで泣いてしまって以降、もう泣くまいと決心した」
「それ以来泣くことなんかなかったんですが、
けれども『勝手にしやがれ』でレコード大賞をいただいたときは
いろんなことが頭をよぎって、つい我慢できなかったんです。」
『いくつかの場面』の件はオミットされておりますな。
このアルバムは全体に豪勢でした。ゲストがとにかく豪華。
加藤登紀子さんやミッキー吉野さん、大瀧詠一さんの作詞や作曲、
演奏者も井上堯之バンドだけじゃないですよ、
細野晴臣さん、林立夫さん、鈴木茂さん・・・て、おいおいおい
「はっぴいえんど」のフルメンバーだよ。大瀧さんに山下達郎さんもコーラス参加だよ!
ミッキー吉野さんに浅野孝巳さん、スティーブ・フォックスさんに原田裕臣(ゆうじん)さんとくりゃ
これはゴダイゴの初期メンバーではないですか。タケカワさんは参加してないけど。
まあ、何しろこの年のコンサートツアーは井上バンドとこの四人で演奏していましたからね。
(と言ってもこの直前まで原田さんは井上バンドのメンバーでしたが)
なんか凄いよね・・・・・・・。
私、見に行きました、旧大阪フェスティバルホールに!!
感動しすぎてリアル社会復帰に一か月はかかったな(笑)
コンサート行って、金曜日はテレビ前に直行して「悪魔のようなあいつ」を見ながら
ラジオで「沢田研二愛をもとめて」を同時進行で聞いてたわ。
ゴージャスジュリー三昧な一年でした・・・
あ、アルバム一枚しか紹介できんかった・・・。
なのでまた、続きます。
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