ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

二人の神谷さん

2016年08月06日 21時24分13秒 | コミック・アニメ
声優さんで神谷さんと言えば・・・

ちょい古い世代では思い出すのは神谷明さんでしょう。
イマドキ世代では思い浮かべるのは神谷浩史さんでしょう。

はい、どっちも好きな声優さんです。

一時親子?という噂もありましたが血縁関係はなし。

明さんの方はアニメ創世記とまではいかないけれど
カラーアニメ創世記近くで活躍された方。もちろん現役ですが
ちょっと最近はお目に・・・じゃない、お耳にかからないようで・・・。

でも一時は主役バリバリされてました。
ジャンプ系列が多いのも特徴か。

古いところから行くと横山光輝大先生の「バビル2世」! これは少年チャンピオンでしたね。

いや~、大好きでした、ロデムがwww!!

イヤイヤイヤ。
この自由自在に変身できる側近中の側近、普段はクロヒョウの姿をしている
ロデムに多少人気を喰われた感ありましたが(特に女性ファン)
でもカッコイイ系の主人公でした。
少年モノですが女の子のファンもかなり多かった名作です。

高橋留美子先生の最初の大ヒット作「うる星やつら」あ、これは少年サンデーだ。
主人公ではないけどレギュラーの面堂終太郎。

大金持ちのイヤミな奴だけど極度の閉所恐怖症で結局変人でしたわね。

珍しい、と思ったのが水島新司先生の「ドカベン」・・・少年チャンピオンや・・・
ドカベンの相棒(ドカベンが相棒?)エースの里中智。

へえ~、そうやったんや!! これも女性ファン多し!
水島先生曰く「ドカベンにはそれまで美男子がいなかったので出した」そうで。
登場した時はわりとスカしたナマイキ系のキャラだったけど
そのうちこなれていいキャラになりました、おいしい役でしたね。
ちなみに名前は水島先生と合作マンガも描く程の親交のある
女流漫画家の第一人者・里中満智子先生からとったもの。

そして、こっからジャンプキャラですよ、ゆでたまご先生の「キン肉マン」主人公のキン肉スグル。

メイ台詞「屁のつっぱりはいらんですよ」・・・いるかっ!!
荒唐無稽なジャンプらしい作品ながら見てしまう何かがある!
好きでしたよ、テリーマンとラーメンマンが!!www

忘れちゃならない武論尊先生&原哲夫先生の「北斗の拳」主人公のケンシロウ。

名台詞は言うまでもないアタタタタタターーーーーー!!! 
「お前はもう死んでいる」・・・そんなあほな。
さすが少年ジャンプだわ。

そしてこれも忘れちゃならない北条司先生の「シティーハンター」冴羽リョウ・・・この字出ないんだよね。

黙っていれば超カッコイイのにしゃべればマヌケでドバカ。
それ以降のジャンプのメインとなる主人公像のハシリではないかと思います。

この後、主役からは少々遠ざかるのは世代交代というやつでしょうか。
それまで正義のヒーローを主に演じてきた明さんの初の悪役は
何とこれ、武内直子先生のご存知「美少女戦士セーラームーンS」
セーラーサターン土萌ほたる(ともえほたる)ちゃんのお父さんで
原作では既に死んでいて体を乗っ取られた、アニメでは単に乗っ取られて最終的には元に戻った
マッドサイエンティスト(でも若くてスゴイ美形)土萌創一教授

ほたるちゃん登場までは顔をシルエットで隠す演出をされていましたが
その素っ頓狂なマッドサイエンティスト振りがめちゃめちゃ愉快でした。

正気に返ったあとのこの美形っぷり!

思わずたくさんアップしてしまった・・・

初の悪役に続いて初のダメなおっさん、声を潰した演技初挑戦だったのが
ご存知、青山剛昌先生の「名探偵コナン」毛利のおっちゃんこと毛利小五郎。

すったもんだがあって降板されてしまいましたが、
超人ぞろいのコナンにあって、このおっちゃんのダメっぷりは親しみがあってよいですな。
怪盗ルパンの生みの親モーリス・ルブランと
日本初の名探偵明智小五郎から名前を貰ったにしちゃマジ、ダメすぎるキャラですが
自分の身内や友人がからんだ事件になるといきなりカッコよくなる。
劇場版「水平線上の陰謀(ストラテジー)」はスッゲカッケーかったよ~。
ちなみにこれも少年サンデーでした。


毛利のおっちゃんの役を降板されて、明さんはあまりお見かけしなくなりましたが
交替するかのように現れたのが浩史さんです。

ちゃちゃが初めに認識したのは少年マガジンの
久米田康治先生作「さよなら絶望先生」の主人公糸色望(いとしきのぞむ)

な・・・なんですか、これ・・・と思った。口癖は「絶望したー!」の超ネガティブ高校教師。
時代設定は現代だけど”昭和85年”ごろだったり・・・。

まあ・・・イマドキのガチの深夜アニメですね。
それまで持っていたアニメに対する価値観を一変させられました。
ブラックコメディーというものも初めて知りました。
そしてこれが神谷浩史さんとの出会い??でした。

次に発見したのは少年ジャンプご存知尾田栄一郎先生「ONE PIECE」トラファルガー・ロー。

絶望するほどカッコイイ! めちゃええ役や! 
思いつきだけで出したキャラだったのに今やメインキャラの一人に!
神谷さんのやる役は主人公でなくても主役級になってしまう??

なにげに借りたDVDで発見してしまった浩史さんの次のメインキャラは
少年ジャンプSQ(スクエア・月刊誌)加藤和恵先生(女性です)「青の祓魔師(エクソシスト)」
悪魔サイドなのに人間の味方を一応はしている悪魔界ナンバーツーのメフィスト・フェレス。

・・・先日コミックス16巻セット本をブックオフで大人買いしてしまいました・・・
17巻も出てるけど・・・当分終わりそうにないけど。

そしてこれまた忘れてはならないよ、というか忘れてもらっては困るな、
少年ジャンプ、藤巻忠俊先生「黒子のバスケ」ラスボス?赤司征十郎!!

赤司様、とも呼ばれるこの帝王っぷり。

かと思うと・・・もういっちょ!

うっわ・・・・・・こりゃ女性ファン多いわ・・・

それにしても??
浩史さんの演じるキャラってものすごく上から目線キャラ多くね?
代表は赤司征十郎だけど。
「絶対は僕だ」「頭が高いぞ」「この僕に勝とうなどと100年早い」
うわあ・・・・中二・・・じゃない、すごい自信・・・。
これはまあ”もう一人の赤司”の方ですが。
元々の赤司はプライドは高いけどもっと謙虚ないい奴です。念のため。
メフィストもそうだし・・・ま、人間じゃないからねェ

ではこれは・・・少年サンデーは東毅先生作「電波教師」主人公鑑純一郎。

やりたいことしかできないYD病の・・・ぶっちゃけ超オタ教師(まんまですが。)
同じ教師でも殺せんせーとは全然違う・・・当たり前だが。
でもコイツも結構上から目線なんだよね・・・つか斜め上から目線?

そして、これも上から目線なのかな??

そう、なんと二代目ぶりぶりざえもん!!
伝説と化した故臼井義人先生「クレヨンしんちゃん」の変なキャラ・救いのヒーローぶりぶりざえもん。
初代なかの人塩沢兼人さん亡き後封印されていた声優の座に数年ぶりに着いたのは神谷浩史さんだった!
世間の皆様もこれには納得のキャスティングです。蘇りしぶりぶりざえもん!!
「私は常に強いものの味方だ!」懐かしい名台詞!
ただし「救い料百億万円」は言わなかった・・・ちょっと残念。

最後に紹介するのも少年ジャンプ、現在アニメ放映中の麻生周一先生の
「斉木楠雄のΨ難」(さいきくすおのサイなん)主人公斉木楠雄。

ギャグアニメなんですが主人公はほとんど90%以上無表情。
会話はすべてテレパシーで口も開かない。
神の如くなんでもできる最強の超能力者。
でも、これまでの超能力者ものの常識を完全に打ち崩した傑作だと思います・・・。
この作品のアニメ化が決まり声優陣が発表された時
主人公を神谷浩史さんがやると知って納得した人が大半ではないでしょうか。それくらいハマっている。
・・・ていうか、斉木って完全にイコールもう一人の赤司だよねー。


というわけで。明さんも浩史さんも
声優界の”神谷”さんはいずれも神やって話でした。

・・・駄洒落かよ!(そんなつもりやないんやけど~)
コメント
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