ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

KAIGO.介護 巻の百三十九 ICUな日々

2012年04月16日 21時46分31秒 | 介護な日々
2010年6月1日 曇り時々晴れ・・・ビミョーやな・・・て、雨やん!!

病室へ入るなり、本日の母の第一声・・・


ご機嫌は?の問いに「悪い!」・・・悪いそうです。
しんどいを連発するが黙ってはいない、但し意味はわからず・・・。
「お客さんがそこの青い扉(隣のナースステーション直通のドア)から
出入りするのに変わったから、私はしんどいわ」
しんどいことの因果関係がわかりまへん。
「エレベータの人がそこ行き来するから(廊下側のドアはエレベータのまん前にあり、
すりガラスに人影がうつるのです)しんどい」
など・・・
D先生によるとやはり貧血だそうな。
ふつう4万近い数値が正常であるところの赤血球数が2万3000程度。
すると酸欠になり心臓にも負担がかかるので輸血をしますとのこと。
だいぶ楽になるでしょうと。腹水、胸水はだいぶ抜けたようです。
酸素吸入も心電図モニターもはずされ、回復してきたみたいで一安心。
しんどいをずっと言いながらも気だけは達者で文句もたらたら・・・。

ただ、味覚障害のせいでか、何を食べても苦いと言っていました・・・。


2010年6月2日 快晴 ちい兄面会

母の次兄であり私たちの伯父であるCさんから、
昔のアルバムのコピーが届きました。
Cさんの若かりし頃の写真の数々です。
(「明石の海にもぐって貝をとってきた」と母が信じ込んでいるCさんです)

母は喜んで見ていたそうです。
「退院してええと先生言えへんか?」などときいていたそうで、
付き添っていたちい兄が「一般病棟へ移ってからな」というと「そーかー」
・・・・そう、まだICUにおります・・・ただし同室の人の中では一番元気。
昼食は「おいしない」「(熱いのが)しみる」と言い、
顆粒状の薬を「それ口に残るから嫌いや」と言い、

・・・をまた繰り返し、
親戚のKR一家が林寺(はやしじ)に家を建てたなどとわけわからんことを言い。

ウチから持ってきた豆乳は「おいしいなア」でも「豆腐は昔から嫌いや」
はいはい、よう知ってます・・・が、IC病院はホンマ豆腐がよく出ますな。
・・・・・・・・・安いしねエ・・・


2010年6月3日 快晴 ちい兄面会

コメント
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