ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

KAIGO.介護 巻の百三十八 祈る

2012年04月11日 22時25分12秒 | 介護な日々
2010年5月28日 ・・・・の追記


ICUにいとんねんけど・・・


2010年5月29日 晴れ あぢい・・・

11時過ぎに行くと母は結構元気になっていました。
昨日ぜいぜいいってたくらいしんどかったことは全然覚えていなくて「ここどこや?」
集中治療室・・・なんて言ってもわからないだろうから「特別室や」と言うと
「へえっ!!」・・・・まあ、ええか。

D先生によりますと、まだ胸水は残っているものの1.5ℓ出たそうな!
もう少し投薬を続けて様子を見て、穿刺するかどうか決めますとのこと。
とはいえ予断を許さない状況は続いているので、しばしここにいてくださいと。
確かにまだ喘鳴(ゼイゼイ音)はしていますし。

この日は物分りの比較的良い日でしたが、
「ちょっと文句ゆうて来よ思てんねん」と言い出しました。
文句とは? 「何の説明もなくこんなとこ(ICU)入れられたから!」だそうで。
でも、口でそう言うほどには機嫌は悪くなく、食事も少しですが摂りました。
昨日ちょっともどしたらしいので、無理はせず、ということで・・・。


2010年5月30日 快晴 ちい兄面会

管やら機械やらにつながれていることには文句を言うものの、この日も母の機嫌はまずまずとか。
「何もせんと寝てばっかりで悪いから友の会(ナースステーションのことらしい)やめよ思てんねん」
「ウチに船、来たか?」などわけわからん発言あり。
昼食後は「さあ帰ろ」が始まり、何度も起き上がるのでちい兄が
「寝とかなアカン」と言っても「ウチで寝る」と答えて聞かなかったそうです。
こんな機械がウチにはないからと言うとようやく納得したそうな。

新しい入れ歯はまだできてきません。
入れ歯が合わないのでなかなか食べられないのもあるかもしれません。
先日入れ歯のための型取りをしたことはまったく覚えていなかったようです。

夕方もご機嫌な様子でしたが、

と、わけわからんことを言って自分で笑っていたとか。
「寝てばっかりおるからおなかすけへんねん」と、夕食もあまり進まず。
なんだかんだで半分くらいは食べておしまい。

ちい兄の考察によりますと
入れ歯が合わない→あまり噛まない(食べない)→唾液が少ない→のどが渇く→水を欲しがる
→水分の摂り過ぎ→むくみ、胸水がたまる・・・になっているのではないか、と。

そこで祈る・・・「入れ歯が早くできますように!」

時々点滴の管を自分で引っこ抜くらしく、ちょくちょくパジャマが
スプラッタな展開になっておりました。
ゆえにか、点滴は足にされておるようでした・・・。
でも本人曰く「こんなんなってしもてなア、みっともない」といいつつ平然、泰然。

早くICUから出られますように・・・それもあわせて祈ります。
コメント
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