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ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

柴山和彦さん⑤~サイン変遷・・・追記あり

2010年12月29日 13時40分13秒 | KAZZあれやこれや
えーっと・・・・
すみません、自慢です・・・。(例によって古いネタですが・・・)

ワタシが持っているいにしえのカズさんのサイン集。

まずはEXOTICS現役時代。
メンバー全員分ありますが・・・個性的というかなんというか。

これ、実はホンモノではなく
友達が持っていたものをコピーしてもらったものです。

左上がカズさん、右、まんまですが西平彰くん(「。」がついてる・・・)
彰くんの下が上原ユカリ豊さん、その下が吉田建さん・・・
左下の安田やっさん尚哉さんはなんでしょう・・・

中心の「EXOTICS」はたぶんケンさんでしょう。
ケンさんのサインもなんかようわかりません。
解読できた方、お教えください・・・。


続いて、1983年に発売された
EXOTICS唯一のアルバム「LIBRARY EXOTICS」ジャケットに
書いていただいたサイン、これはホンモノ、肉筆・・・ですが

書いてもらったのは実は1986年。エキゾ後2年たっております。
「どう書こうか、エキゾ時代ってことにしとこうか?」
と言ってくださったのでお願いしゃーすってことで・・・。
次に「漢字と横文字とどっちがいい?」となり
「じゃあ、横文字でお願いします」というわけでこうなりました~。


で、次は87年に色紙に書いていただいたサイン。


いやもう、普通に芸能人のサインですよ、これ。
いっぱい練習したんだろうなあ~(と微笑ましかったりして。)
カッコいいですよね、なかなか。
エキゾ時代のと比べて格段にサインらしくなってます。
エキゾ時代はエキゾ時代で素朴で好きですが。

でも、結構、字、お上手だと思います。
バランスとれてるし。

お習字でもなさってたのかしらん????


とて、ちゃちゃの自慢でごめんなさいでした~。


                      

以下追記。

今のサインはどんなだろうと思っていたら、
現役ファンの方が1年ほど前に貰ったというサインを見せてくださいました。

なんと・・・・!!!!
・・・・・・・上記の「芸能人ぽいサイン」とほとんど同じでした。

「うん、これがいい」と得心がいかれたのでしょうな、きっと。

ただ、生ライブ出演直後に書いていただいたためですかどうか、
サインが真ん中で少々折れて揺れておられましたわ・・・。

手が疲れていてもファンサービスは忘れない!
さすが、カズさんは変わらず優しいですなあ~。
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柴山和彦さん④~カズ・イン・ラジオドラマ

2010年12月14日 13時17分10秒 | KAZZあれやこれや
なんなんでしょうか? 最近のカズさん人気は・・・

いえね・・・この数日、10日以上に渡って、
拙ブログへワード検索でいらっしゃる方の多くが「柴山和彦」で検索されているようで、
ずーっと人数トップの状況でして・・・

カズさん命の名ブロガー・Sさんとこでも同じ現象が・・・
(て、当たり前ですけど・・・)

とにかく最近カズさんの情報が検索されまくっているらしい・・・。

だのにたどり着いた拙ブログ、むかしむかしの物語ばかりでごめんなさい。
最近の情報は他にもたくさんの方が語っておいでですので、そちらにお願いいたします。

でもって、拙ブログではカズさん話はかなり前に書かいたきりですので、
まだ何かお話できることがないかと記憶を掘り起こしてみますと・・・
じゃあ・・・ラジオドラマつうのはどうかな、と。
と言っても、ほんのちょっとの出番ではありますが・・・
(・・・・・・・・むかし話限定で勘弁してね・・・


ちなみに、フツーのドラマは「沢田研二ショー」という番組のある回に
「ミュージシャンズ・ドラマ 愛と拳銃のロッカ・バラード」というのがあって
EXOTICS5人でジュリーの後輩の刑事役で出たことがあります。
一応スーツ着てるけど・・・あんな派手な刑事がおるかいっ!!
つべに上がってることもあるらしーです、興味あるヒトは探してみてね。


で、ラジオドラマですが・・・、
前に書きました「ジュリープラスアルファ 夜はライバル」という番組に
EXO全員がゲストで出て、アルバム「ミスキャスト」をベースにした
オムニバスラジオドラマに挑戦!したときの内容を大公開いたします~。
全員分書くとめちゃめちゃ長くなるのでカズさんのお話だけでご容赦!

カズさんが出演のお話のテーマソング(?)は「次のデイト」
では、いってみよー。はい、とってもシリアスなドラマです~(多分)


〈異国の町の商店 ドアの開く音、カランカラン・・・〉
おかまっぽい男(ケン):こんばんは(”ば”にアクセントの鼻声)
店主らしき初老の男(ジュリー):おや、これはロージィさん。今日はお休みかい?
ロージィ:ううん、もうあたしね、この商売に疲れちゃったの。
店主:(笑って)そんなこと言うとロージィファンが泣くぜ。
ロージィ:ありがと・・・。でももう、とことんイヤんなっちゃったアタシ!
  男はみんな薄情だし!
店主:珍しいね、あんたがそう落ち込んでるのって。
ロージィ:やっぱり、もうトシなのよ・・・
店主:んなこといわないで。はい。いつものヨーグルトと、スープの缶詰、
  パンにバターにラズベリージャム。それに・・・我らがロージィさんに
  元気を出してもらうためにカマンベール、一個オマケだ。
ロージィ:ありがと。
店主:ほら、元気出さなきゃ。
  ・・・あ、そうだ。昨日トニーがひょっこり現れてさ。
ロージィ:ええっ?! トニーが??
店主:いやあ、びっくりしたよ。あいつがふっとこの町から姿消して、もう何年ンなる?
ロージィ:5年。
店主:ふん、そんなになるかね? いや驚いたねえ。
ロージィ:それで彼、いや、トニー、どうだった?
店主:どうって?
ロージィ:元気だったの?!
店主:ああ。・・・でもなあ・・・
ロージィ:でも??
店主:うん・・・。羽振りはよさそうなんだが、随分疲れてる様子だった。
 ま、何でも、今のかみさんが金持ちの娘で、気苦労が多いんだってさ。
ロージィ:へえ・・・トニー、結婚したの・・・
店主:ああ。・・・それであんたの話になってさ。奴さん心配してたよ。
ロージィ:そう・・・トニーが・・・この町に・・・

 〈場面転換・バックに「次のデイト」が流れる〉
ロージィ:やっぱり来てくれると思った。あれから5年、私ずうっと待ってた。
  そう、今日ヘイゾンさんから聞いたわ。
  あなた結婚したんですって? 相手はお金持ちなんですって?
  でも・・・疲れてるみたいだって、おじさん心配してたわ。
  どうしたの? 何か言って、昔みたいに、ロージィって。
  ・・・ま、怖い顔! 来なければ良かったと思っているんでしょう?
  でも今夜は後悔させないようにする。だからあなたも、優しくしてね。トニー。
トニー(カズ):金出せよ・・・
ロージィ:え?!
トニー:金出せよ
ロージィ:・・・なんて言ったの?
トニー:貯めてんだろ?
ロージィ:トニー・・・
トニー:出せよ・・・
ロージィ:トニー・・・!
トニー:ロージィ、俺に乱暴させないでくれ。
ロージィ:どういうことなの? 
トニー:いいから金出せよ
ロージィ:ワケを教えて!
トニー:いいから出せよ!!・・・頼むよ・・・
ロージィ:でも私、お金なんか・・・
トニー:持ってないはずないだろう?!
ロージィ:お願いトニー、落ち着いて。ワケを話して。
  ねえ、昔のトニーのようにいい子になって。お願い、トニー・・・
トニー:無理だよ。俺はもう戻れない。だから金がいるんだ。
ロージィ:だってあなた、お金持ちの女の人と結婚したんでしょう?!
トニー:あの女のことは言うなっ!!
ロージィ:トニー! あなた・・・!
トニー:・・・やる気じゃなかった・・・やる気はなかったんだよ・・・
ロージィ:ええっ?! それじゃあ・・・
トニー:あの女俺のことバカにしやがったんだぁ!
  俺のことホモだって・・・。でも俺、殺る気なんかなかったんだよ!
  はずみなんだ! そうロージィ、もののはずみってあるだろう?!
  ・・・助けて、ロージィ! 他に頼るところがなかったんだ・・・ロージィ!
ロージィ:トニー・・・あなたもうすっかり昔に戻ってるわ!
  でも今の私には、(鼻をすすりつつ)あなたにあげるお金がないの。
  だからずっとここに・・・隠れていて・・・いつまでも、トニー
トニー:ロージィ・・・!
ロージィ:いい子、愛してるわ、いい子よ・・・
   〈「ミスキャスト」の歌がフェイドイン・・・次の物語へ・・・〉


・・・いかがでございましょーか。ツッコミは各自でお願いします。

が、ファン友達の間で言い合ったのが、
「これ、ジュリーとケンさんと配役逆ちゃう???」
・・・いやあ~・・・カズさんとジュリーがどうのこうのって
もちろん冗談ですが、そういうお茶らけ話がよくあったもんで。

それにしてもケンさんはこの他の物語でも主役やってて、
「なんでケンさんばっかしこんなに出番多いねん! ずるいっっっっ!!!」
と、出番たったこれだけのカズさんファンは大~いに憤慨したもんです。
だって物語の後半だけやん。短い~!!!
基本メンバー5人に各1話ずつメイン出演で、
ジュリーは全5話すべてでメンバーの相手をしたのですが、
他のメンバーは総じて物語全般に出番あったのですよ、なのにカズさんだけ短い~!!

というわけで・・・アホな昔話はこのへんで。
また何か思い出したらアップします~。
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柴山和彦さん③~カズさん直撃インタビュー???その2

2010年06月20日 20時45分31秒 | KAZZあれやこれや
前回の続きです~~~。大増量!!
セリフの細かいところは若干の脚色あり。
でも、お話の内容はだいたいこういうことをおっしゃってました。・・・てことで。


――エキゾはもうやらないの?
「うん。もうやらないんじゃないかな?」
――アルバムも出しましたよね(沢田研二初プロデュースLP「Library EXOTICS」)。

(↑いちばんちっちゃいのがカズさんです。)
「あれはね・・・面白かったね。実はあれからセカンドアルバム出そうって話があったんだよ。でも、その矢先にああいうこと(1884年秋のジュリーの休業宣言のこと)になっちゃったから、当然その話も消えちゃって。」
――ジュリーの休業の間、エキゾは待機?
「契約は(1984年の)9月までだった。その後は何も言ってこなかった。」
――じゃあ、自然消滅的な?
「そうだね。」
――ジュリーとは別に活動するとかしないんですか?
「やっぱりあれはジュリーのバンドだからね。単独ではやらないと思う。あの時期はジュリーにとって過渡期だったから。うん・・・やっぱりもうやらないと思うよ。」


――ジュリーと一緒にメイクしてらっしゃいましたよね。
「ああ、『おまえがパラダイス(1980年冬~)』の時からね。」
――すごかったですね、あの演出。(ケンさんとカズさんでジュリーとからんだ。特にカズさんはスタンドマイクを握ってジュリーと並んで熱唱!!)
「派手だったよね(笑)。」
――ケンさんもメイクしてましたね。
「みんなやってたんだよ。映んないヒトも全員(笑)。ジローちゃん(オールウェイズ・リーダー、ドラムの鈴木二郎さん)もね(笑)」
――ジローさんて、口ひげとかあごひげとか生やしてませんでした?!
「そうそう、ヒゲ面でね、メイクしてたんだよ(爆笑)。」
――エキゾはキレイでしたよね!
「ああいう方針だったしね(笑)。」←冗談
――メイクが似合う顔のヒトをメンバーに選んでたりして?
「そうそう(笑)。」←冗談ですから!
――ジュリーじゃない他の人のバックでもカズさんメイクされてますよね?!
「もう、なんかね(笑)クセになってるっていうか、メイクしないと乗れないんだよね(爆笑)。ノリが悪いって言うか。逆にメイクしたらヨシッて感じでね、入っていけるんだよ(笑)。・・・なんかね、20代の時は特に何もしなくてもこう・・のれたんだけど、30過ぎたらね(笑)なんかないと・・・自分で盛り上げてからでないとのれなくなっちゃって(爆笑)。」
――ジュリーはやっぱりのりやすかった?
「ジュリーはね、俺達が何もしなくてもぐいぐい引っ張ってくれてね・・・やっぱりすごい人だよ、どんどんいけるの。勝手にっていうか自然に盛り上がっ行ってね。でも・・・大沢はね、ある程度こっちでも盛り上げてやらないとって部分がある。まあ、まだ若いからね。だからね、俺自身自分の中で、あの頃・・・エキゾの頃が一番ピークになってるの、いまだに。あの頃が基準ていうか目標になってる。だから今は自分のテンションを、どうやってあそこまで持って行くかって言うね、それが目標みたいな感じ。」
――大沢さんとの仕事は楽しいですか?
「うん、楽しいよ。なんかね、わいわい言いながら、喋ったり、飲んだり喰ったりして、出来るだけ仕事しないようにしてる(笑)。」


――『6番目のユ・ウ・ウ・ツ』の時はジュリーと一緒に振付けてましたね。
「うん。あの、ハッハッハッ・・・てとこね。」
(ジュリーが歌にあわせて3回右の拳をあげます。カズさんとキーボードの西平彰さんがコーラスをつけながら同じフリをします。)
――ああいう振り付けはジュリーに指示されて?
「いや、もう勝手に(笑)。なんか、面白いから。振り付けのことでジュリーの方からこうして欲しいとか言われたことはないね。アキラも勝手にやってたみたい(笑)。」


――ギターを弾き始めたきっかけは?
「兄貴(ギタリスト・柴山好正さん)が先にギターやっててね、留守の間にこっそり弾いてて。それが最初だね。普通は兄弟でミュージシャンっていうと違う楽器になるんだけど、ウチは芸がなくて(笑)二人ともギタリストなっちゃって。」
――お兄さんと似てらっしゃいますか?顔とか・・・。
「う~ん・・・そっくりだねって言われることもあるし、あんまり似てないねって言われることもあるし・・・自分じゃよくわかんないな。」


――ジュリーの仕事を始めた頃、ヒゲをはやしてらっしゃいましたよね? あれ、剃ったのは何か指示があったんですか?
「いや、あれは自分から。剃ってくれって言われたわけじゃないけど、なんかね、周りで剃ってほしいなっていう空気はビシビシ感じてたよ(笑)。うちでもジュリーのところでも。だから、もういいや、剃っちゃえって思って。」
――ちょっとびっくりしました。(←美しくなって)
「本人がいちばんびっくりした(笑)。もうはやす気ないけどね。」


――エキゾのメンバーと飲みにとか行かれますか?
「いや、全然。プライベートで付き合いとかないから。」
――仕事だけですか?
「あの頃も普段は付き合いなかったし。最近でも仕事で誰かと一緒になることはよくあるけど。それだけだね。」
――ユカリさん(エキゾのドラマー・上原豊さん)さんもガロのバックをされたことがあるそうですが、カズさんもジュリエット時代にされてますよね? 一緒でしたか?
「そうなの? じゃあ、時期が違うんだ。一緒じゃなかったよ。ユカリもいっぱいやってるからね。『村八分』だよね? なんか凄い伝説のバンドだったんでしょ?」


――オールウェイズにはどういった経緯で参加されたんですか?
「あれはね、オーディションなの。前から面白そうだとか思ってたし、ジュリーのバック。井上バンドが解散してね、ちょうど紹介してくれる人がいて。それでやってみようかなって。」
――あの頃泉谷しげるさんのバンド「BANANA」でケンさんと一緒でしたよね。二人でジュリーのバンドに参加しようってなったんですか?
「ううん、あれも偶然なんだ。誘ったワケじゃなくて、オーディションに行ったらケンさんがいてね、お互いに『あれ、来てたの?』って感じだった。」
――オーディション受けた人って結構いたんですか?
「そうね・・・わりといたんじゃないかな。」

――ありがとうございました


て、ホントにインタビューしてたわけじゃないですが。


カズさんの近況現況については「柴山和彦」検索クリックで
私の話よりずっと詳しい現役ファンの方のブログもでますので、
そちらにお任せして、
ともかくリアルタイムでは
ジュリー・ウィズ・ワイルド・ワンズの一行について
全国及びアジア進出もアリでしたかな?
そちらで大活躍中でいらっしゃいます。
(↓ジュリワンの皆様。一番左がジュリーですな。)

先日NHKのSONGSに出演されていましたが
カズさん、昔からお変わりなくめっさ可愛かった(!)ですよ~

今度のジュリーのCDにも楽曲提供とのことで
一生現役でステージを走りまわって(走らんでもええけど)
行っていただきたいと思います。てか、行ってくださるでしょう。

かつてジュリーが
「死にたい いつか舞台で 死にたい 歌を枕にして」
と自作の歌を歌ってらっしゃましたが
カズさんも同じようなこと考えてらっしゃるのかなあ・・・
ギターを枕に・・・
ジュリーをまく・・・あああ、ウソですウソです!!!!

とにかく、あと40年は(笑)ガンバッテ欲しいです。
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柴山和彦さん②~カズさん直撃インタビュー???その1

2010年06月15日 11時11分52秒 | KAZZあれやこれや
今回の記事はカズさんファンのみなさまにささげます・・www


ちゃちゃめは実はカズさんとお話したことが何度かあります。
といってももう20年以上前なんですが・・・

カズさんだけでなくEXOTICS(エキゾティクス)のメンバーさんは皆さん
けっこうファンたちとゆっくりじっくりおしゃべりしてくださってました。
私がお会いしてお話したのはEXO.時代ではなく
その後のジュリーのバックを抜けていらっしゃった時代。
まあ・・・若気の至りですね。
同好の友人たちとともに・・・サインも握手もしてもらいつつ
いろんなお話を聞かせていただいていました。

前回とダブるところもありますし、古い記憶です、言葉は正確ではありませんが
こういう内容のお話を聞いたというところを、思い出すまま、やや脚色ありで
覚書としてここで大公開(?)してみたいと思います・・・。順不同。


――ずっと横須賀にお住まいですか?
「うん。東京には住めない。住みたくない。あそこはシゴトしたり遊んだりするにはいいけどね、住むのはちょっと・・・。」
――通うの大変では?
「でも、もう慣れてるしね。横横道路(横浜・横須賀道路)がだいぶできたんで。免許とってね、今は車で通ってる。エキゾの頃は電車で通ってたんだけど・・・2時間かかったかな?」
――車も買って?
「そうそう、(掘り込み)ガレージ掘って。なんかね、ウチの下はだいぶ固い岩盤だってね、業者のヒトが大変だったみたいよ(笑)。なんかなかなか掘れなくて(笑)。」


――大沢(誉志幸)さんの会報で、子供の頃は引越しが多かったと言う記事を見ました。
「ちょうど進学したら引越しっていうのが続いてね。」
――転校はせずに?
「転校はしなかった。だから随分遠くまで遊びに行ってたよ。電車乗ってね。友達がみんな遠いから。」
――それからジュリーの会報で読みましたけどバック転ができるって?
「うん、中学の時に体操部入ってたんでね。」
――前に友人が泉谷しげるさんのライブでやってたのを見たそうです。
「今はちょっと自信ないけどね(笑・・註・当時34歳)でも、今でもやれば出来ると思うよ。」
――なんか、あの会報はケンさん(註・エキゾのリーダー・ベースの吉田建さん)がいい加減にかかせたとか?
「そうそう! ヤッさん(註・同ギタリスト安田尚哉さん)の美顔術だっけ?もう、ウソばっかり(笑)・・・ケンさんはああいうの好きだよね。なんか、遊んでるの。」
――カズさんは他に少林寺拳法やってるとか書いてありました。
「ああ・・・!うん、ほんのちょっとだけね(笑)、カッコイイから、でもほんとちょっとだけでほとんど冗談だから。ていうか9割方冗談(笑)。」
――好物はサバの味噌煮?
「て、書いてあった? うんまあ、好きだけどね。魚とかね・・・。」
――大沢さんのラジオ番組でカズさんがゲストで出たとき、ツアー先でカズさんが魚をさばいて凄かったって言ってましたね?あれは本当?
「ああ、大沢のね、ラジオ出たね。昔・・・板前に憧れて、勉強したことがあったの。ちょっとだけだけど。」
――板前になりたかったんですか?
「ん~、だってカッコイイでしょ?」


――飼い犬の名前、ジュリーちゃんなんですね。
「別に(沢田さんから)とったわけじゃないんだけどね(笑)。偶然。」
(註・1978年から飼い始めたら80年にホントにジュリーとシゴトするようになったとか。カズさんの奥様のお母様にお聞きしました。)
――犬種は?(註・マルチーズをでかくしたような・・・)
「雑種なんだけど。」


――ジュリエットのほかのメンバーさんはどういう方ですか?
「中学校の友達だよ。」
――今もミュージシャンとしてやってらっしゃる方はいらっしゃるんですか?
「ううん。ひとりもいない。俺だけ。」
――ジュリエットのアルバムはもう廃盤に?
「なってるみたいだね・・・。」
――あんまり・・・売れなかったんでしょうか?
「あんまりっていうよりは・・・もう全然(笑)。」


――大沢さんとの仕事で学園祭とか行かれますよね。
「そうね。学園祭、最近よく行くね。」
――ああいうのって短いですよね。(通常のコンサートが2時間ほどなのに対して学祭は1時間あまり。)やってる方は短くて物足りなくないですか?
「う~ん、普通のコンサートはさ、途中インターバルみたいのあるでしょ? 間でちょっと一休みしてっていう。そうしないと持たないし。学園祭とかは短いから最初からずっと飛ばして行けるでしょ? だから俺は好きだけどね。もう1時間飛ばしっぱなしでいけるって言う(笑)。」
――やっぱりライブの方が好きですか?
「そうだね。スタジオでレコーディングするより、ステージの方がいいな。」

――カズさんはずっとフリーですか?
「うん。どこにも所属したことはない。ちょうど社長一人、社員も自分っていう。」
――EXOTICSも?
「そう。エキゾのメンバーは全員フリーだよ。それぞれでジュリーの方と契約してた。」
――時々思いがけない人のレコーディングされてますよね。ああいう仕事はどこから?
「あれはね、ミュージシャンを登録する会社って言うのがあるの。そこに登録してる。そしたらね、その会社の人がこの仕事には俺がいいだろうって紹介してくれるの。」
――じゃあ、知らない人の仕事もあるんですね?
「そうだね。この頃アイドル系の女の子の仕事とかもあって。でね、見たらやっぱり女の子だからかわいいメロディーがついてるわけよ。だから、俺みたいな・・・けっこうガンガン弾くからね、ちょっと抑え気味にやってたら『構わないからもっとガンガン弾いてください』とか言われてね(爆笑)、『いいのかなあ・・・』とか思いながらガンガンやっちゃったんだけど(笑)。なんかね、そういうロックっぽいっていうか、その辺を期待されてるみたいね(笑)。」



・・・ちょっと長くなったので一旦ここまで。
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柴山和彦さん①~ジュリーとともに30年

2010年06月13日 21時03分16秒 | KAZZあれやこれや
また、知る人ぞ知るお方の登場です。
でも、知る人の中には熱狂的なコアなファンの方々が大勢いる・・・そんなヒトです。
そして、私もこの方大好きです。

↑最近のお写真がなくて、これは随分前(1983年)のものなんですが・・・

↓最近のご尊顔を拝するならこちらをクリック。
ザ・ワイルドワンズの加瀬邦彦さんのブログです。



沢田研二さんの傍らで、4年ほど中抜けの時期はあったものの、
1980年から30年にも渡ってギターを弾き続け、
ジュリーサウンドを支え続けていらっしゃる、それがこのカズさんであります。

「危険なふたり」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」などの
いうなればジュリー全盛期をバック演奏で支えたのは
井上堯之さん率いる井上堯之バンドでありました。
しかるに残念ながらこれは1970年代の話で、
その頃はまだカズさんは参加していません。
彼が参加したのは井上バンド解散後のオールウェイズというバンドからです。

オールウェイズでジュリーのバック演奏を担当するようになり
翌年更にバージョンアップした新バンド
EXOTICS(エキゾティクス)に続けて参加。

(↑この左端の赤いランニング姿のヒトがカズさんです。)

1984年後半から88年半ばまではジュリーから離れていましたが
88年後半復帰して、以来20年以上ジュリーとともに歩んでおられます。

名前は一般的には知られていませんが、
ジュリーのサウンドはこのヒト無しには語れない!!
誰と比べても、ダントツで”いつもジュリーの傍にいるヒト”なのです。
もちろんその腕前は一流、多くのプロが認める高度なテクニシャン。
どんな難しい演奏の注文にも期待以上に応えるという
ジュリー自身も多分最高と認めているのでは?と私は勝手に思っています。

EXOTICSといえばビジュアル系バンドのハシリと、当時は言われました。
ジュリーと同じようなド派手な衣装に身を包み、
ジュリーに負けない美しいメーキャップをほどこし、
更にジュリーに負けず劣らずステージを駆け回り、
従ってジュリーより好きだ!というファン(ウチや!)もいたスーパーなバンドです。
あ、もちろんミュージシャンとしての腕前はいわずもがな、抜群でした。
メンバーひとりひとり本当に個性的でステキなお兄様方でした。


さてそのカズさんのお話です・・・・(前振り長っ!!)

軽く経歴を紹介(おさらい含め)しますと・・・

子供の頃お兄様が持ってらっしゃったギターを、
お兄様が留守の時にこっそり弾いたのがきっかけで初め、
中学生の時に友達とバンドを結成。
その後もバンド活動を続け、高校時代には既にシゴトにもなっていたとか。
横須賀市在住で米軍のベースキャンプで演奏活動をするなど、
早くから実力あるプレーヤーとして活躍しておられました。

当時のバンドはジュリエットという名前で、
中学時代からのご友人と、お兄さんの好正さんも一時メンバーだったそうです。
高校卒業後もアルバイトしつつバンド活動を続け
「YOKOSUKA BAY」というアルバムをリリース。

また、フォークグループ・ガロ(「学生街の喫茶店」の)など
メジャーなミュージシャンのバックもつとめておられました。
珍しいところでは五木ひろしさんのコンサートで、
「五木ひろし・ロックを歌う」的なコーナーでの
演奏をしたこともあるそうですwww

オーディションにも数々挑戦され、良いとこまでは行くのだけれど
いつも優勝はお兄さんのエンジェルスと言うバンドで、
どうしてもお兄さんには勝てなくて悔しかったとか・・・。

その後そのお兄さんと一緒に泉谷しげるさんのバンド「BANANA」に参加。
井上バンド解散後のジュリーのバンドメンバーオーディションに
紹介者を通して挑戦し、見事メンバーの地位をゲット。
と、こうしてジュリーのところへやってきてくださいました。

ジュリーのバックを一時抜けていた頃は
大沢(現・大澤)誉志幸さん、鈴木さえ子さん、早瀬優香子さん、
山下久美子さん、仲村知夏さん、松尾清憲さん、白浜久さん、
ブラックキャッツ、UP-BEAT、久宝瑠璃子さん・・・
などなどソウソウたる実力派ミュージシャンの演奏に参加。

そしてジュリーに復帰されてからはずっとフォローを続けておられます。

今もジュリーのソロライブ・レコーディング活動はもちろん、
ジュリー・ウィズ・ワイルドワンズのフォローも勤めるなど
パワフルな演奏活動はずうっと健在。
ご本人はスタジオレコよりもライブ活動の方がお好きなのだそうです。

1952年生まれで、今年は御年57歳におなりですが
私の知る27歳の時から全然おかわりない・・・というわけはないけれど
いつまでも若々しく元気いっぱいで、跳んだりはねたりするキャラは
いつまでも変わりなし!!

ホンマ、いつまでも気になるアーティストさんです。
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