地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

地球の膨張と収縮

2016-07-29 05:01:26 | 日記
 地球も中心部で熱を発しているわけですから、太陽と同様に「膨張・収縮」すると考えるのが妥当でしょう。要するに反応が活発になると膨張、反応が鈍くなると収縮という状況になります。
 このときのそれぞれの状況をざっくりと書くと

<膨張>
 熱量が多くなり、地殻部分の生成より融解の方が大となります。その結果、地殻全体が沈み込み、地殻全体の面積も縮小傾向になります。また、地殻が薄くなるので、マグマの熱も地表に伝わりやすくなります。

<収縮>
 熱量が少なくなるので、基本的に膨張の逆の傾向になります。地殻の生成が進み、全体的に地殻が収縮するため、プレート境界での圧力が強くなります。

 
 この現象、もう少し具体的に書いていきますが、まずは「収縮」の方から。
 屈斜路湖で「お神渡り」という現象があります。これどういうものかというと、湖に張った氷が周りの圧力に押されて盛り上がってしまう現象。要するに、氷があまりにもたくさんできたため、お互い押し合って、ドンと一気に盛り上がってしまう現象です。地球でもこれと同じ現象が地殻で起こる、と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
 すなわち、地殻の生成が進むと、表面を覆いきれないほどの地殻ができてしまい、さらに、球形で収縮すると、地表にかかる圧力が平面の場合に比べ強くなります。この結果、あふれた地表がドンと盛り上がってしまうと山脈ができる、ということになります。
 山脈のメカニズムについては、のちにもう少し詳しく書くつもりですが、今は、こんな感じでとらえておいてください。

 そして、膨張です。
 この場合、収縮と逆で、地殻が薄くなり、マグマが地表近くまで上がってきます。そのため、地表にその熱による影響が出やすくなります。
 一つは、地中のマグマの融解現象が、地表近くで起こるため、有感地震が増える。
 もう一つは、マグマが膨張し、さらに地表に近づいているため、地表にマグマが噴出しやすくなっている。いわゆる「噴火」が増える、ということです。

 ご存知のように、最近は世界各国で火山の噴火が相次いでいます。地震も大きいのがあったり、群発地震も多発しています。ですから、自分は、今、地球の膨張期に入っているんだと思っているんですよ。
 そして、地球温暖化と言われていますが、本当の原因は、二酸化炭素の増加ではなく、地球内部の温度が上がり、地表が薄くなってきているため、その熱の影響で気温上昇が起きているとみています。
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