地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

プレートの生成と地震

2016-07-27 04:39:00 | 日記
 7月19日、20日の記事で、地殻の生成について書きましたが、今回はその続きです。

 元々小さな塊ができて、それが集まってたところで、マグマがその塊の隙間を埋めてプレートを作る訳ですが、もちろん、自転や塊同士の圧力があるわけで、比較的小さい塊は、上に押し上げられたり、下に沈められたりして、生成段階ですでに地殻の厚さは均一にはなりません。

 そして、プレート内で起こる地震というのは、大きく分けると2種類。この最初にできた塊の崩壊によっておこるものと、塊の隙間のいわば接着剤の役目をしている部分で起きるものです。そして、基本的に、最初にできた塊の方が丈夫で崩壊しづらいはずですから、隙間部分で起きる地震の方が圧倒的に多いだろうという事です。

 例えば プレートに押す力が働いた場合。
 このケースでは、塊が圧力によってつぶれるという現象が起こる場合と、接着部分が圧力に耐えられなくて塊同士が横滑りを起こしてしまう場合と、大きく分けて2つ。
 もう一つはプレートを引っ張る力が働いた場合。
 このケースでは、よほどのことが無い限り、接着面がはがれて起きる地震だけになろうかと思います。

 今回の熊本地震、そして、今起きている伊豆諸島の群発地震は、自分はこの「引っ張る力」で起きた地震ではないかと思っています。
 というのは、押す力が働いで起こる地震であれば、一度崩壊した部分が滑ったあと、どこかに引っかかって、それ以上動かなくなるようになるだろうと思うんですね。ところが、引っ張られる力が働くと、接着面に隙間ができますから、引っかかりが少なくなる。だから、いつまでもずれ続ける可能性が高いんです。ですから、基本的に群発地震というのは、上記の「引っ張る力」によるものである可能性が高い、と考えていいと思います。
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