内倉真裕美の晴耕雨読

恵み野は「花の街」と言われています。HP「内倉真裕美のガーデニングダイアリー」もご覧下さい。

洞爺湖フォ-ラム

2007年11月25日 23時21分47秒 | イベント・フォーラム

22日「ガーデンアイランド・花大陸北海道in洞爺湖」が開催されました。
洞爺湖は2008年サミットが開催されますが、予算が下りていません。知恵を出してこれから取り組み事になります。

■美しい景観づくりとホスピタリーがテーマで
基調講演 「私の愛する温泉リゾート」
      マリ クリスティーヌ氏(異文化コミュニケーター)
取り組み紹介 ・清里町の「花と緑と交流のまちづくり」について
        清里町花と緑と交流のまちづくり委員会事務局長 奥山英明さん
       ・国道453号花の沿道修景の取り組み
        芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会代表 大谷洋子さん
パネルディカッション「花と緑の洞爺湖を目指して」 
 パネラー 内倉真裕美氏 (恵み野花づくり愛好会事務局長 ブレインズ代表)
      高野 文彰氏 (高野ランドスケーププランニング株ー代表取締役)
      若狭 洋市氏 (社団法人洞爺湖温泉協会会長)
コーディネーター 有山 忠男氏(NPO法人ガーデンアイランド北海道理事・事務局長)

■洞爺湖町の皆さん約150名、その他50名の方々が参加された中で開催。

マリ クリスティーヌさんは愛地球博で広報委員をされていました。マリさんからは次のような提案が・各大使館に向けて大臣夫人に子ども達からメッセージを届けてはいかがですか?そして、各学校毎に各国の唄を現地の言葉で歌うのです。更に各国の花壇を子ども達で作るのは・・・。マリさんは国の政策を乗り越えて子ども達から直接メッセージを送ることが大事。地域の皆さんには今回の事が大変なことかもしれませんが「チャンス」と思って下さい。と力強い言葉を頂きました。

清里町から奥山さんと芸術の森の大谷さんの事例があり、街の人の思いが今の形になった実践的な活動が聞かれ、洞爺湖町にもヒントを戴きました。

特に大谷さんは7年前、会の立ち上げの時に私が伺った経緯があり「今回は恩返しで来ました」と大谷さんが話しをされ、今は立派に会を運営されてるのになんだか主痒い気もしましたがとても嬉しく思いました。

大谷さんは、毎年綺麗に花が咲いていた国道沿いに突然花がなくなりビックリ。開発に問い合わせたところ「来年花壇をアスファルトで埋め立てます」と聞き又してもビックリ。何故か聞くと高齢化したことを理由に今まで花植えを行ってきた老人会が出来ないと話しがあったことで、今回の決定をした。

大谷さんは花が消えた花壇に花を取り戻そうと、地域のみんなに声を掛け、要望書を提出。そして、会を立ち上げたのです。そのことを聞いて一つ返事で、会の立ち上げの為の講演会に無償で伺ったのでした。報酬はなくても皆さんの暖かいもてなしがありましたよ。
内倉はいきに感じると何処でもお邪魔します。

パネルディスカッションでは若狭さんが地元での現状と展望を話され、高野さんがルスツから洞爺湖に入る場所、ウインザーホテルの前までのプランを話され、私(内倉)もパワーポイントを使って洞爺湖周辺を現状と素敵な映像を使って紹介し、目で見て感じ取ってもらいました。

有山さんの進行で総合司会はGIHの坂本さん、会場内は沢山のお花で飾られ、とてもいい雰囲気の中で終了することが出来ました。

終了後、沢山の関係者の皆さんから、とても良いヒントになったとお褒めの言葉を沢山頂きました。

これから、サミットに向けて洞爺湖に色々協力する事になります。GIH208と重なりながら、今どのようになるのか思いを巡らせています。

コメント
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