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あの、刺されると痛がゆくなるイラガですが、1.5㍍ほどの大きさになったノルエーカエデに10匹ほど付いていました。
なんと食欲旺盛なこと。アッという間に葉は丸坊主になりました。
イラガの幼虫はどのように変化して、繭になるのでしょうか?今回それが明らかになります。
前回、掲載したイラガの幼虫は、緑色に背中の部分は赤褐色をしていて、1つのトゲにさらにトゲの花を咲かせたように沢山のトゲを付けています。
ムシャムシャ葉を食べ続けて、長さ2㌢、幅1㌢のコロコロの大きさになったら、葉から枝に移動をして、トゲトゲの表面のトゲが無くなり、つるんとした、緑色のわらじ虫のようになります。
それが、トップの写真です。
幼虫の写真をもう1度おさらい
お次は、その緑のわらじ虫は徐々に茶色くなってきて、綿を出し身体に巻き付け、堅い殻を作ります。枝の二俣の所に、ベッタリとへばりついている。ツルツルの焦げ茶色のタニシのようなのがこちら、よく見ると、白の筋があって、入り口の所が膨らんでいます。
この状態で、冬眠し、又春になったら出て来るんですよね。
繭を2個だけ残して、来年の観察用に取っておくことにします。