仕事前の空き時間に公園に出かける。しばらく出かけていなかったので、球場前のメタセコイアがどんな風に冬を越したのか気になっていたからだ。メタセコイア、今から70年以上前に中国の奥地で発見され、生きた化石といわれていた。その子供や孫が各地で育てられ、日本にももたらせられた。東北大学の構内や榴ヶ岡公園、そして、宮城球場、現在の楽天生命パークの前にも背の高い木が植えられている
この時期は葉を落とし、わずかに枯れ葉のようなものが付いているだけだった。その前には、メタセコイアの化石が置かれ、看板が掲げられてたいこの生物の子孫だということがわかるようになっている。
その看板がどういうわけか、倒れていて一瞬、何が起きているのだろうと思った。誰かが看板を根こそぎ抜き、倒したのか、それとも関係者が立て直しのため一時的に置いたのか、状況を見るとどうも倒されたのではないかそんな風に思った。
太古の生物メタセコイア、起訴のものに被害はなかったがいやな事件を目撃したような感じだった。