ネットで様々な記事を見ていたら、横断歩道で渡ろうとする車が停まる割合についてのJAFの調査が載っていた。驚くべきことに、東北は成績が悪く青森では停まる車の割合が2.10%、宮城では3.40%、福島で3.50%と極めて成績が悪いというかルール無視が多いことが分かった。これに対して、停まってくれる車の割合が多いのは、長野県が58.60%次いで静岡県が39.10%、石川県が26.90%と続く。
先日も横断歩道を渡ろうとして立ち止まっていたら、まるでそこに人などいないかのようにごく自然に横断歩道に車が侵入、スーッと何事もなく通り過ぎて行った。いつ頃からこんな風に横断歩道は停まらなくてもよくなったのか,唖然とさせられた。
マナーというよりはこれはルールの無視、違反なのは明らかだ。
こうした中、仙台市内の交差点ではこれまで点滅信号で運用していた信号機が、しばらくの予告期間を経て、いつの間にか信号機自体が撤去されてしまった。確かに交通量の少ない場所では、信号待ちがロスタイムとなる。しかし、よく考えて見ると横断歩道や信号機は守るためにある。人を守るのが大原則。そんなルールの徹底を求めるのはドダイこの時代に無理なのか、なんとも嘆かわしい出来事、時代になったものだ。