桜の時期までは、まだひと月ほどあるが、４月のこの時期になるとどうしても桜の話題が待ち遠しい感じがする。桜の開花予想も発表され、例年より早い予報が出されている。まあ、桜よりも一足早く「梅」が咲くのだが、どうしても印象が薄い感じがする。それでも、春の走りとでもいえる梅の花の開花は、長い冬？が終わり、ようやく花の季節を迎えるそんな感じがする。
梅といえば菅原道真の天神社、仙台市内には榴岡天満宮があり受験シーズンなど大勢の参拝客でにぎわう。天満宮といえば梅、境内には白梅の木が２～３本ほどあり、先日訪れた時には３分から５分咲きだった。白い梅はどうしても派手さはないが、時期ものだけに早春の香りがする。境内には俳句や和歌などの石碑も建っている。
そのそばに
少しの空き地があり、そこには色鮮やかな紅梅が植えられている。あと十年ぐらいすると大きな木になるのではないかと思う。白梅が勢力を増しているが貴重な紅梅元気に育ってほしい、そんな気持ちで神社の石の階段を下りた。
