朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

啄木新婚の家を訪ねる

2017-11-12 05:13:23 | 日記
先日盛岡を訪れた。
風がやや強く、枯葉が舞うそんな一日だった。
最初に訪れたのは、石川啄木が新婚生活を送った家。
大きな屋根の家でここには数家族が暮らしていたという。
啄木は新婚の妻「節子」と啄木の父母、妹とともにここで3週間暮らしたという。今は、85歳になる管理人がここの案内と世話をしている。

新婚生活には、やや、窮屈な感じだったろうと想像する。
室内には当時の様子をあらわす様々な品物が置かれている。
目を引くのは、妻,節子の弾いた「琴」が置かれていること。

また、この家は武家屋敷の風情を色濃く残しているということで、
天井が低く、刀を振り回すことができないような作りになっている。
また、敵に襲われた時に、天井裏を伝って逃げるような、
隠し部屋的なところも設けられている。

啄木はわずか3週間でここを離れ、市内に転居している。
加賀野蹟町四番戸に転居している。
よほど居心地が悪かったのだろうと、勝手に想像する。

時の流れは当時の様々な家々をも失わせてしまっている。
壊されたり、改築など変更も多々ある。
時の流れはその存在も消してしまっている。
その意味でも、この新婚の家が残っているのは奇跡に近いかもしれない。

コメント
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