花冷え

桜前線は、足早に北上中。
しかし、土曜日の朝もまだ雨が続いている。
一進一退を繰り返し時速20キロ程度で進むとか。

各地の桜を随分見てきたが、独断と偏見で言うと
桜にはお城が似合うという感じがする。

山形では霞城公園、青森では弘前城公園というわけだ。
かつて住んでいた松江も城があり、桜が植えられている。
城には松も似合うが、散り際の美しさは桜にはかなわない。
その辺が日本人の心情とうまくマッチするのかもしれない。

最近は雀たちも花びらの根元の部分が甘いことを知り、ついばんで、花が落ちてしまう。
年々世代を超えて受け継がれているようで、桜が散る前に、花びらが随分と落ちてしまう。
「花は桜木、人は武士、柱は檜、魚は鯛、小袖はもみじ、花はみよしの」
一休宗純禅師の言葉とされる

うまいことを言うものだ。
来週は福島県の三春町の滝桜を見に行こうと思っている。
また報告します。

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